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2022年2月13日 (日)

実は豪華メンバー

手塚治虫アシスタントの食卓という漫画を読みました(実際に読んだのは去年ですが)。
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1970年代にわずか1~2年、漫画界の神に師事した同期5人のお話です。
ほんわかした絵で日常系のゆるい漫画なんですが、先に書いておきますが、ちょっとネタバレがありますので、この漫画をまさに今から読もうと思ってる人はスルー推奨。

主人公は堀田あきおさん。
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堀田さんて平成初期くらいに「アジアのディープな歩き方」とか「インドに行ってみた」とか紀行系旅漫画を描いてる人というぼんやりしたイメージしかなかったです。
作中ではデビューが近い他の4人に置いていかれそうな焦燥感を抱きながらも、同期で仲良く研鑽してる姿が描かれてます。

若いころから発言力の高そうなフクダさん
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初手から抜群に絵がうまいワタベくん
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少女漫画一本に絞って応募作を描いてるノブくん
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5人の中で一番(引くほど)絵がうまく手塚担当編集から「何か描いたら持ってきてよ」と声をかけられてるシミズくん
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読んでて面白いのは手塚プロのアニメ班との仲の悪さ。
当事者それぞれの言い分はあると思いますが、
「漫画で稼いだ金をアニメで湯水のように使いやがって」
というグツグツした思いがあるようす。
「アニメ班がてんやわんや」のエピソードは、ちょうど24時間テレビの手塚アニメ1作目「バンダーブック」制作にあたるところで、ご存じのごとく8月第4土曜から日曜にかけての24時間テレビなのに、8月に入ってまだ全然アニメができてないとか、漫画部の同期5人もアニメの作画に駆り出されてよけいにカッカきてるとか、ギリギリアウトレベル。
(小学生の頃見てたな~24時間テレビの手塚アニメ)

フクダさんが新人賞に応募する作品を他の4人で手伝うエピソードも、今なら「え、それは反則じゃない?」と思わないでもないですが、まあ昭和の群像劇の勢いとか、熱意とか、友情とかが伝わり、じんわりと良い読後感です。

なんだかんだあって巻末にシミズくん除く同期4人の座談会があるんですが、そこで判明するフクダさん、ワタベくん、ノブくんの正体。
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これが読んでて一番衝撃で、声が出ました。
さすが手塚先生のところのアシスタントさんて、皆一線級の漫画家さんになってるんだなあと。
対談中のわたべ淳さんのひとこと「アニメを手伝わされていたとき、なぜ先生に対し素直になれなかったのか…」という後悔が、わかるけど若いときはわかれないよなあと痛切です。

続編が見たい見たいとずっと思ってたんですが、調べたら去年の11月に2巻が出てますね!やった!続き気になる。
速やかに手に入れたいと思います。

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