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2025年3月27日 (木)

もちろん小宇宙が高まると鱗衣もパワーアップします

「聖闘士星矢 海皇再起」という漫画を読みました。
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書店でみかけて前から気になってたんですが、先日ついに誘惑に負けて買ってしまいました。
聖闘士星矢のスピンオフ漫画で、車田さんではなく別な方が描かれております。

時系列的にはハーデス編のちょっとあと。
アテナと星矢たち5人はハーデス編ラストのドサクサで行方不明。そのハーデス編にて「ハーデス」「ヒュプノス」「タナトス」の神様3人を人間(星矢たち)が倒してしまったことで女神ネメシス(憤りと罰の神)がご立腹。神罰執行として隕石を降らせ地球と人類を滅亡させようという状況。

これに慌てる「肉体と108の軍勢をなくした」魂だけのハーデス。
ハーデス「いやあのね、生きてる人間だからこそ、死の恐怖で支配できるわけで、全滅させられても困るのよ」
というわけで、いまだ封印状態のポセイドンを訪ね、
「あなたの封印を解いてあげよう。あと海将軍6人を10時間だけ復活させるので女神ネメシスの神罰執行を止めてほしい」
ということで晴れて封印が解かれたポセイドン(ハーデスの頼みを聞くのは癪だが寝てる間に海を汚されるのも嫌)は平和に暮らしてるジュリアンの体を再び借りて、生き残りの海将軍ソレントも合流し、7将軍揃って女神ネメシスの軍勢と戦う。シードラゴンを騙っていた双子座のカノンも無事10時間だけ生き返るが他の6人をだましていた手前、非常に気まずい

という内容。

作者の方が「スピンオフなんであまり長々やらずに東映まんがまつりのようなバトルに次ぐバトルの短期決戦で描き切りたい」とおっしゃってるように、物語は心地よいスピード感で進みます。

ハーデスにかりそめの命をもらったメンバーは最初トゲトゲした冥衣からはじまり。
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ボロボロのセイレーンの鱗衣もろともポセイドンの血で綺麗に修復され、いっせいに敵本拠地に駆け出す。
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敵方が1人現れるたび、「俺にかまうな先にいけ」と1人ずつ見せ場を作る。
このあたり、原作オマージュに満ちています。東映まんがまつりの1時間くらいのアニメで見てみたい。
敵方の英魂士トップバッターが銀翼のベレロポーン。

Zm250327_03こちら側のトップバッターがクリュサオルでド肝を抜かれるんですが、
ギリシャ神話にてベレロポーンが乗っていた馬がペガサス。→クリュサオルもペガサスも、メドゥーサの血から誕生。なので因縁の相手なのは間違いなし。
ベレロポーンがディバインオンスロートという技を出すシーンは明らかにアニメOPの星矢オマージュだったり。

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現在連載中と思われますので全何巻いくかわからないですが、続きが気になりすぎるのでとりあえず2巻はすぐ買おう(決意)。
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カノンはハーデス編で善の人になったんですが、だからこそこの状況は気まずい…

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