2022年2月の3件の記事
2022年2月21日 (月)
2022年2月13日 (日)
実は豪華メンバー
手塚治虫アシスタントの食卓という漫画を読みました(実際に読んだのは去年ですが)。
1970年代にわずか1~2年、漫画界の神に師事した同期5人のお話です。
ほんわかした絵で日常系のゆるい漫画なんですが、先に書いておきますが、ちょっとネタバレがありますので、この漫画をまさに今から読もうと思ってる人はスルー推奨。
主人公は堀田あきおさん。
堀田さんて平成初期くらいに「アジアのディープな歩き方」とか「インドに行ってみた」とか紀行系旅漫画を描いてる人というぼんやりしたイメージしかなかったです。
作中ではデビューが近い他の4人に置いていかれそうな焦燥感を抱きながらも、同期で仲良く研鑽してる姿が描かれてます。
5人の中で一番(引くほど)絵がうまく手塚担当編集から「何か描いたら持ってきてよ」と声をかけられてるシミズくん
読んでて面白いのは手塚プロのアニメ班との仲の悪さ。
当事者それぞれの言い分はあると思いますが、
「漫画で稼いだ金をアニメで湯水のように使いやがって」
というグツグツした思いがあるようす。
「アニメ班がてんやわんや」のエピソードは、ちょうど24時間テレビの手塚アニメ1作目「バンダーブック」制作にあたるところで、ご存じのごとく8月第4土曜から日曜にかけての24時間テレビなのに、8月に入ってまだ全然アニメができてないとか、漫画部の同期5人もアニメの作画に駆り出されてよけいにカッカきてるとか、ギリギリアウトレベル。
(小学生の頃見てたな~24時間テレビの手塚アニメ)
フクダさんが新人賞に応募する作品を他の4人で手伝うエピソードも、今なら「え、それは反則じゃない?」と思わないでもないですが、まあ昭和の群像劇の勢いとか、熱意とか、友情とかが伝わり、じんわりと良い読後感です。
なんだかんだあって巻末にシミズくん除く同期4人の座談会があるんですが、そこで判明するフクダさん、ワタベくん、ノブくんの正体。
これが読んでて一番衝撃で、声が出ました。
さすが手塚先生のところのアシスタントさんて、皆一線級の漫画家さんになってるんだなあと。
対談中のわたべ淳さんのひとこと「アニメを手伝わされていたとき、なぜ先生に対し素直になれなかったのか…」という後悔が、わかるけど若いときはわかれないよなあと痛切です。
続編が見たい見たいとずっと思ってたんですが、調べたら去年の11月に2巻が出てますね!やった!続き気になる。
速やかに手に入れたいと思います。
2022年2月 9日 (水)
セメネンコとかいうビッタビタにゴン攻めしてきそうな名前の選手
↑256回転サルコーとかしてきそう
↑それもうドリルでは?
すんません、それくらいしか今大会、くつろいで観戦できなくて。
夏のジュードーとかタイソーのときも思ったんですが、ジャンプとかフィギュアはちょっと悲壮感が違いますね。カーリングとの温度差がすごい。
夏のスケボーはほんとに見てて楽しかった。金メダルの女の子、待ち時間にあらいぐまラスカルのOP聞いてんですよ。いいなあ。癒される。
そらもうジャンプとか「メダル確実!!」とか言われまくってて結果出さなきゃならないから悲壮感は出ますわ。
だから運営もテキトウに計測してスーツが2㌢大きいとか、ちゃんとやってんのかと言いたい。毎月五輪なら「今月はまあいいか」で済ませられますが(いや済まないか)、4年に1回の競技でスーツがちょっと大きくて失格とか憤懣やるかたないですよ。
(氷上にできたミゾはもう、ある意味全員同じ条件なんで致し方ないですが)
夏のスケボー解説の人に実況してもらったら少しは悲壮感が薄らぐんだろうか。
「鬼ヤベー、ユヅ君ミゾにビッタビタにはめてきた。辛れぇーっすわ」
フリーにそっと期待してます。
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