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2012年6月14日 (木)

ついに念願の「作画崩壊作品の金字塔的アニメDVD」を手に入れたぞ!

↑同志ならわかってくれるはずですが、褒めてます。メッチャ褒めてます。泣きそうなくらい褒めてます。

「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」の全話DVDセットを購入致しました。
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本来の価格はおよそ9千円らしいですが、セブンネットで買うと8千5百円でした。
多分アマゾン等で買うともっと安いはず。

良い世の中になったものです。

簡易パックに5枚入り。全30話。特典映像は特になし。当時スタッフのインタビュー付き解説書などなし。
本当に純粋に「全話データを5枚のDVDにしました。オマケなし。だから安くしときますよ」っていう潔い商品です。

もう、見るぞーーー。

DVDが擦り切れて粉になるまで見るぞーーー。

開幕ストーリーの1話~5話は、実際のところ厳しい内容なんですが、まあそれも今の目で見ると味わい深いわけです。
ロディマスのオッサン顔も当時「キッツイなあ」と思ってたんですが、今ではこの顔じゃないと無理ですし。G1シリーズにヒーロー顔ってなんか間違ってるっていうか。
ウルトラマグナスの声も当時速水さんの声で「若いのに無理してるなあ」と思ったんですが、もうこの声じゃないとウルトラマグナスじゃないですし。最終回の

「ヒーヒヒヒヒ! どこだ出て来いィ! ヒィヨッ子ルゥオディマスゥゥゥ!」

も速水さんじゃないとだめですし。

↓この2話の場面だけでも突っ込みどころ満載なのですが、大人の度量で流していきたいところです。
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まだ軍団に加わってないアニマトロンがなぜいるのか?とか、ガルバトロン様を救出に行くぞ!オー!て言うてるモブの中になぜガルバトロン様がいるのか?とか、考えたら負けです。
あれはガルバトロン様の影武者なんですよ多分。

他にも、
ブロードサイドって「4人の捕虜」の回で、一度デストロンとして出てきたような…
などと思ってはいけません。デストロンに、変身能力のあるやつがいるんです。上記ガルバトロンもきっとソイツの仕業です。ガルバトロン様助けに行くっていうんでテンションあがって同じ姿に化けてみましたってことです。ガルバトロン様があんな罪の無い笑顔のわけがない。
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やったーカッコイイィー!

「戦いか?死か?」で、ブルーティカスとブロウルが同じくらいの身長で並んで立っていたような…
左足(ブロウル)はずしてたんだヨォォォ。言わせんなはずかしい。ブルーティカスが小さく見えたのはそのとき彼がビビッてたから、その心象表現としてあえて小さく描いてあるんだヨォォォ!!

ブロードサイドって「音楽惑星の挑戦」あたりまでAKIRAのデコスケ野郎みたいな顔してたんですが、急にガンダム顔になったような…
ストーリィー外でダンバインの黒騎士みたいに顔に大怪我負って(本人談)、イケメンマスク付けてンダヨォォォ…きっと。

最終回でコンボイ(死体)の乗った宇宙船が出てきてモーガン博士とグレゴリーに救助されますが、あれって「コンボイの影」のとき敵方に突っ込んで爆発四散したはずじゃ…
集中放火浴びてた中だるみのときに、モーガン博士とグレゴリーがコンボイの死体をそっと連れ出して、そのあと爆発四散したんだよぉ!

敵味方入り乱れて日本に来たとき、ラナマックとラナバウトのカラーリングや顔があきらかにスタントロン部隊…

いいから、DVDが粉になるまで見ようゼ!

そもそも声がラナマックとラナバウトなんだからいいじゃないですか(震え声)。

 

 

とにかく私の中で一番大切なアニメ作品です。

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コメント

「いいね!」

これはいいですねー
結構安いし

腹の立たない突っ込みどころが満載というのが素晴らしい!

投稿: Moonface | 2012年6月15日 (金) 00時51分

Moonfaceさんこんばんは!
これ、いいですよね!
ヤフオクなら1980円クラスもあるんじゃないかと。
色んなアニメのLD-BOXにン万円払ってた頃が今は昔ですよ。

あの頃はあの頃で、作る側にも消費者にも、変な熱気があったんでしょうけど。

トランスフォーマープライムは、あれはあれで良いんですけどカッコよすぎて、ビーストウォーズのような隙がなくてイマイチはまれません。

夜な夜な2010を視聴しながら、ナレーションの政宗さんに
「今日のトランスフォーマー2010、どうだったぁあ!?!?」
と言われて
「良かったッス。最高ッス」
とテレビに向って答えてます。

投稿: 早瀬五郎 | 2012年6月15日 (金) 18時31分

早瀬五郎さんこんばんは!お久しぶりです!忙しくなってしまって造形は全然ですが、ブログは夜な夜な楽しく拝見させていただいておりますいやぁ良いお買いものをされましたねぇ(◎´∀`)ノ
つっこみが楽しすぎて胸がいっぱいになりました!またこの手のネタがありましたらブログで教えてくださいねぇ(笑)

投稿: にふてい | 2012年6月15日 (金) 21時13分

 かっこいいパッケージにだまされたらひどいことに……(^_^;
 本編はあんななのに、当時から、テレビマガジンのアニメ絵本とかでは、やたらぎとぎと彩色のすごいかっこいい絵が描かれていたりして、なんかギャップが楽しかったですね。

 なにか海賊版かと思ってしまうような安さですね。このくらいでいろんな作品が出てくれるとうれしいですが。

○モブにガルバトロン
 これは気付きませんでしたが、無印でも同様なシーンありましたよ。
 「みんなでバンブルを助けに行くんだ!」「オーーッ!!!」
 と気勢をあげるサイバトロンの面々のなかに赤いバンブルが。お前誰よ。

 なんか、とにかく描いとけって感じなんでしょうか。ただ、脚本は向こうでも作画は東映だったと思うので、なんでこんないいかげんなことが起こるのか不思議ではありますが。

 デバスターかな? なんかモアイに似たハゲオヤジみたいなのと、ちゃんとヘルメットをつけたのと、回によって頭のデザインが変わるんですけれど、担当しているスタジオによって出回っている設定画が違うんでしょうか。

投稿: こにし のぶお | 2012年6月15日 (金) 23時53分

オオーーーにふていさんお久しぶりです。
ブログの更新が止まっておられて、「お忙しいのかな??」と心配していたんですが、コメントいただけてよかったです。
造形、一旦止まると、再会にはパワーいりますよね。MPロディマスも出ちゃいましたしねぇ。
造形&ブログは、にふていさんのペースで続けてくださいね。モチベアップに他のもの作り始めるのもひとつの手ですよ。
2010DVDは、ほんとにいい買い物しました。
どこから見ても一級品。どのエピソードも一級品です。
思い立ったように、2010ネタを爆発させるかもしれませんので、気長にお待ちください。

投稿: 早瀬五郎 | 2012年6月16日 (土) 00時06分

こにしさんふたたびこんばんは。
作画に関しては、東映がやってる回と米国の会社、あと韓国の方の会社もからめて分業でやってたようです。
東映回以外はいわゆる昔のアメリカアニメのようなタッチになるんで、見分けがつきやすいですね。東映担当回になると突然エッジのきいたジャパニーズロボアニメになるんで、これもわかりやすいですw
ロボアニメに対する気合の差でしょうね。
「ヒーローロボットとはこうなんや」
というものが、東映以外の作画スタジオには無いんでしょうねえ。
「渡る世間は鬼ばかり」のスタッフ・キャストに「ガンツ」の製作をお願いするような違和感とでもいいますか。一応頑張って「ガンツ」作ってもらえたんだけど、なんか違うよな…石坂さんのナレーション、入れてくれなくてもよかったんだけどな…ってな感じで。

2010の「原始の呼び声」の回はオーバリズム全開で、むしろひねくれた私からすると違和感があります^^;

投稿: 早瀬五郎 | 2012年6月16日 (土) 00時17分

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