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2012年10月22日 (月)

こんな面白い催し物があったとは

書き出し文学大賞について
http://portal.nifty.com/kiji/121018158000_1.htm

「書き出し小説」という名の如く、書き出しの1行ほど書いてあとは読んだ人のイマジネーションにまかせるという試み。タイトルや作者名も付けてはならない、書き出しの1行だけで勝負というガチンコぶりです。

応募要件も「ハンドルネーム」、「メールアドレス」、「書き出し文」だけを求められてるので、お気楽投稿できていいですね。

私も考えてみたいと思います。

樹海で発見された遺体の右手には、7月12日の日めくり暦が握られていた。
あれ、ボケようと思ったのに、意外と普通のミステリーぽいぞ。だめだな。

もう西瓜は与えないでくれ。それが義彦の最期の言葉だった。
自分に対してなのか、カブトムシに対してなのか。死のまぎわに言うくらいだから、物語の根幹のはず。しかし弱いな。投稿するほどじゃないな。

・・・なんでミステリー小説ばかり書き出してるんだろうな私。

そりゃイーペーコーじゃなくてチートイツじゃない。ステファンは笑った。
外人さんだって麻雀はするでしょう。ただたとえばブラピ顔の人が
「ロン、チートイツ。オープンドラ&リバースドラ」
とか言ってんだろうか。クリスティーさんの小説で麻雀が出てくると、もの凄い違和感覚えます。ブリッジやってて欲しい。

清十郎はおおきなくさめをした。切腹の最中にである。
いや、この時代小説は広がらないな。

もっともっと短くしたいな。純文風な雰囲気が欲しい。

父が死んで、九十七年になる。
長生きじゃね?主人公、長生きじゃね?ムダに長い大作の予感w

トンネルを抜ける前から、南国だった。
イカンwパクリだし、程度がひどいw

なんか、考えて投稿してみようと思います。みなさんもおひとつどうでしょうか。

※じつは名作の書き出しだけを集めて解説をつけてる本もあるくらいなので、最初の1行というのは、そんな簡単なものじゃないんです。大作家といわれる人たちも、悩みに悩みぬいて決めるようです。
タイトルと、最初の1行目はそれくらい大事なんだというのをあえて「まじめにふまじめに捉えた試み」のように思えます。書き出し文学大賞。

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