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2023年8月の3件の記事

2023年8月28日 (月)

やみくもにチャレンジする時期は過ぎた

今年も頑張りました社労士試験。
回答速報見て、「また来年も頑張ります」という決意を新たにした所存です。

今年は午前(虫食い)がバカスカ点が取れて、午後(5択)で苦戦。
そんな年でした。
3時間半、350肢のA~Eの中から選びなさい・・・は年齢的にもキツイですね。
なんか最後らへん
「もうCでもEでもどっちでもいいか」
みたいに思い始めて(いいわけねえだろ)。

いやそんな馬鹿なとお思いかもしれませんが、3時間くらい延々と「Cかな?Bかな?でもEもあやしいよな」みたいなことをやっていると、脳から(これ以上は危険だ)みたいな救助信号が出ますわ。

ところで今日、仕事の関係でキャリアコンサルの人と会話する機会があったので、
「仕事上ではなくて資格の勉強のことなんですが、モチベーションを維持し続けるのどうしたらいいですかね?」
と直球で聞いてみたんですよ。
そしたらその人、社労士の資格も持ってて、司法書士の資格も持ってて、他にもなんか長い名前の資格を持ってて、会話が盛り上がりました。勉強方法とか色々有益な情報が得られてよかったです。

「3・4・5・2・1の法則」
とか、
「(勉強に)飢えるために半年くらい勉強を辞めてみる」
とか、参考になりました。半年勉強を辞めるのは勇気がいるし、そこまではできないですが、飢えるために時々距離を取ってみるのはいいかもしれません。

【今年の吹いた問題@労災保険から】
新卒で甲会社に正社員として入社した労働者Pは、入社1年目の終了時に、脳血管疾患を発症しその日のうちに死亡した。Pは死亡前の1年間、毎週月曜から金曜に1日8時間甲会社で働くと同時に、学生時代からパートタイム労働者として勤務していた乙会社との労働契約も継続し、日曜に乙会社で働いていた。また、死亡6か月前から4か月前は丙会社において、死亡3か月前から死亡時までは丁会社において、それぞれ3か月の期間の定めのある労働契約でパートタイム労働者として、毎週月曜から金曜まで甲会社の勤務を終えた後に働いていた。Pの遺族は、Pの死亡は業務災害又は複数業務要因災害によるものであるとして所轄労働基準監督署長に対し遺族補償給付又は複数事業労働者遺族給付の支給を求めた。当該署長は、甲会社の労働時問のみでは業務上の過重負荷があったとはいえず、Pの死亡は業務災害によるものとは認められず、また甲会社と乙会社の労働時間を合計しても業務上の過重負荷があったとはいえないが、甲会社と丙会社・丁会社の労働時間を合計した場合には業務上の過重負荷があったと評価でき、個体側要因や業務以外の過重負荷により発症したとはいえないことから、Pの死亡は複数業務要因災害によるものと認められると判断した。Pの遺族への複数事業労働者遺族給付を行う場合における給付基礎日額の算定に当たって基礎とする額に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。


働きすぎ!
ていうかまだ選択肢にたどり着いてない前提条件だけでこの長文。このあとこのPさんの給付基礎日額は何日になるかという5択が並びますが、それ以前に「そら過労死しますわ」という内容。
働きすぎは良くないよ!

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2023年8月 7日 (月)

熱いことになってきた

猛暑ですね。 

今年も無事に受験票がとどいたので、受験申込はちゃんとできていたようです。
事務局の注意事項を読む限り、今年はノーマスク(自己責任)で試験を受けて良いようで助かります。

マスクして受験とか、酸欠になりますからね。


そんなわけで雑兵とマジョリティも8月3日で18年目に突入。
これからも細々と趣味を発信していく所存でございます。

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2023年8月 2日 (水)

蛻る者の歌

ある日のことでございます。
夜道を家路に急いでいると、路上の草株に足を取られもがく蝉の子に行きあたりました。何年も地中で過ごし、地上に出てきてこれからというのになんと不運なことか。不憫に思い、手に取るとまだまだ元気な様子。ここで会ったのも何かの縁と、蝉三郎と名付け、近くの木の幹にそっと這わせました。蝉の子はこちらを振り返ることもなく木を登っていきました。
そんな出来事も忘れていたある夜。
夕げを済ませ、傍らの書物を読んでいると、静かに戸を叩く音が。
出てみるとそこには旅姿の若い男が立っております。肌の色は褐色で手足は細く長く、目は黒曜石のように黒く大きい。
「遠い地からやってまいった旅の吟遊詩人でございます。一夜の宿を所望いたしとう存じます」
「おおこれはこれは遠いところよう来なすった。何の気散じもないところじゃが、あがりなせえ」
男は夕げのすすめを断り少しの水を飲むと、荷を解き、中から異国情緒ある竪琴のような物を取り出しました。
「一夜の御礼に、歌を歌います」
家人は皆、邪魔をせぬよう静かに見守りました。男は大きく息を吸い込むと、


「ミーーーーーン

ミンミンミーーーン!」

(あのときの蝉三郎でございますーーーー!)

「ミーーーーーーン!」

(こんなに立派になりましたーーーーー!)


「余所に行ってくれーーーー!」

どっとはらい

☆☆☆

昔話って基本「めでたしめでたし」ですが、たまに「特に悪いことをしていない主人公がひどい目にあう話(後味悪い系)」がありますね。嫌いではないです。いやむしろめでたしめでたしよりは好きかもしれません。上記くらいなら「まあ蝉が元気そうでよかったじゃないですか」と言えますが、そんな私でもさすがに「吉作落とし」は擁護できませんな。

最近の夜の公園うるさすぎ(平和)。

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