ネバーエンディング素通り
↑ちょっとだけ考えて素通りできなかった話
少し前の寒い夜。ウォーキングからの帰り道、歩道を歩いておりますと何やら
「ガリ…ガリ…」
と音がします。え?何?野犬?と、音がする方を見ますと、歩道脇の側溝から何者かの片手と片足が出ていて、むなしく壁面にすがりつこうとしております。
ジェミニさんまあまあ的確な絵を作っていただき感謝。
妻はこのときの映像がいまでもトラウマ。妖怪かと思った!とのこと。確かに。
あまりに気味が悪いので黙って通り過ぎようかと思ったのですが、放置していくのもそれはそれで気味が悪いので、近づいて声をかけることにしました。
五「大丈夫ですか?(いや大丈夫ではないな)」
?「だいじょうぶじゃないれす…(ヘロヘロ声)」
何か事件に巻き込まれて、ここに叩き込まれてるのかなとも思い、
五「警察呼びましょうか?」
?「呼んでくだしゃい…(ヘロヘロ声)」
ということで生まれて初めて110に電話しました。
警「どうされましたか?」
五「○○に住んでる五郎と申します。道端の側溝に人がハマリ込んでて、出られないようです」
警「本人さんは意識は…ああ、会話はできると、側溝の幅や深さは…ハイハイ、それでそこから自力では…あー出られそうにないと」
五「素人が触らない方がいいかと思いまして、電話しました」
警「ご協力ありがとうございます。警察と救急ですぐ向かいます」
五「(あーそうか、最初は119に電話すりゃいいのか)」
多分この電話のやりとりでは警察の人は「なぜ自力で出られないのか?」が疑問だったと思いますが、側溝の幅は人が横向きでスッポリはまるサイズで、深さも30㌢ほど、頭を下に微妙な下り坂なので、人間の力学的に絶妙に力の入りにくいハマり方。
かくしてあれこれやりとりの後、5~10分の間にケタタマシイ音でパトカーと救急車と消防車が来ました。大がかり…。
やってきた警察、救急、消防の人たちは現場を見て「ああ、こりゃ出られないね」と納得の様子。
で、救急の人がスッポリはまったおじさん(略してスポ爺)をせーので引きずり出すと、物凄い酒臭い。
示し合わせてないですが、多分その場の全員が同じ推理をしました。
いい気分で泥酔状態のスポ爺が千鳥足で帰宅中、足を踏み外して側溝へダイブ。ベロンベロンの前後不覚で力も入らず出られない。
めでたく救急車でお持ち帰りされました。翌朝目が覚めても前夜の記憶、無いだろうなあ。
まあまあ遅い時間だし人通りも少ないしかなり寒かったし、我々夫婦があそこ通りかからなければ、スポ爺は多分朝まであのままで、最悪命があぶなかったと思います。
以来、夜のウィーキング帰りにスポ爺を確認する作業が増えました。
五「今日はスポ爺、いなかったね」
妻「毎日いられてたまるか!(トラウマ)」
五「もしいたら今度はちゃんと119に電話するよ『もしもし救急ですか?大変です、スポ爺が』」
妻「救急の人にスポ爺で伝わらないんじゃない?」
五「救急の人もわかるよ!『え?またスポ爺ですか?どの溝にスポッてますか?』なんてね」
妻「なんで当たり前にスポ爺で通じるんかね?」
ま、とにかく人助けできてよかったです。
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