総力戦という言葉を煮詰めた感じ
きめつの最終巻、読みました。
もうね、シンドイっすよ。そこかしこでグッと魂をゆさぶられました。
最終決戦は本当に総力戦でしたね。柱も一般隊士もかくしの人たちも、何の上下もなく団結して事に当たってました。
何の力も持たされてないのに、主人公を助けるために走り出すかくしの人たち。
そういう、名も無きヒーローに弱いんです。
で、一番心を掴まれたのは、やっぱり猪です。
ズルイよあの人は。ほんとにズルイ。
あとはヒメジマさんの心が救われたのは泣けたなあ・・・
誰が生き残って誰が命を落としたとか、そんなネタバレをするつもりは無いですが、鬼を滅するということにかかわったすべての人の心が救われた、そんなラストでした。
MVPはゆしろうさんだと思います。
人間のためにあんなに頑張ってくれるとは思いませんでした。
ギユーさんは例によって平常運転でこんな感じなんですが、隣のウロコだきさんも中々ですよ。
良い作品でした。
お願いですから、最終回までアニメ完走してください。16巻もそうですが、23巻の柱の技ラッシュは早く映像で見たい。
| 固定リンク | 1
「雑記2020」カテゴリの記事
- 漫画作品の安易な実写化に警鐘を鳴らしたい紳士淑女を黙らせる出来(2020.12.29)
- しかし我が家はマンザイの方を見る(2020.12.20)
- でもあのアニメとコラボしてるのはくら寿司なんですよ(2020.12.11)
- 総力戦という言葉を煮詰めた感じ(2020.12.06)
- ギユーさんは16巻くらいまでリミッターがかかってて(2020.11.22)
コメント
良かったですよね、最終巻。
仰有るとおり、悲しい結末を迎えた方々も、心だけは救われたのが良かった。鬼も、悲しい過去から鬼になってしまったモノ達には救いがあったのが良かったですよね。
最終回は初見は「ん?この話だけ浮いてる?」と思ったのですが、「思いは受け継がれていく」というのがメインテーマだもんなぁと気付いてからは、ストンと腑に落ちましたね。
ホントに良い作品、そしてラストでした。なかなか出来ることじゃないと思うのですよ。
投稿: 歯車ごろー | 2020年12月 9日 (水) 11時40分
ごろーさんこんばんは!!
悲壮感あふれる大正時代の昔話があったからこそ、現在のほんとになんでもない日常になってるのが泣けるんですよねー。
不死川兄が弟にかけた言葉「俺がそこに鬼なんか行かせねえからよ(意訳)」が効いてる最終回だと思いました。
コマがものすごい小さいんですが、三郎おじさんが泣きながら駆け寄ってくるところ、ほんとにグッと来ます。
良い漫画と出会ったと思います。
あとは粛々とアニメ化を待ちたいと思います。
投稿: 早瀬五郎 | 2020年12月10日 (木) 18時51分