「せっかく角を折ったのに」ってのは重複表現ですか?
↑そんな文章、書く機会が無いのですが。
とりあえず、推敲作業、終わらせておこうと思います。
たぶん、やってもやってもキリが無いのは間違いないので。
紙推敲は素晴らしい。PC上ではもう目に入ってこない。
気づきました。たぶん、見渡し感(もしくは全体把握感)だと思います。寄っても引いても紙の文字は認知できます。web上だと、小さくすると文字がつぶれる・・・てか目が痛い。紙は全体を見渡すことができる。
web上だと一文字ずつ追ってるような感じがします。引き換え、紙は文節単位、塊単位で読んでる感じ。これみなさん、ぜひお手持ちの紙文章を眺めてみてください。1行まるごととか、1行を半分ずつくらいのカタマリで脳が認識してませんか?
だから読点の打つ位置の違和感に気づくんだろうなあ。
今更ながら、行頭一文字空けてないとこを発見したり。
とりあえず、今の状態で印刷しておいて、一週間くらい寝かせて、最後の最後にもう一周してみよう。
あと、実は「声に出して読んでみる」というのがガチですごいです。リズムのおかしいところ(つまり文法的にアレなところ)とか、読点をどっちに打とうかってとき、助けてくれます。
深夜作業なんで、小声でしか音読できませんが。
とにかく今日は早く寝ます。本当です。
☆☆☆オマケ☆☆☆
「彼から教わった、あの歌を歌おう」
って、思いっきり重複してるんですが、他に気の利いた言い方無いんですよね。歌を歌おうって口で言うとそうでもないですが、文字になるとカブリ感が尋常じゃないなあ。
以下、他の言い方検討。
「彼から教わった、あの歌を口ずさもう」
わずかなことなんですが、もう少し短く言いたい。惜しい。
「彼から教わった、あの歌をかなでよう」
理想から遠くなった。硬い。しらじらしい。中2クサイ。
「彼から教わった歌。自分で歌ってみよう」
ふたつにわけて、あいだにいろいろ挟んでみる。
厳しいなあ…
日本語は難しい。
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コメント
「校正は紙で読み合わせ」「機構デザインは原寸で描く」…もう気持ちのイイ基本ルールですね!こんな事言ってるとロートル扱いされる昨今ですが、一人でウンウン頷きながら読みました。
PC画面の嘘については、かのトミノさんが「写真や画面で絶景を観ても、その経験では演出は出来ない(意訳)」と言ってたものです。
〈オマケ>「今日は自分で歌おう。彼に教わったあの歌を。」とかどうでしょうか…ハイ厨二病ですね。。
投稿: ごんちゃっく | 2012年2月28日 (火) 20時33分
ごんちゃっくさんこんばんは!
肉眼と画面視の差はなんなんでしょうね?上手く説明できないんですが、情報量が違いますよね。
トミノさんはさすが伊達に偉そうなわけじゃないですね。いいこと言うなあ~。
ロートルと呼ばれてもいいです。
「現物あわせ」にロマンを見出したいですね!
>オマケ
いいですね!前後を入れ替えてみるの気づきませんでした。厨二風ですけど、味わいがあります。
「俺たちの歌を歌おう」
↓
「歌おう。俺たちの歌を」
ドラマを感じます。
困ったときの参考にさせてください。
投稿: 早瀬五郎 | 2012年2月29日 (水) 19時12分