仮想大会

先日メタバース就活※に企業側として参加してみました。
※広島のあの国立大学の主幹で執りおこなわれた大学生向け仮想空間世界の説明会。


いや奇想天外でしたね。
とにかくユーザーインターフェースがゴミ。操作性が終わってて、話したい学生の方に向くのも一苦労な割にマイクに指向性等は無いので、ある程度のワクで囲われた空間にいれば距離関係なく同じボリュームで会話できてしまう。なので企業のブースに３～４人学生が来てても結局１人としか会話できない。後から来た学生も割り込むわけにいかないので黙って立ってるしかない。企業側担当者が複数いても個別に会話ができない。

何に使うのか不明なジャンプボタンがあり、調子に乗ってジャンプしてたら天井の鉄骨にハマって抜けなくなりました。まあログインしなおして事なきを得たわけですが、家庭用ゲームソフトでそんなのあったら大炎上ですよ。
あとログインしなおしたとき出現ポイントのプライオリティが考慮されておらずランダム出現なので、ゲーム事業部の役員の頭の上に乗ってしまいました。これはジャンプで回避。
ゲーム事業部の役員「この短時間に深刻なバグを２個見つけるのさすがですね」
五郎「いやｗデバッグしようとしたわけじゃｗ」

運営側のシステム開発会社でなくてよかった。こんなんクレームの嵐ですな。
５年くらい続けていけばシステムもこなれてくるかもしれないですが、メタバースがすでにオワコンだと言われ始めている現在、果たしてメタバース就活はこのさき生き残ることができるのか？

そんなことを思いながら、
「ものすごい遠くでこちらに背中向けてボリューム大で説明している弊社役員の姿」
が面白すぎて、マイクオフにして笑っておりました。

ヤベえイベントでしたわ。