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2011年10月の26件の記事

2011年10月31日 (月)

本当はこういうのをやろうと思ってたんですが…

宮部さんの本読んでたんで、少し休んでましたが、西遊記も引き続き読んでいきます。

シングルタスク人間なので、複数の本を同時に読めません。西遊記読み終わってからまた、クリスティーさんのシリーズに戻っていきます。

ふと不思議に思ったんですが、テレビドラマを一週間に複数見るのは可能なのに、小説を複数同時に読むのはなんで出来ないんでしょうか?

あ、できる人もいるのか・・・私は出来ないですねえ。1冊読み終えてからじゃないと、次の1冊に行けません。

 

で、話を西遊記にもどしますが、ホントは西遊記まとめシリーズというのは、自分であとから見返して、「何回は何の話」というのがすぐわかる、早見表のようなものを作ろうと思ってましたが、すでに皆さんご存知のごとく、あのクドクドした長文まとめシリーズになっております。

反省の意味をこめて、以下、今まで読んでいるところまでを1行まとめにしてみました。

あらためてわかるのですが、牛魔王の話はアッサリ目なんですね。金角銀角や黄袍怪の方が長い。

あと、「大魔王、二大王、三大王」の話を昨日読み終えたとこですが、アノ話しつこいですねえw

 

01:石から猿が生まれ、花果山水簾洞の王になる
02:祖師から名前と術を授かり故郷に帰って混世魔王征伐
03:悟空、東海龍王から棒を貰い、冥王を脅して不死に
04:天界に招かれるが馬番が嫌で、桃園管理に
05:悟空VS天界
06:悟空VS二郎
07:悟空VS釈迦
08:釈迦、取経ルート確認と取経僧探しを観音に命じる
09:よみがえる太宗皇帝01
10:よみがえる太宗皇帝02
11:僧侶玄奘登場
12:玄奘、皇帝から三蔵の名をもらう
13:三蔵、太白金星に救われ、劉伯欽にも救われる
14:悟空加わるが、盗賊6人を殺して頭にタガはまる
15:龍太子加わる
16:錦襴の袈裟泥棒01
17:錦襴の袈裟泥棒02
18:八戒登場
19:八戒承伏
20:黄風怪01「虎先鋒」
21:黄風怪02「霊吉菩薩VS黄風怪」
22:悟浄登場
23:観音、普賢、文殊の「キャッキャウフフ作戦」に騙される
24:人参果01
25:人参果02
26:人参果03
27:白骨夫人が三度来る
28:黄袍怪VS八戒
29:黄袍怪VS悟浄
30:黄袍怪VS白馬
31:黄袍怪VS悟空
32:金角・銀角01
33:金角・銀角02
34:金角・銀角03
35:金角・銀角04
36:宝林寺到着
37:偽烏鶏国国王01
38:偽烏鶏国国王02
39:偽烏鶏国国王03
40:紅孩児01
41:紅孩児02
42:紅孩児03
43:勘違いヨウスコウアリゲーター
44:虎力大仙、鹿力大仙、羊力大仙01
45:虎力大仙、鹿力大仙、羊力大仙02
46:虎力大仙、鹿力大仙、羊力大仙03
47:通天河01
48:通天河02
49:通天河03「観念しろ金魚!」
50:独角兕大王01
51:独角兕大王02
52:独角兕大王03「観念しろ!こって牛!」
53:如意真仙
54:西梁女人国女王の求婚
55:昴日鶏VSサソリ女怪
56:悟空、盗賊を打ち殺して破門
57:悟空VSニセ悟空01
58:悟空VSニセ悟空02
59:VS牛魔王の嫁
60:VS牛魔王の愛人
61:VS牛魔王
62:三蔵の宝塔掃除
63:二郎真君VS九頭虫
64:VS松、柏、檜、竹、杏
65:VS黄眉大王01
66:VS黄眉大王02
67:八戒の道普請
68:賽太歳01
69:賽太歳02
70:賽太歳03
71:賽太歳04「観念しろ犬コロ!」
72:7人の女妖怪
73:昴日鶏&毘藍婆菩薩VS百眼魔君
74:大口の大魔王、鼻が長い二大王、頭のいい三大王01
75:大口の大魔王、鼻が長い二大王、頭のいい三大王02
76:大口の大魔王、鼻が長い二大王、頭のいい三大王03
77:大口の大魔王、鼻が長い二大王、頭のいい三大王04

引き続き、読んでいきます。

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2011年10月30日 (日)

柿家族化が叫ばれる!

柿家族化が叫ばれる!
柿家族化が叫ばれる!
柿家族化が叫ばれる!
実家の柿の木スゴイ!
家族総出で柿磨きしました。

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2011年10月29日 (土)

異形な怪物が好きなもので

しばらく更新してなかったので、「もしかして諦めたか?」と思われているかもしれませんが、地道にやってます。造形班。

※画像クリックで大きめ画像でおたのしみください。

Zm111029_01

左右対称の形出しのところでものすごく時間を食ってますので、見た目進んでません。
Zm111029_02

こちら側、全然まだですので、小さめ画像でおたのしみください。
Zm111029_03

で、線のカッチリした左右対称モノをずっとやってると、それはそれなりにストレスたまってきますので、左右非対称なカッチリしてないものを間に挟んだりしつつ、テンションを維持したり。
Zm111029_04

デストロン怪人は楽しい・・・
Zm111029_05

もちろん最優先はゴッドスパーカーですが、イカファイヤーなんかも作ってみたいなあ・・・

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2011年10月28日 (金)

二つ以上の言葉で成り立つタイトルを順番入れ替えてみたら妙にスケールダウン

ブログネタ: あなたの好きなゲームソフトNo.1は何?参加数

時間無い時はブログネタに頼ります・・・といってもロクなネタが無かった。

好きゲーは、このブログでも時々話題に出ますが、ディープダンジョンの1作目です。

村人のセリフ「今度出るファイナルファンタジーもよろしくね」が懐かしい。

ファイナルファンタジーが、ファンタジーファイナルだったらあんなにヒットしなかっただろうか。

語感というか、リズムというのは重要だと思います。てなわけで記事タイトルを試してみる。

・休日のローマ

・元の味

・人の恍惚

・門の青春

・踊り子の伊豆

・海と老人

・太陽の真夏

・塩の伯方

・犬の黄金

・秘宝の死とハリーポッター

・惑星の猿

・軍団の猿

・夕日の三丁目

・イサム少年の荒野

・一滴の大河

・夜の銀河鉄道

・ウルトラマン帰ってきた

・恐竜ののび太

 

なぜだろう、このガッカリ感、裏切られ感w

皆さんもおためしください。

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2011年10月27日 (木)

着の身着のまま観音

西遊記読んでまえシリーズも、作中の距離で約半分の、通天河・霊感大王エピソードです。

・・・そもそも霊感大王て誰?と思う人も多いのですが、

「あの、いけにえになる男の子女の子の代わりに悟空と八戒が化けて潜入するやつ」

というと、まあまあの人が「あーあの話」てなる妖怪です。

同じように三蔵と八戒が妊娠する話は知ってても、そのとき闘う相手が如意真仙てとこまでは知らない人、多いかと。

つくづく、西遊記はエピソードありきのストーリー展開なんだろうなと思います。

ともかく通天河はサクサクいきたいです。

第四十七回
聖僧 通天河で行手を阻止されること
金木 小童等を救出し身替になること

3大仙にいい様に騙され、国を乗っ取られかけてた国王も目が覚め、隠れてた500人の僧侶も呼び寄せて、万事解決で、三蔵一行は旅路に戻る。

そして季節が寒くなってきたころにたどり着いた通天河。

河を渡る方法を思案しつつ、一泊の宿を求めて付近の民家を訪ねてみると法事中。

通天河に巣食う霊感大王の祭礼に捧げるため、毎年村の男の子と女の子を一人ずついけにえに出さなければならないとのこと。

まー必然的に、「悟空や助けておあげなさい」という話になりますわな。
こういうことに労苦を厭わない悟空が、いやがる八戒を従えて、まずは悟空が男の子に化けます。続いて八戒。

しかし、顔は女の子に似せたんですが、体がどうやっても巨漢のまま。

悟空「殴られたいか?はやく腹をへこませろ!」
八戒「殴らないでくれよ(;ω;)ガンバルよ」

とはいうものの、なんど呪文を唱えても、「ビール腹の女の子」にしか見えません。

悟空「・・・・・・」

八戒「・・・好きなだけ殴れよ(開き直ったw)」

悟空「しょうがないなあ。おまえ、ボックスステップ踏んでみろ(わ・り・と・・・原文を踏まえてます・・)」

~~参考:ボックスステップ~~

八戒「こうかい?アニキ」

ボックスステップを軽やかに踏んでいる八戒に、悟空がプッと息を吹きかけるとあら不思議、体も小さな女の子。

ようやくうまく化けたふたりをいけにえBOXに収め、祭礼の準備も整っていると言われる霊感大王廟へ出発!てなとこで次回へ。

 

第四十八回
妖魔 寒風をば弄び大雪を飄すこと
聖僧 拝仏のみ念じ層氷を履むこと

いけにえBOXで待機する悟空と八戒のところへ、さっそく霊感大王がやってきます。
霊感「さて、今年も例年通り男の子から食べようかな」
男の子(悟空)「どうぞどうぞ召し上がれ」
霊感「(ゲッ怖くないのかコイツ、気持ち悪いガキ)こ・今年は娘の方からいただくとするか」
女の子(八戒)「イヤイヤイヤ大王、へんな例外はやめましょうや。今年も男の子からどうぞ」
霊感「(こいつもガキにしては変に肝が座ってやがるな気持ち悪い)えーい、つべこべ言うな。お前から食う」

霊感大王が手を伸ばしますが、八戒、もうこらえられず、正体を現してまぐわでうちかかります。

カチンという音がして八戒が「ヨロイを打ち壊してやったぞ!」と弾けとんだ破片を見ると魚のウロコのようなものが2,3片。

霊感「なにモンだ貴様ら!」
悟空「なンにも知らないんだな田舎妖怪!俺たちゃ唐僧の弟子、悟空と八戒だ」

霊感大王はそれを聞くや、そそくさと通天河に飛び込んで逃げていきます。

悟空「八戒、追うな!明日ケリをつけようぜ」
というわけで、先に世話になった民家へ帰還。
三蔵「悟空や、祭りはどうだったかね(←のん気すぎじゃない?)」
悟空「魔物が来たんで、我々で脅してやりました。ソイツは逃げたんで、明日また様子を見に行きます」

というわけで就寝。

こちら霊感大王のアジト。

手下「例年の大王は祭り帰りは上機嫌なのに、今日はずいぶんご機嫌ナナメだ」
霊感「今日はダメだった。へんな坊主二人が子供に化けて、俺に襲いかかってきた。聞くと唐僧の弟子だとか。唐僧の肉は不老長生なので食いたいのはやまやまだが、あの一番弟子はヤバイ」

すると手下の中から「あいなめ姫」なる者が出てきて、
あいなめ「唐僧を捕まえることなど、簡単でございます。もし捕まえられたら、取り立ててもらえますか?」
霊感「おう、成功したら、兄妹扱いにしてやるぞ」
あいなめ「大王様が夜中の間にこの通天河を凍らせておくのです。夜が明け『なんだ河が凍ってるじゃん、歩いて渡ろうじゃん』となったとき、氷を割って唐僧だけ引きずり込めばいいのです」

霊感「それ、採用!」

霊感大王はさっそく通天河をカチカチに凍らせて、夜明けを待ちます。

さて三蔵一行、目覚めてみるとやけに寒い。
八戒「アニキ、寒いなあ(((・ω・)))」
悟空「バカッ!バカッ!バカッ!俺たち出家の身はな、暑さ寒さで文句など言うな!お師匠さんをミロ」

三蔵「悟空よ、寒いなあ…」

悟空「…」

一行が見ると、かの通天河も凍っている。
三蔵「しめた、これなら歩いて渡れる」
悟空「右に同じ」
悟浄「いやいや、4,5日待って、氷が溶けてから、船で渡ったほうが…」
(水怪とは思えぬ消極的な意見)

八戒がまぐわで叩いてみると、カーンカーンと、非常にいい音、しかも頑丈そう。

というわけで、一行が歩いて渡っていると、中程であいなめ姫の作戦通り氷はバリーンと割れ、慌てて空中に飛び上がった悟空をのぞく三蔵、八戒、悟浄、白馬はあわれ水の中。

霊感「あいなめちゃーん!唐僧食べるヨー。共に不老長生を分かち合おうぜ」
あいなめ「いや、待ってください大王。猿はすばやく空中に逃げ、他の妖怪たちも見失いました。ヤツらの襲撃を迎撃して、後の憂いを断っておいてから唐僧を料理しても遅くはないでしょう」

水が苦手ですかさず空に逃げた悟空はともかく、水に飲まれた三蔵以外の、

八戒はもともと水軍の長官
悟浄は水怪
白馬は龍王の息子

それぞれ水難を軽やかに脱して地上に戻りました。

再びあの生贄を出す予定だった民家に戻って来て、立て直し、巻き返しをはかったところで次回へ。

 

第四十九回
三蔵 災禍に遭い水宅に沈むこと
観音 危難を救い魚藍を示すこと

水が苦手な悟空もあんまりワガママ言ってる段階ではなく、八戒・悟浄とともに通天河の奥深く「海亀のやしき」と表札のある楼閣にやってきました。

悟空はエビに化けて屋敷に忍び込み、奥御殿の石箱の中に押し込められてギャン泣きしている三蔵を発見。

三蔵をなだめると、悟空はいったん引き返してきて、とりあえず、水の妖怪の時のいつもの
「八戒悟浄がおびき寄せて、水上の悟空が葬式棒でお見送り作戦」

で行きますが、一回目で惜しくも失敗。

逃げ帰った霊感はあいなめちゃんから悟空の棒の恐ろしさを聞いてもう出て来ません。
八戒悟浄が入り口でどんなに口汚く罵り倒しても霊感の「れ」の字も出てこない。

悟空は「困ったときの観音頼み」で普陀山までひとッ飛び。

入り口では二十四路の諸神、守山大神、捧珠龍女、善財童子がお出迎え。

善財童子(元紅孩児)「大聖、先日はお手数をおかけして申し訳ありません。今では私もホレ、この通り」

などと久闊を叙すふたりに諸神が割って入ります。

諸神「大聖、観音様をお訪ねと存じますが、残念ながらその観音様は早朝より竹林に入ったまま、出て来ません」
悟空「イイヨ、俺が竹林まで行くから」
守山「ちょ・・観音様はまだ、お化粧もしておられず、失礼にあたるかと」
善財「まだ蓮台に登るどころか、ネグリジェ姿のままだし」
捧珠「寝ぐせも尋常じゃないし、きっと頬っぺたに布団の縫い目跡なんかもついてますよ」
悟空「いんだよ細けえことは」

というわけで、365日無礼講の悟空が竹林に入ってみると、

観音「猿よ、もう少し待て」

と、確かに観音は寝起きの姿のまま、竹ひごを削って何かを作っている様子。

おとなしく外で待っていると、やがて観音は竹かごを持って登場。相変わらず寝起き姿のまま。

スッピン観音「さあ、悟空、すぐに通天河に行くぞ」
悟空「え!その顔で?」

言うが早いかもう通天河。

やって来た観音を見て八戒恐れおののきます。

八戒「悟浄よ、アニキはいったい普陀山でどれだけ暴れまわったのか。観音様を下着姿のまま連れてきちまったぞ」

観音は河の上空に位置を占めるとネグリジェの腰紐をほどき竹かごに結わえて河に落とす。

セクシー観音「死せる者は去れ。生ける者は留まれ」

と唱えながらカゴを引き上げると中には立派な光り輝く金魚が。

チラリズム観音「あのねえ今朝、蓮花池を見たら、飼ってた金魚のキンくんがいつの間にかいなくなっててねえ。多分、アンタが血相変えて迎えにくるだろうと思って、竹カゴ編んで待ってたのよ」

悟空「結局アンタの仕業か・・・」

霊感大王が竹カゴに捉われて水揚げされている衝撃で、あのあいなめ姫以下水軍の悪武将達は死滅した模様。

あいなめ「ギャー!竹カゴがぁー!」
鮫将軍「カゴが横を通った衝撃でぇー!」

そんな感じでしょうか。

%%%
五郎疑問
あのー、ここに限ったことじゃないんですが、今まで霊感大王が召し上がってた子供たちはスルー?
%%%

とりあえず、通天河は平和になり、石箱の中の三蔵も助けだし、舟をこしらえて河を渡ろうかと思っていると、霊感大王が来て以来、虐げられていた超巨大な白い甲羅のウミガメが水中からゴボゴボと現れます。

ウミガメ「9年前、突如やってきた霊感大王に『海亀のやしき』を奪われました。取り戻して頂いてありがとうございます」
(てことは観音のところでは池から逃げて9日間てことね。あと、細かいこと言うと10に足りない(完全でない)という意味で9という数字を使ってるんだろうな・・・)

ウミガメ「お礼に向こう岸まで渡して差し上げましょう」
三蔵「なんとお礼を言ってよいやら」
ウミガメ「お礼は結構です。ただ西天に着いた際、仏祖に、『私はいつになったら人間になれるか』を聞いていただければ」
三蔵「お安い御用です」

※最終回付近への伏線超ロングパス。

一件落着ってことで次回へ。

次の50回で5巻が終わるので、そのまま行こうかと思ったんですが、やはりエピソードごとに分けます。

次回、ドッカクジ大王にご期待ください。

壮大なスケールのバカ話です。

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2011年10月26日 (水)

インフォメーション的な路地ぃ

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広島市内の某セミナーへ。
セミナータイトルにかなり惹かれたんですが、内容はちょっと・・・て感じ。
資料をもっと一本化しておいて欲しい。

気分を変えてIT総合展へ。
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初日だけあって、まあまあの活況。

今週もバッタバッタしております。

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2011年10月25日 (火)

髪結いの浅次郎さんが途中からイッコーさんで脳内再生され始めて困る

宮部みゆきさんの「おまえさん上・下巻」を読み終えました。
Zm111025

井筒平四郎のシリーズはどれもサスペンスやミステリーの味わいを出しながら、最終的には柔らかい着地をさせるので好きです。
あからさまな大団円は実は嫌いな方なんですが、井筒さんのシリーズはこれでいいです。いや、これがいいです。

あらすじ【おまえさん】
往来で背中から一太刀に切り殺されていた素っ町人。調剤室で背中から一太刀に切り殺されていた薬屋の主人。川に浮かんだ夜鷹の死体もまた、背中から一太刀で切り殺されていた。つながらない3人と犯人を結ぶのは何か?井筒平四郎の甥で河合屋の五男で超絶美少年の弓之助が、誰も気付かなかった犯人を推理だけで割り出す。

上巻も下巻も、そうとうなボリュームなんですが、まー宮部さんの本なので、難なくスイスイ読めます。

かといって平日午前2時まで読んではいけません。

今日は早く寝ます。
(でも残り200ページくらいになると、もうブレーキ踏めないですよねえ・・・)

平四郎、弓之助、三太郎、政五郎、お徳さんと「ぼんくら」「日暮し」からのレギュラー陣もいっさい欠けることなく登場し、満足の活躍を見せますが、さらに今作から河合屋の五男・弓之助の兄、三男・淳三郎と、平四郎とタッグを組む若い同心間島信之輔が加わり、物語により厚みをもたせてます。

超絶頭脳に加え、登場する女性陣をほぼ全員虜にする美少年・弓之助も、たいがいファンタジーなんですが、その兄の淳三郎はさらにファンタジーでした。

そうだ、今までの井筒さんのシリーズで、このキャラクターはいなかったですわ。美形はたくさん出てきた記憶はありますが、「美形で、コミュ力が甚大で、軽く(←ここ重要)、馬鹿っぽく見えて実は頭が良く、品がある」この難しいカテゴリーのキャラはいなかったですよ。
仮面ライダーフォーゼのジェイクに物凄い頭脳をプラスした感じ。

淳三郎、面白かったです。チラとだけ出てきた長男と、次男、四男の出番は今後あるのか?

で、今作の主役「間島信之輔」の登場です。

読む人によって違いはあると思いますが、私は間島様が主人公だと思ってます(井筒の旦那は進行役)。

最初の小さな乱闘事件に、目に鮮やかな十手術を引っさげて颯爽と登場し。
途中メイン事件とのかかわりにおいて懊悩し。
最後に謎のままだった十手術の最終奥義で締める。

カッコイイ!

・・・しかし・・・イケメンじゃないんですよ。むしろ顔の出来は作中で常に残念と評されるほど。

宮部さんの作品で主要キャラが容姿がよくないって珍しいですね。
平四郎がなにかにつけ「(これでもう少しだけ顔が良ければ・・・)」と嘆くほど。

【おまえさん上巻】
おまえさん一~十八

【おまえさん下巻】
おまえさん十九~二十一
残り柿
転び神
磯の鮑
犬おどし

最後まで読み終えてサブタイを並べると、「おお!」と、なかなか来るものがあります。

犬おどし、なるほどねえ。転び神、なるほどねえ・・・

磯のあわびの片思い・・・悲しいねえ。

面白かったです。お徳さんの料理描写が少なめなのがちょっとだけ残念。

井筒さんの次のシリーズがあるとして、間島様はもう出ないのかな。レギュラー陣というよりは、「主役にしてゲストキャラクター」そんな扱いです。

あと、絵に描いたような三男坊・淳三郎はあのままでいいんですが、弓之助さんはそろそろ進路を決めてほしいです^^

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2011年10月22日 (土)

ワッフル家族

ワッフル家族
今日もまた、ワッフル三昧♪

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2011年10月21日 (金)

知らぬ顔のサーベイ

webデザイン系の業務をやってる部署が、技術力強化のために3DスタジオMAXの最新版を入れようという話になり、担当者経由で販社から調達担当の自分のところまで電話があったわけですよ。

販社「で、ですね、3DスタジオMAXという名称でですね、説明が非常に難しいんですが、立体的なグラフィックを構築して~略」

五郎「なるほどなるほど、まあ機能のところはよくわかりませんが、予算的なところは理解できました。まず、契約書をお送りいただいてですね~略」

知らないふりは楽しい。
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2011年10月20日 (木)

ノースピン、ノーローリング

社長に連れられ、まわらないお寿司屋さんへ。

ありがたかったですが、個人的にはくるくる回るところでガツガツ食べたい(・ω・)

今週・・・特に今日は仕事スーパーハードモードでした。

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2011年10月19日 (水)

インタフェース変換どんぐり

今年、北海道でドングリ不作のため、クマ君たちが大いに困っている状況。
こりゃあクマ君たちが人里におりてこないよう、たくさんドングリ拾わないといかんなあと思っていたんですが、くまもり協会さんの北海道支部が無いので、ドングリの送り先が無いとのこと。
で、本州の方はそれほどドングリ凶作ではないので、そういうことも含めて、今年はドングリ運びをしないとのこと。

残念ですなあ。せっかく去年、あちこちのドングリスポットを開拓したのに。

http://kumamori.org/news/blog/2011/10/17/recent-act/8570/

~抜粋~
熊森本部では、クマ生息地全都道府県に対して、山の実り状況、クマ目撃数、クマ捕殺数について電話で聞き取り調査を行っています。その結果、北海道と秋田県の山の実りが悪いようです。しかし、どちらにも支部がないので、残念ながらドングリは運べません。その他の府県の実りは、悪い所もあるようですが、去年のような異常凶作ではありません。人里に出て来ているクマも、去年と比べると少ないようです。

よって、熊森本部は、今年、原則として、緊急避難措置としてのドングリ運びをしないことにしました。

~~~~

   ∩____∩
   | ノ ノ   \ヽ
   /  ●   ● |   ドングリ…
   ミ   ( _●_) ミ
  -(___.)─(__)─

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2011年10月18日 (火)

ムカデブラリ

VS三大仙の後半戦はじまるよー~!

西遊記全100回中でも、44~46回は原作を読んで欲しいと切に願う、早瀬五郎なのでした。

多分、↓の記事より数百倍オモシロイです。目立ちませんが、実は3大仙よりも、国王こそがコメディリリーフです。

そして全100回中、唯一じゃないかってくらいの「三蔵が積極的にバトルに参加したがる話」です。

あーーーあと、前回も言わねばならなかったのですが、食事中の方や、気分がすぐれない方は今日の記事流し読みにした方がいいです(どんな注意だw)。

第四十六回
外道 下策を弄して正法を欺むくこと
心猿 聖性を現じて妖邪を滅ぼすこと


前回の雨降らしに感動した国王は、もはや三蔵一行を送り出す気マンマンですが、虎・鹿・羊の3大仙が許しません。

虎力大仙「三蔵殿は素晴らしい法力の持ち主と見た。ここは『雲梯顕聖(うんていけんせい)』で対決させて頂きたい」

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雲梯顕聖
テーブルを50個積上げ、手もハシゴも使わずに登ってその上で座禅を組む。精神が乱れるとテーブルが崩れ落下死は免れない。
~民明書房「僧侶とテーブルクロスと堺正章」より~

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間違っても顕聖二郎真君がTシャツ半ズボンで学校のグランド隅にある「うんてい」してるとこを想像してはいけません。

虎力大仙の挑発にめずらしく悟空はだんまり。
八戒「アニキ、なんで相手してやらねえんだ」
悟空「八戒、おれは『頭を砕く』とか、『内臓を取り出す』とかは全然平気なんだが、『ひとつところにじっとしてる』なんて、できると思うかこの俺に?この勝負は負ける」


三蔵「悟空、座禅なら私は3年くらい平気でできるが」

悟空「お師匠さんがこんな勝負に乗ってくるとはねwでも3年もやる必要はないですよ」

てことで、三蔵と虎力大仙はそれぞれ、積みあがった50のテーブルに座して(三蔵は悟空にそっと運んでもらって)座禅を開始。
このままでは本当に3年かかりそうだと、下で見ていて判断した鹿力大仙が、自分の毛を抜くと南京虫に変え、三蔵の頭部まで飛ばしてガブリ。

なんだかモゾモゾしはじめた三蔵の異変に気付いた悟空は姿を消したまま近づくと頭に南京虫。すばやく南京虫をひねり潰しながら、

悟空「ははあ、そういうことやってもOKなんだったら、こっちもやるよ」

と、悟空本人が30センチくらいの大ムカデに化け、虎力大仙の鼻の頭にぶら下がり、思い切りガブリ。

ギャアアーーーー!という絶叫の尾を引いて虎力大仙落下。

雲梯顕聖、三蔵の勝ち。

腹の虫が収まらない鹿力大仙、今度は、『隔板猜板(かくばんさいばい)』で勝負しようと。

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隔板猜板("かくばんさいばん"ではなく、"かくばんさいばい")
挑戦者と、巨大な箱の間に大きな板を立て、そちらを見ずにおいて箱の中に何が入っているのかを当てる遊戯。いわゆる「箱の中身はなんじゃろなゲーム」。つい最近までバラエティー番組などでよく見られた遊びだが、最近のバラエティー番組は、ネットで拾ってきた動画に、ひな段の芸人達が一言コメントするだけのものが大半で、鹿力大仙はおおいに嘆いている。バリエーションとして箱の中に手を入れて触って当てるゲームもあり、鹿力大仙はおそらくこれも得意なはずである。けして生ダコにさわって「ヒヤーwww」などと言ったりはしない。
~民明書房「鹿力大仙、バラエティー番組を語る」より~

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三蔵「悟空よ、私は透視の術も知らないし、カンも鈍いほうだぞ」
悟空「なに本気で当てようとしてるんですか。私が言った通りのことを言いなさい」

さて、ここに来て突然ノリノリの国王が、皇后から綺麗な衣装をもらってきて、箱の中にセット。悟空は羽虫になって箱の中に忍び込み、中で元に戻ると衣装をクシャクシャにして息を吹きかけオンボロマントに変え、ついでに放尿しておき、三蔵の耳元に羽虫で戻ってきて『小便くさいオンボロマントと言いなさい』と伝言。

鹿力大仙「皇后様の見るも鮮やかな御衣装です」
三蔵「いいえ、小便くさいオンボロマントです」

国王、カンカンに怒って、箱のふたに手をかけると、
国王「乞食坊主め、バカを言うな、見ろこれを!」

箱が開けられた!

国王「正解は皇后の、見るも・・・・・・小便くさい、オンボロマントでした・・・」

国王「ええい、次の問題です!」

それにしてもこの国王ノリノリである。

国王は、今度は庭でもぎたての桃を入れますが、桃食い王・悟空に箱の中で当然のように食われてしまいます。

鹿力大仙「お庭でもぎたての桃でございます」
三蔵「いいえ、食いたての桃のタネです」

国王「正解は、・・・・・・まさに食われたばかりとおぼしき桃のタネじゃ・・・」

鼻にデルモベート(むかで特効薬)を塗りながら復帰してきた虎力大仙が国王に耳うち。
虎力大仙「唐僧は中身を入れ替える術を使っている様子。しかしモノを入れ替えることは出来ても、人間は入れ替えられますまい。今度は私が子供の道士を入れて、自ら答えます」

いよいよ大仙側も、恥も外聞もかなぐりすてた自分で入れて自分で答えるマッチポンプ大作戦を展開。盗み聞きの悟空は箱の中に忍び込んで虎力大仙に化け、
虎力大仙(悟空)「おいお前、箱の中に入るときに、あの悟空に見られてしまったぞ。今からお前の頭を剃り、衣装も小坊主に変えてやるから『小坊主です』と言われたら箱を押し開けて出てくるのじゃ」

虎力大仙「子供の道士が入っておる。さあ、出てきなさい」

箱「・・・」

虎力大仙「子供の道士!どうした!道士よ!」

箱「・・・」

三蔵「いいえ、中にはお寺の小坊主が」

箱は即座に開き、中から適当な経を上げる小坊主が出てきて、三蔵チーム完全勝利。

国王はうすら怖くなり、さっさと出立させようとしますが、3大仙もねばります。

虎力大仙「首を切られても平気かどうかという勝負をしましょう」

もうヤケクソです。法力比べでもなんでもない。

悟空「やっと私の得意種目になってきましたね。まず私から行きましょう」

斬首台にて悟空は首切り役人に首を切り落とされ、生首はポーンとけり転がされます。

切り落としてポーンとけり転がすところがポイント。
首の無い悟空は血も出さずに、首の切り口から「首よ来い来い」と、生首召集。
虎力は土地神に念じ、悟空の首をガッチリロック。
首なし悟空はしばしジタバタしたあと首の切り口から「伸びよ!」と叫ぶと、新しい首が生えてきました。

%%%
五郎疑問
落とされた頭と新しく生えた頭のタガは、どっちがホンモノ?また耳の如意棒はどっちがホンモノ?
%%%

悟空「さあ、こんどは大仙の番ですぜ」

虎力大仙もさすがの剛の者です。首を切られてポーンとけり転がされて「首よ来い来い」のところまでは同じ流れ。
悟空は自分の毛を抜くと赤犬に変え放出。犬は「ワン!」と一声吼えて、虎力大仙の首をくわえたままどこかに行ってしまいました。
いくら呼んでも首は来ず、悟空のように頭を生やすことまでは出来なかった虎力大仙は、パッと血を噴き出して、首なし虎死体になって終了。

国王はもはや真っ青。すぐに三蔵一行を旅立たせようとしますが、鹿力大仙がウンと言いません。

鹿力大仙「こいつら兄者を虎の死体に変えて嬲り者にしおって、今度は私が『切腹しても大丈夫勝負』を挑みます」

悟空は勢い良く自分のおなかを切り開くと、手を突っ込んで内臓を全部出し、太陽にかざしてまんべんなくあぶってから、満足そうに元に戻しておなかを撫でると、はや切り口も無い。

鹿力大仙も同様に内蔵を取り出して、太陽にあぶろうと掲げたところ、餓えた鷹(ご存知、悟空の毛)が飛んできて、五臓六腑すべてつかんでどこかへ飛んで行ってしまいました。

残されたのは内臓の無い白鹿死体。もう我慢できない羊力大仙。

羊力大仙「煮えたぎった油釜に何秒浸かっていられるかの勝負をしましょう」

あー、今書いてて気付きました。基本、実写化を好みませんが、やるなら

虎力:肥後
鹿力:ジモン
羊力:上島

で実写化可能ですな。国王:桑マン、悟空:志村けん、悟浄八戒:タカ&トシ、三蔵:優香。
※敬称略

バカ殿様メンバーで行けますな。

話戻します。
悟空は煮えたぎる油釜に入ると、ジャブジャブと体を洗い、顔も洗ってさっぱりとした顔で出てきます。

そしてお次は羊力大仙。

羊力大仙「いいか、押すなよ?お前ら押すなよ?」

てなことは言いませんでしたが、やはり普通に煮えたぎる油釜に入ってます。不審に思った悟空がそっと釜に手を突っ込んでみると水のように冷たい。

悟空「さては龍王のうちのどいつかが、あの釜を冷やしてやがるな?」

龍王、大ピンチ!

悟空はやはり身代わりをそこに残し、空中に飛び上がると北海龍王(本日2度目)を呼び出し。
※熱いものを冷やすというので北海だと断定するあたり、悟空はやはり、頭いいですね。

悟空「~あまりに口汚く罵ってるので省略~だぞ、コノヤロウ!」

北海「たた大聖、どどどうか怒りをお静めになって。あれは羊力大仙が冷龍を作って釜に離して温度調節しております。私がどうこうしているわけではけして御座いません。しかし、呼ばれて来たからには始末をつけて参ります」

北海は、そういうと誰にも気付かれぬように、釜の中の冷龍を捕まえて、海へ帰っていきました。

さあ、困った羊力大仙、いきなり釜の温度が元に戻ってしまい

羊力「ア゙・ア゙ヂィ゙!ア゙ッヂィ゙!待゙っで!熱゙い゙!」

と、出川先生も恥じ入る素晴らしいリアクション芸を見せながら、必死で釜から出ようとしますが、釜は油でツルツル滑って出られません
あんまり活躍しませんでしたが、羊力大仙は羊のから揚げになって死んでしまいました。

3大仙倒して、あともう少しなんだからこの46回に全部入れ込んでしまえばいいのに、解決編は次回47回です。

まあ、「暗愚だった国王も目が覚め、隠れてた500人の僧侶も呼び寄せて、万事解決で旅路に戻る」ってだけなんですけどね。

47回のメインである、霊感大王のお話はそれほど見所無いのでササーっと行きます。その直後に控えている、ドッカクジ大王こそが、オールスターキャストのバカ話です。

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2011年10月17日 (月)

新キャラも何人か出てきつつ

西遊記を読むかたわら、宮部みゆきさんの「おまえさん上下巻」を読んでおります。

「ぼんくら」、「日暮し」と続く、井筒平四郎シリーズの第3段。

今、上巻の6割がた読んだところ。

読み始めのあたりから、ずっと待ち焦がれ、想像をたくましくせざるをえなかった大黒屋が、やっと出てまいりました。

徐々に恐ろしい話に、なってきつつあります。

ウッカリすると徹夜しそうになりますので、途中で全然関係無い用事を挟んで、中断しつつ、極力じわじわ読むことにしてます。

なんですが、すでにして非常に危険なのめりこみ具合なのですよ。

おでこさんの過去話がチラチラ出てきてる時点で、もう気になって気になって仕方ない。

登場人物の中では相変わらず平四郎の細君が好きなのですが、今回も要所要所で笑わせてくれて、ダークな物語に少し箸休めとなってます。

それはそうと、井筒平四郎シリーズってこれで終わりじゃないですよね?

まだこの先続いて行きますよね?それだけが気がかり。

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2011年10月16日 (日)

焼肉家族

焼肉家族
ビンゴで焼肉プレートが当たりました。これはもう、家族で焼肉食べまくれってことですね?

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2011年10月15日 (土)

パン喰い

パン喰い
オニオンロールが食べられれば満足です。

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2011年10月14日 (金)

また、虎の妖怪ですか

ブログネタ: 1つだけ魔法を使えるなら、どれがいい?参加数

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どれも捨てがたいですね。しかし西遊記読んでると、悟空の(72通りといいながら)何にでも化けられる能力はいいなあと思います。

そんなブログネタ消費枕話はともかく、ざくざく行っとかないと、色々あとがつかえてる西遊記広めようシリーズです。

虎力大仙、鹿力大仙、羊力大仙の話は、44回、45回、46回と3回で終わりますが、スミマセン。46回は次回にまわします。

今回の44回と45回は(充分ボリュームあるんですが)あくまで前哨戦で、46回と一緒にするにはモッタイナイ気がしました。

46回自体がそれなりに長大ですしね。

実質、八戒や悟浄よりも貢献している4龍王の活躍にもご期待ください。

第四十四回
三蔵 車を曳く僧に逢うこと
悟空 真の気は体を運ること

三蔵一行は車遅国という国に到着。ここは道士が僧侶をこき使っている国。
偵察に出た悟空は500人もの僧侶をこき使って荷運びさせていた二人の道士から聞き込み(もちろん得意の老道士に変装済み)。
道士「20年前、この国がひどい日照りに見舞われたとき、僧侶たちが雨乞いをしたが、雨の一滴も降らなかった。しかしそこへ現れた3人の仙人『虎力大仙、鹿力大仙、羊力大仙』が雨を降らせ、国を救ったのだ。それ以来、3大仙は国王と昵懇である。そういうことで、この国は道士が偉く、僧侶は奴隷なのだ」
道士(悟空)「あの500人の僧侶は全員、私の身内です(←でまかせ)釈放してもらえませんか」
道士「ならん!」
道士(悟空)「そこをどうか!」
道士「ならん!」
道士(悟空)「よしわかった」

悟空は、耳から腕よりも太い棒を引き出すや、道士ふたりの頬をかるくなでると、もはやふたりの死体。
奴隷体質が身についていた500人僧侶たちは、ひどいことになったとあわてる。
僧侶「なんてこった、斉天大聖様が助けにきてくれるまでの辛抱だったのに」
道士(悟空)「何言ってんだ。俺が斉天大聖その人だ…いや待て、なんでお前ら斉天大聖のことを知ってる?」
僧侶「いや、アンタは斉天大聖の顔と違う。大聖の顔は太白金星という人が、皆の夢に現れて教えてくれた、そしてその大聖が今の奴隷状態から救い出してくれると…

 あのねー斉天大聖はねー
  目が充血してて光っててねー
   毛だらけの顔にむき出しの歯でねー
    棒を使うのが得意なんよー

  て、おっしゃった」

悟空、苦笑い。
「(あの太白金星のアホめ、こんな凡百どころか500人の凡僧侶に俺の個人情報をバラしやがって!」

悟空は変装していた道士の姿から元の姿に戻り、僧侶全員を納得させると、自分の毛を何本か抜いてこまかく噛み砕き全員にひとかけらずつ渡し、
「命が危なくなったらその毛を投げて斉天大聖!と叫べ。俺の分身がお前たちを守ってくれる。俺が今からその3大仙の化けの皮をはがしてくるから、いいというまで、おのおの隠れていろ」

僧侶たちを逃がしたあと、悟空は三蔵の元に戻り、やはり太白金星から夢のお告げを聞いたという僧侶がいる破れ寺・智淵寺に身をよせ、その夜10時。

笛や太鼓の音に気づいた悟空が外に出て様子を探ると7~800人の道士が祭殿で星まつりをしている模様。中の3人の道士がどうやら虎力、鹿力、羊力大仙とあたりをつけた悟空は、八戒、悟浄を呼びつけ、3人でコッソリ偵察。
悟空が祭殿にむけて息を吐くと、灯火いっさいが消え、あたりは暗闇に。
虎力大仙「弟子たちよ、神風により灯火も消えたので、今日は散会といたす」

悟空たちは無人になった祭殿に忍び込むと、祭ってあった3つの巨像にそれぞれが化け

(元始天尊→悟空、霊宝道君→悟浄、太上老君→八戒)

もとの像はトイレに投棄(原文通りです)したうえ、お供物をイタダキマース。

見回りに来た下っ端道士がこの喧騒を聞き、虎力大仙に注進。

虎力大仙「なに?曲者じゃと?」

というところで次回へ。
西遊記は乱暴に言うと主に「アクション話」と「バカ話」と「下品話」の3つに分かれますが、次回45回が「下品話+バカ話」、46回が「バカ話」です。

第四十五回
三清観に大聖 名を留めること
車遅国に猴王 法を顕わすこと

3大仙が様子見に来て、悟空たちは逃げる機会を失い巨像に化けたまま、じっとガマン。
お供物が喰い散らかされているのを見た3大仙は天尊が来られたのだと、いいように解釈して、再びお祭り再開。

虎力大仙「~言上は長いんでカット~どうか天尊殿、金丹と聖水を賜りたく」

と、巨像に向かって懇願。
悟空たち、どうにかしないと道士たちが散会しないので、適当に相手をすることに。

元始天尊(悟空)「今日は金丹も聖水も持ってきてない!あきらめてくれ」

虎力大仙、ついに巨像からお告げまで聞いてしまい、有頂天。
「いやいや、なにとぞ、不老長生の教えを賜りたく」

元始天尊(悟空)「(しょうがねえなあ、聖水やるか)」
太上老君(八戒)「(そんなもん、どこに持ってきてるんだよ)」
元始天尊(悟空)「(まあ、見てなって)では、聖水を授けよう。器を持て」
3巨像の前にカメや鉢が置かれます。
元始天尊(悟空)「天機が洩れてはならん、お前たちは正殿より出て、固く扉を閉めよ」

道士一同、ハハーと平伏して出て行くや、悟空はカメに向かって「いやーたまってたのよ」と放尿。
八戒「アニキよ、ようやくあんたと趣味があってきたよ」
八戒喜んで放尿。悟浄も続いて。

元始天尊(悟空)「虎力大仙たちよ!聖水を拝領せよ」

3大仙も道士たちも飛んできて、まずは虎力大仙がありがたく杯に受けて味見。

虎力大仙「うー・・・ん・・・まあ、正直、美味しくはないのぅ」
羊力大仙「なんだか、豚の小便のような味が(←ビンゴ!てか、豚の小便の味をなぜ知っているのかお前)」

悟空たち、もはやこれまでと、本性を現すと、打ちかかる一同をかわして空のかなたへ逃走。智淵寺に戻ってきて床に就く。

翌朝。そんな夜中の大騒動を知るはずもない三蔵は、弟子3人を引き連れて、通行手形に印鑑をもらうため車遅国国王の前へ。当然の如く、国王の側にはべる3大仙に悟空たちは見つかり、あやうく死刑を言い渡されるところで、全然別件で雨乞い依頼が舞い込み、なんかモメてるうちに、虎力大仙と三蔵で雨乞い対決をすることに

虎力大仙が壇上にあがり、護符を燃やしてなにやら唱え始めると、はや上空は風がびゅうびゅう吹きはじる。
悟空はすかさず自分の身代わりをそこに立たせ、自分は上空に飛び上がり大喝。
悟空「風を吹かせてるヤツはどこのどいつだ!」
大慌てで風婆々と息子の巽二郎(風神の母子。冠二郎では無い)が飛んで来て風が詰まった袋の口を閉じて平身低頭ご挨拶。
風婆々「大聖様、まさかおいでとは存じませんで」
悟空「挨拶はいい!あの虎野郎が呪文を唱えている間にそよ風の『そ』の字でも吹かそうもんなら、お前ら20回ずつ棒の餌食だ」
風婆々&巽二郎「へへぇーー!完全無風を貫きます!」

こちら地上。

八戒「よぉよぉ!大仙の旦那、少しばかりそよ風が吹いたらもう止んだぞ!辞めちまえ詐欺師ー!」

壇上の虎力大仙、「どうも今日は風の調子が悪いようですわい」とあぶら汗を流しながら2枚目の護符を燃やすと、上空にわかに掻き曇り・・・

推雲童子佈霧郎君が護符と呪文に誘われて、何も考えずに雲をあたりに撒いていると、ちょっとありえないくらいのキレ顔をした斉天大聖が目の前に

悟空「お前ら!あの虎力大仙の側に着くということは、斉天大聖様に喧嘩を売るのと同じことだ。さあ、この棒を20ずつ食らえ!」
推雲童子&佈霧郎君「めめめめ滅相もございません!すぐ雲を納めます!まさか、下界でそのようなことになっていようとは・・・虎力大仙が唱えている間は、快晴、ドピーカン、海水浴日和で、お届けします」

さて地上。

八戒「風も無風、空は抜けるような青空、あんた晴れ祈祷師かい!」

虎力大仙、目をシロクロさせながら、3枚目の護符を燃やしますと、いよいよ南天門から登天君雷公雷母とともにお出まし・・・するやいなや、目の前には怒髪天をつく勢いの悟空
悟空「今日は命のいらないやつが大勢いるらしいな!」
登天君「ままま、待ってください!ヤツらの術自体はホンモノで、これは玉帝も無視するわけにはいかず、私どもの仕事も、正式な辞令に沿ったことなんです」
悟空「まあ、怒りは納めてやる。だが、カミナリを鳴らすのは少し待て!」

そして地上。

八戒「早く雨をお願いしますよー大仙様ー。干物になっちまいますよー」

虎力大仙、生汗を5万ガロン出しながら4枚目の護符を燃やします。

ついに上空には、おなじみ東海、西海、北海、南海の4龍王がお出まし。
悟空「ドジョウ4匹!いよいよ俺様に喧嘩売りに来たか!」
東海「まじめに仕事してるだけなのにコレダヨ・・・いや、大聖殿、やつの術だけはホンモノです。しかし今だけは曲げて大聖殿の指示に従いますので、どうかご勘弁を」
悟空は素直に引き下がると、西海龍王に耳打ち
悟空「こないだは、あんたの息子のおかげで助かったよ!」
※前回の黒水河の話
西海「あの甥っ子はまだ海中に鎖で縛り付けております。大聖のご指示を頂いてから処分致します」
悟空「いや、処分はまかせるよw今回もよろしくな!」

地上は本当に雨のあの字も感じられない快晴。

八戒「引っ込めー『降る降る詐欺』のオッサンー!」

虎力大仙「きょ、今日は龍王の皆さんもお留守のようです・・・雨を降らせられず申し訳ない。ギブアップです」

変わって三蔵が登壇。事前に悟空から、「適当にお経を唱えておいてください。あとは全部こっちでやります」との指示通り、静に壇上で読経。

空に控えた悟空が風婆々と巽二郎を睨みつけると二人は力の限り風の入った袋を振りまくり。

地上は激しい暴風で、皆、まともに立っていられない。

悟空が推雲童子と佈霧郎君に指示を出すと、二人でありったけの雲と霧を発生させ、地上はほんの数メートル先も見えない濃霧と上空には厚い雲。

悟空の指示を待ちかねた登天君、雷公雷母が電光サンダーボルト作戦。

悟空「4龍王殿、お願いします」

上空には4匹の龍が現じ、怒涛の雨が地上に注ぐ。

龍の姿まで見られて国王以下居合わせた全員が天を仰いで大喜び(3大仙除く)。

悟空は、風、雲、霧、雷と4龍王に礼をいい、地上に戻ってきて知らぬ顔。

国王はもはや、通行手形に押印して、喝采とともに三蔵一行を送り出そうとしておりますが、3大仙、まったく面白くありません。「待て待て待てーい!」というところで次回へ。

トラ!シロジカ!ヒツジィ!の大仙コンボの活躍にご期待ください・・・といいたいですが、次回も3大仙は「真面目にやってるけどオマヌケ」というキャラ付けの魔力から逃れられません。

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2011年10月12日 (水)

カボチャケーキ

カボチャケーキ
仕事の忙しさピーク。
嫁さん手製のカボチャケーキで乗り切る!

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2011年10月11日 (火)

Xメンで言うとサンファイアとか、サンスポットとか、パイロあたり

西遊記です。少しずつ、敵が強くなってきます。

今回は奇しくも「グレはじめた思春期妖怪話2題」そんな感じです。

第四十一回
心猿 火難に遭かること
木母 魔怪に擒まること

枯松潤、火雲洞前。
悟空はいつもの手でさんざん罵りヤジリ倒し、釣られて出て来た紅孩児は、火尖槍をたずさえ、部下には炎の車五台を引かせてます。
八戒「アニキ、やつら引っ越しのようだぜ」
悟空「バカのブタ!あいつら迎え撃つ気マンマンじゃねえか。いいか見てろ、何事も、からめ手というのがあってだな・・・」

悟空は500年前の牛魔王との義兄弟の関係を持ち出して、「坊や、お師匠さんをおとなしく返しなよ」と説きますが、

紅孩児「(`ロ´)ハァアアア?うるせえんじゃボゲ!このヤリをくらえ」

聞く耳持たない紅孩児と悟空は二十合ほど打ち合い。
打ち合いではかなわないと見た紅孩児は、手下が車を並べている場所まで戻り、鼻を二度叩いて、煙と火炎を吹いた。五台の車からも出火。

黄風大王の三昧神風も凄かったが、紅孩児の三昧真火もすさまじい。

あたりは炎しか見えない惨状となり、このすきに紅孩児は洞窟内に逃走。入り口を閉めて出てこない。

悟空「まいったなあの火は」
八戒「アニキでもまいることがあるんだな」
悟浄「^^ニヤニヤ・・・」
悟空「何ニヤついてやがる」
悟浄「アニキたち、よほど慌ててるんだな、向こうが火なら、こっちは水攻めってのは定石じゃないか」
悟空「あ!」
八戒「あ!」

悟空は舎弟いや東海龍王のもとへひと飛び。

東海「これはこれは大聖さん、今お茶を出しますんでね」
悟空「茶はいいよ、もっと大量に水分が欲しいんだ、~経緯省略~というわけで、雨を降らせてほしい」
東海「それはお安いご用です。本当は玉帝に『何時何分、どこへ何㍊降らせます』と申請しなきゃならないんですが、大聖の頼みでしたって言えばお咎め無しのはず。弟達も集めましょう」

ぞろぞろと南海、北海、西海の龍王も集合。いざ火雲洞へ。

中空に4人の龍王を待機させ、2度目のVS紅孩児。
例によって、紅孩児が大火を吐き出すや、上空から4龍王が、1時間に5億㍉くらいの勢いで豪雨を降らせましたが、三昧真火は魔力の火なので、ただの雨水で消せるわけがなく、付近一帯は大火大水で、より大混乱に。このすきに紅孩児は洞窟内に逃走。入り口を閉めて出てこない。
あまりの炎の温度と煙の激しさで、渦中にいた悟空の心臓停止。

東海龍王、雨を降らせる手を止めて
「天蓬元帥!捲簾大将!早く!大聖のお命が危ない!今すぐ助け出されよ」

悟浄、これを聞いて、「アニキ!アニキ!」と泣き叫びながら悟空の体を水中から引き上げ、八戒は八戒で、「まだ死んじゃいねえ」と体中をマッサージして体温を取り戻させ、悟空生還。

悟空「・・・お、お師匠様・・・」
八戒「寝ぼけやがって、俺様にありがとうも無しか

悟浄「寝ても覚めてもお師匠様なんだなあ・・・」

%%%
このシーンも好きです。3人3様、味が出ていて
泣かせます。取り乱して思わず八戒と悟浄に過去の役職で呼びかける東海龍王も好き。
%%%

特に役に立つ事無く、4龍王はしょんぼり帰ります(わりと原文)。

・・・西海龍王と白馬は何か言葉を交わしたりしただろうか・・・

西海「玉龍、まだまだ先は長いが、頑張れよ」
白馬「父上・・・」

なんてなことを。

悟空「こうなると、観音さまにお願いに行くしかないが、体が動かん」
八戒「俺が行くよ、待ってな」

紅孩児君もハナがききます。
「次に助っ人頼みにいくとしたら観音だな?」

紅孩児は八戒の先回りをして、みずから観音に化け、八戒を呼び止めます。
観音(紅孩児)「コブタちゃん、あたしに用?いいよ、その魔物捕らえにいきましょう」

深く考えることをしない八戒はニセ観音についていき、紅孩児の洞窟に一緒に入っていき捕縛。

どうも八戒の帰りが遅く、いやな予感がしてならない悟空はハエに化けると紅孩児の洞窟へ潜入。八戒がニセ観音に騙されて捕らえられているのも確認。

紅孩児「ウワハハハ唐僧のふかし肉パーティーを開くか。おい手下の誰か、わが親父殿を迎えにいってこい」

なんとなく、流れが金角銀角のときと似てますが、気にせず次回へ。

第四十二回
大聖こころこめ南海を拝すこと
観音なさけもて紅孩を縛ること

悟空は先回りしてサクっと牛魔王に化けると、手下をたぶらかし火雲洞へUターン。

 
紅孩児「帰りが早い。あやしい(←スルドイ)」

2、3会話をやりとりして牛魔王がニセモノとバレた悟空は光の速さで逃走。
(どうでもいい話ですが、逃走と唐僧が交互に出てくると、漢字変換のやりかえが面倒です)

手下「悟空が逃走しましたが、追いますか?」
紅孩児「捨て置け!それよりいよいよ唐僧をゴシゴシ洗って、鍋にぶちこむぞ!」

こちら唐僧じゃない、逃走の悟空、体の痛みも癒えたのでこのまま観音のもとへ。

悟空「毎度すみません、かくかくしかじかで」
観音「なに?あのガキが?あたしの姿にばけて?」

観音は怒りの形相すさまじく手に持っていた浄瓶を海中へドボン。

すかさず、海中から巨大な亀が「もしもし、落とされましたよ」と浄瓶を届けてくれました。

観音「悟空、拾えぃ!」
悟空「(コエェェェェー!)へい、今すぐ」

しかし怪力自慢の悟空でも、この浄瓶を持ち上げることができない。

悟空「か、観音さま・・・重い!」

観音「バカザル!よくそれで神通広大などとほざけるな」

悟空「(;ω;)・・・・・・」

観音「まあ、今、三江五湖、八海四涜すべての水をこの瓶が飲み込んだから、そなたには持ち上げられんだろうな。うちの善財龍女(たぶん、怪力美女)に瓶を運ばせ、お前の助っ人にしようかと思ったが、お前、うちの善財をナンパするだろう?だから私が直接行く」

悟空「ひでえなあ・・・」

と、言うや観音は瓶を右手で軽々持ち上げ、恵岸を呼びつけ、
観音「父親(托塔李天王)のとこに行って36ふりの天罡刀を、『全部』借りてきなさい」

恵岸、つべこべ言わず天罡刀36ふりを即レンタルしてきました。観音はその36刀を「千枚の花びらで出来た蓮台」に見せかけ、そこに座ると「悟空、恵岸、行くよ」と、はや火雲洞へ。

観音は山神、土地神を呼び寄せ、付近の生き物をすべて退避させたのち、浄瓶から溜まった大海を流し出し(浄瓶の中の甘露水と混ざり合った大海なので、三昧真火もさすがに鎮火)、紅孩児をおびき寄せます。

観音を見つけた紅孩児は槍で一突き、観音は素早く上空に逃げたが、これを追わずに、残された蓮台に座して、
紅孩児「ウワハハハ、この蓮台、ありがたく頂戴す・・・」
観音「消えよ!そして恵岸!」

気がつくと千枚の花びらは消え、紅孩児は36本の鋭い刀の上に座っております。

紅孩児に驚く間を与えず、恵岸がトンカチで刀の柄をカーンカーンと紅孩児のフトモモに向け千回も叩き込み、次いで観音が呪文を唱えると36の刀の先がすべて曲がり、もう抜けない。

観音は、泣いて許しを請う紅孩児の下半身の刀をすべて取り、かわりに5つの金のタガを頭、手足にはめ、善財童子と名付け、引っ立て行きました。
下半身の刀が取れた瞬間紅孩児は再び暴れようとしましたが、悟空や黒大王でさえ1個でヒイヒイいったタガを5つもはめられて、ギュウギュウ締められてはまともに抵抗できるはずがありません。

以後、紅孩児あらため善財童子は黒クマ君とともに、観音のおそばでボディガードを務めることになりますが、それはまたいずれ。

紅孩児はおとなしくなりましたが、悟空は牛魔王との間に遺恨を残しましたね。

ちなみに今の観音菩薩のおうちのまわり↓

黒大王改め、守山大神
Zm111005_01

紅孩児あらため善財童子

Zm111005_02

このふたりの背後にふたりより格上の恵岸がいて。それ以外にも今回初登場の、美人なんだけど怪力が予想される善財龍女とか、二十四路の諸神などがいて、観音さんのところに攻め入るのは至難の技ですな。

次回43回はショートストーリーなんで、ついでに行きます!

第四十三回
黒河の妖孽 三蔵を拐って去ること
西海の龍子 鼉龍を捉えて回ること

観音さんを見送って、悟浄とふたり、洞窟に潜入して三蔵、八戒を助け出し、一件落着。

・・・微妙に次回にエピソードを食い込ませる理由はわかりませんが、43回がショートストーリーなので、ページ稼ぎなのかもしれません。

三蔵一行、お次は黒水河へ。

そこを渡している小舟で河を渡っていると風が起き、小舟は水没。例によって三蔵&八戒は誘拐状態。つまり小舟の船頭は妖怪。そして唐僧の肉が喰いたい。

相手が水の中ということで、まず悟浄出撃。

水中で適当に妖怪と闘っておびき寄せ悟空が棒で殴る作戦ですが、妖怪は追ってこない。
どうしようと悟空悟浄が相談してると、この黒水河の河神が現れ、
河神「妖怪の正体は西海龍王の甥、鼉潔(『鼉』はヨウスコウアリゲーターらしいです)。我が棲家はやつに奪われた。どうか助けて欲しい」

悟空、すかさず西海龍王をたずね(別名:怒鳴り込み)、これまでの経緯を説明。

龍王、号泣謝罪でその「甥」の素性を説明。

甥は西海龍王の妹の9男。父親は西遊記第9回において、雨を降らせる量と時間を改ざんして処刑された涇河龍王。

おお!まさか、当ブログにて「西遊記とまったく関係無い話なんで」とバッサリカットした涇河龍王エピソードの息子がここで出てこようとは。

というわけで、父親を失い、母とともに棲家も追われた鼉潔がグレぬよう、西海龍王は黒水河に修行に出していた・・・とのこと。

立派にグレてますやん!絶対ソリコミリーゼントに龍の模様のスカジャン着てるでしょ。

西海龍王は息子の摩昂(まこう)に討伐を指示。摩昂はエビ、カニ、アイナメ、ヒラメ、タチウオ、タコ、アナゴといった、とれとれピチピチ豊富な海のさち軍団を率いて悟空もろとも黒水河に参上。
鼉潔「マコッちゃん、いいとこへ!唐僧の肉が食えるよ!不老長生だよ!」
摩昂「バカイトコ!お前のせいで、我が父と、私がどれほど大聖殿に大きな借りを作ってしまったかわかっているのか!」

慕っていた親戚の兄ちゃんに突然どやしつけられてヨウスコウアリゲーターも面白くありません。親戚バトルとなりますが、まあ、龍王の息子は強かったです。あっという間に降参させ捕縛。

摩昂「バカイトコ!来い!命乞いはわが父の前でせよ!大聖殿、ご迷惑をおかけ致しました」

と、龍王の一の王子はヤンキーいとこを引っ立てて帰っていきました(実の弟である白馬君とは親しく言葉を交わしたりしたんだろうか)。

摩昂「弟よ、白馬の姿でもわかるぞ。いい目になってきた。ガンバレ」
白馬「兄さん・・・」

なんてなことを。

さて一行は元の棲家を取り戻した河神に、黒水河を渡してもらって一件落着で次回へ。

次回からいよいよ、虎力、鹿力、羊力(こりき、ろくりき、ようりき)大仙との、超バカゲーム合戦スタート!

子供の頃、このエピソード読んで、西遊記が好きになりました。箱の中身はなんじゃろなゲームとか、いちいちバカすぎるw

1回でまとめきるのはムリかもしれない・・・

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2011年10月10日 (月)

焼肉ーーー!

焼肉ーーー!
食べ放題ィーーー!!

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父の実家北海道から

父の実家北海道から
送られてきた謎の野菜。生でかじってみても、芋のような、甘味の薄い梨のような・・・ダイコンではない。
不明。

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2011年10月 9日 (日)

Tシャツで亀山神社

確か20年くらい前は、亀山神社のお祭りは、長袖シャツにトレーナー、ダッフルコートで「寒い寒い」言ってた記憶があるんですが、今日なんてTシャツで行けそうでしたよ。
なんか羽織ってたら汗ばむ感じ。

季節の風情が・・・

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2011年10月 7日 (金)

黒大王大暴れ

ネットニュース(asahi.com)から。

札幌市中央区のマンション街などで6日未明から早朝にかけ、ヒグマの目撃情報が相次いだ。

 ~中略~ 

今秋、ヒグマのえさのドングリなどが不足しており、道自然保護課はヒグマの大量出没警報を出している。

http://www.asahi.com/national/update/1006/TKY201110060191.html

ひ、拾わなければ・・・

ドングリを!

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2011年10月 6日 (木)

ブルーライオン伝説~古井戸の彼方に~

↑記事タイトルでハッとした人はファミコン中毒。

西遊記、まとめのほうじゃなくて、リアル読書の方はようやく黄眉大王あたり。

手前で牛魔王との決戦がありましたが、牛魔王エピソードの初戦、VSラセツジョにて芭蕉扇であおがれた悟空が、小須弥山まで飛ばされて、霊吉菩薩(黄風怪を瞬殺したひと)にもてなされてるシーンが良い!

霊吉菩薩の(友情か愛情かはさておき)「悟空大好き」っぷりがにじみ出てて好き。長い名前が覚えられない寺男も相変わらずいい味。

「おサルさん来たの♪」と、いそいそと蓮台から降りてくる霊吉さん、カワイらしすぎる。

そのあと、定風丹というお宝を授けてくれるシーンもほのぼのしてて好き。

さて、ビッショビショの国王幽霊話です。36回スタートなのはもったいない。36本の刀で貫かれる紅孩児こそ、36回スタートにふさわしいと勝手ながら思うのですが、金銀のあと紅孩児はあまりにもボスステージ連チャンすぎるんで、ゆるいエピソードを挟んだんでしょうか?

まあ、そこまで毎回数字にこだわってるわけじゃないってのが正解なんでしょうけど。

第三十六回
心猿 正しく処せば僧侶の伏すること
傍門 劈って破れば月明の見えること

第36回は、私を含め、仏教徒じゃない人たちには箸休め回。
一言でいえば『宝林寺に来ました』
ここを宿にするのにひと悶着ありますが、まあカットで。

 

第三十七回
幽鬼王 夜半に三蔵に謁すること
孫悟空 変化し嬰児を引かすこと

↑引かす(かどわ-かす)です

無事、宝林寺に落ち着き、就寝した三蔵の夢にビッショビショの幽霊登場。
自分のことを『朕は烏鶏国の国王じゃ』言うてます。

~幽霊国王のお話~
あれは5年前。日照り続きで川も井戸も干上がり、危急存亡のとき一人の道士がやってきて雨を降らせてくれた。

国を救ってくれた道士と義兄弟の契りをむすび、2年ほど楽しく暮らしていたが3年前、突然道士に井戸につき落とされた。やつは朕を殺害したあと朕に成り済まして国を支配している。

幽霊となって井戸の底で嘆いて3年。月遊神が現れ「斉天大聖が妖魔をくだしてくれる」と言って、ここまで導いてくれた。
まずは我が息子、太子の援助を得て下さい。この白玉の珪を見れば必ず助けになってくれます。

そんな夢見話が三蔵から、悟空達に。

翌朝、悟空はノウサギに化けると狩りに出ているの太子一行(千人だか数百人だか)を宝林寺に誘い込む。

正体を現した悟空と三蔵からいっさいを聞いて、白玉の珪を見ても、まだ太子はにわかに信じられない。
悟空「では単騎でお城にこっそり戻ってお母様にお聞きなさい」
太子「ああ、わかった。しかし事と次第によってはお前達は不敬罪にあたるのだからな」

続く。
 

第三十八回
嬰児 母御に問いて贋王を知ること
金木 水中に赴いて真物を見ること

烏鶏国の皇后つまりさっきの太子の母親も三蔵が見たような夢を見ていた。考え事をしていると一軍を率いて狩りに行ったはずの息子が手ぶら単騎で帰ってきた。

太子「母上、父上は3年前と比べて、変化は無いですか?」

皇后「あのねえ、息子のアンタにこんな話、聞かせるのもなんだけど、アノ人の体は、ハグするとたまげるほど冷たいのよー」

太子、それを聞くや、宝林寺にUターン。

太子「御僧、どうやら、おっしゃる通りで」
悟空「冷たいか。そりゃ、何かよっぽど冷え切ったやつが化けたに違いない。明朝行きます。一緒に行くと疑われるんで、あんたがたは先に帰りなさい」
太子「どのみち我々は疑われます。こんな大軍で猟に出たと言うのに、今日はずっとここに入り浸りなので猟果がない」
悟空「あーそれは山神、土地神に用意させます。やいオマエラ出て来い

山神、土地神が「棒は勘弁してください;ω;」と命からがら集め倒した獣たちを、将兵たちはつかみ取り大サービス状態で、凱歌も高らかに城へ帰還。

深夜・・・悟空は駄目押しに八戒を「宝探しだ!」と騙して例の井戸に。
欲に目がくらんだ八戒は、宝を求めて全裸で井戸の中へ。

井戸の底はなんと水晶宮。
巡回の夜叉が八戒を見つけ龍王に注進。
夜叉「大変です!口のとがった全裸の坊主が来ました」
八戒「・・・またアニキに騙された気がする(←全裸)

知らせを受けたここの統括龍王その名も井戸龍王。
井戸龍王「なんと、それは天蓬元帥に違いない。月遊神が烏鶏国国王の魂をとりにきたとき、唐僧に会って大聖にお願いするといっていた。大聖と元帥なら丁重におむかえしろ」

丁重にお迎えされて全裸豚がやってきます。

井戸龍王「これは元帥さん、ささどうぞ」
八戒は遠慮するふうもなく上座へ(←全裸)
井戸龍王「たしかうわさでは取経の旅中と聞いたんですが?」
八戒「アニキがな、あんたから宝を貰ってこいってんだ。よろしくな!(←全裸)
井戸龍王「お求めのものは、これですよ。防腐加工済みですから、3年変わらぬ品質です」


その宝とやらを見ると死体国王。

八戒「やっぱりアニキに騙された!こんなのもってかえっても・・・」

気付いたらはや、井戸の底に死体国王と全裸豚二人きり。水晶宮などどこにもない。

八戒、さんざん文句を言いながら三蔵のもとまで死体運び。
おさまりがつかないんで三蔵に「アニキが生き返らせるらしいよ」と適当発言。
八戒の言うことは素直に信じる三蔵が「じゃすぐやりなさい」
悟空「三年もたってんだ、ムリですぜ」
八戒「頭しめたらやりますってw」
三蔵「そう?ムニャムニャ・・・」
(この人にはやさしさってものがないの?)
悟空「イタタタタタタタ・・・」

悟空悶絶のまま続くの巻

 

第三十九回
金丹を一粒だけ天上にて貰受くること
国王は三年ぶり世間にて再生すること

悟空「イタタタタわかりましたちょっと閻魔を脅しますよ」
八戒「いやアニキはさっき閻魔のとこまでいかずとも、地上でいきかえらせるって言ってた」
悟空「無茶いうなよ!」
八戒「お師匠さん、しめてやんなさい」
三蔵「そう?ムニャムニャ・・・」

(この人、色々とダメだろう)
悟空「イタタタタやりますやります。そのかわり『哭きびと』を立てといてください。効果をあげるために、盛大に泣いてもらわないと」
八戒「イイヨやってやるよ」


八戒はコヨリを鼻に突っ込み立て続けにクシャミをすると、なみだと鼻水を大量に出しながら号泣。その様は三蔵ももらい泣きするほど(ほぼ原文)。

(ダメだなあ、三蔵さん・・・)

悟空はそれを確認して老君のいる兜率宮へひとッ飛び。

こちら兜率宮の太上老君は丹房にて童子たち(金の童子と銀の童子もいるのかな?)といっしょに芭蕉扇で火を起こしているところ。

老君「みな、気をつけるんじゃ。金丹泥棒が来たわい

悟空「もう取らないですよww」
老君「こないだも五つの宝を返却無視しようとしたろ!なにしにきた?」
悟空「烏鶏国国王を生き返らせたいんですよ。九転還魂丹を千粒下さい」
老君「飯がわりにサラサラとかき込む気かバカヤロー!無いわ!帰れ!」
悟空「じゃあ百粒ほど」
老君「しつこい!帰れ」
悟空「十粒でも!」

老君「バカザル!奎木狼をけしかけるゾ」

悟空は笑いながら、「じゃあ他をあたります」とおとなしく去る。

老君「あのろくでなしザルめ、随分あっさり引き上げたな・・・ん!!さては裏から忍び込んで盗む気だな?(←バレてる)おい待てエテ公!一粒だけくれてやるから帰れ!」

石もて追われる勢いで兜率宮をあとにすると、はや宝林寺。薬を死体に含ませ国王復活。
翌朝烏鶏国目指し出発。

悟空「国王さん、作戦とはいえ、汚い僧侶の格好に荷物担ぎまでさせて申し訳ない」
生還国王「とんでもない。生き返らせていただいた現在は、貴方様は朕の両親も同じ。荷物担ぎはもとより、労をいとわず、お側近くおつかえし、天竺までお供致します」

三蔵一行に、新メンバー『烏鶏国・国王』が加わった!

 

・・・ウソです。

悟空「天竺まではいいですよw烏鶏国までのしんぼうです」

烏鶏国に到着。通行手形にハンコをもらう手続き中、三蔵一行が国王を拝しないのを見てニセ国王カンカン。
ニセ国王「無礼者め!お前達全員捕らえて・・・」
太子「まあまあ父上、こやつらの話も聞いてみましょう(悟空にウィンク)」

悟空「ニセ国王!お前のほうが無礼だよ!ホンモノはここにいるぜ」

ニセ国王、慌ててお付きの将兵から剣を奪い、逃げつつ悟空と数合。
悟空がトドメ!というところでニセ国王が、居並ぶ登場人物に紛れ込むとそこには二人の三蔵。

三蔵A「悟空や、私がホンモノだ!」
三蔵B「悟空や、私がホンモノだ!」


これを見て八戒ニヤニヤ。
八戒「アニキ、『頭じめの呪文』を唱えてもらえよ」
悟空「イタタタタタタタ!ブタヤロウ、唱えてないのはどっちだ?」


ばれて逃げるニセ国王に追い付き、悟空の棒がトドメを刺す!というときに

「悟空!手をくだすでない!」

振り返ってみると声の主はあのドッキリボサツ作戦の時、観音の誘いにのったひとり文殊菩薩。
文殊は袖から手鏡・・いや、照妖鏡を出して「ほらこれをごらん」とニセ国王を照らすと正体は文殊菩薩のマイカー『青獅子』。

~~文殊菩薩の話~~
もともとここの国王は信心深かったので、如来のおぼしめしにより、天界への昇格話が出て、私が使わされた。私は国王の本心を試すべく、こ汚い坊主の姿で参ったところ、国王は私を縛り上げ、城のお堀に三日間、ぶら下げた。
今回、3年の間井戸の底で水びたしにされたのは、その時の罪ほろぼし。3年経ったので、罪滅ぼしは成った。
この青獅子は、去勢手術してるから皇后をけがしたりしてナイヨ。
しかも、ニセ国王が国を治めていた三年間は日照りもなく天候がよかっただろう?
~~~~~~~~~~
※こうして見ると、「かったい坊主二人」を差別することなく扱った太宗皇帝ていい人ですね。

文殊菩薩はそう言うと青ライオンさんに乗って帰っていきました。

と、いうわけで、ホンモノ国王の過去のあやまちも暴露されつつ、一応すべて丸く収まって三蔵一行は文武百官に烏鶏国のフチギリギリまで盛大に見送られながら旅再開。

しかし、青ライオンさんはいつかまた、パワーアップして一行の前に立ちはだかりますよ・・・

区切りが悪いので、このまま4巻ラストまで行きます。次回、4巻ラストは紅孩児エピソードスタート。

 

第四十回
嬰児の戯化により禅心が乱れること
猿馬と刀圭および木母が空しいこと

↑※猿馬→悟空、刀圭→悟浄、木母→八戒

旅の途中、木にぶら下げられて泣いている小さな子供がいる。
三蔵「おお、親元へ送ってやろう。馬に乗りなさい」
子供「馬はだめだよ、オイラ乗ったことないよ」
三蔵「悟浄、おぶってあげなさい」
子供「このおじちゃん顔が怖すぎるよ」
悟空「ええ、ええ、おいらが背負っていきますよ」

・・・この流れ、銀角のときも見たような・・・

悟空の背中の子供は突然600キロの重さに。とっくに正体を見抜いている悟空は、子供を路傍の石にぶちあてるが妖怪もニセの死体だけ残して逃げている。

・・・これまた白骨夫人のとき見たような・・・

怒った妖怪は、空中で風を起こして三蔵を誘拐。
悟空、八戒、悟浄であたりを探すが、お師匠さんはいない。
悟空は土地神を呼んでこのあたりに生息する妖怪のプロフィールを聞く。

土地神「それは牛魔王と羅刹女の子、紅孩児、またの名を聖嬰大王といいます」
悟空「なんだ、500年前義兄弟の契りを結んだ牛魔王の息子なら俺様にとって甥っ子のようなもんだな。話早そうだぞ」
八戒「五百年ぶりなら牛魔王も忘れてるかもしんないし、その子供なんて縁も何もないんじゃない?」
悟空「まあ行こうぜ八戒!悟浄、留守番頼む!」

というわけで、次巻、悟空・八戒で紅孩児を征伐に行きますが、これもなんか、壮大なスケールのバカ話となります。

悟空もドン引きの観音のキレっぷり必見。

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2011年10月 4日 (火)

ごめんなさい、「飛べ孫悟空」は大好きです

仮面ライダーフォーゼのベルトのスィッチ出し入れがインクカートリッジの出し入れにしか見えない・・・と思ってググってみたら、やはり皆さん同じように思ってたんですね。
てかイメージソースは絶対カートリッジ交換なんだろうな・・・

劇場版のお遊びかなんかで「スーパー1」スィッチを入れて欲しいです。スィッチ入れたらあのシンセサイザーボイスで「スーパ~・・・ワン~」て鳴って、両腕にフリンジが装備されて、梅花の型が使えるようになるとか。

怒られますな、旧作ファンに。

ところで、仮面ライダーやウルトラマンや戦隊モノが大胆にアレンジされるたびに、物凄い勢いで怒ってる人達がいて、それは個々の考え方だから、尊重しなければいけないなと思うんですが、かくいう私も、そこそこの仮面ライダーとかウルトラのファンなので、怒らなきゃいけないかというと、そうでもなく。

結構楽しんでますよ。ディケイドが劇場版でスカイライダーを撲殺したり、スーパー1を蹴り殺したりしてますが、特に腹立たしい感じはありません。平成の技術で飛びまくっているスカイライダーに感動すら覚えるほど。
ガクトさんの結城丈二もよかったし。

なので、自分で自分のことを「コダワリの無い人間」と思ってたんですが、見つけました。

西遊記の変な改変だけは許せないんです。

スタージンガーとか、珍遊記とか、あきらかに別モノレベルまで改変してればそれはそれで楽しめるんですが、「西遊記です」て名乗ってるテレビドラマ、アニメなどで、ギリギリ許せるのはマチャアキの西遊記ぐらいです。

※以下、個人の感想です。南フランスの田園風景のような穏やかな心でお読みください。

あのね、間違ってもフ○テレビのやつはダメですよ。あれがホントの西遊記だと思われると、ハラワタが煮えくり返って、煮えくり返って仕方が無い。

悟空は頭の悪いキレキャラじゃなく、頭のいいキレキャラじゃないとダメですよ。

白馬がいなくて徒歩の時点でダメですよ。

八戒は皮肉屋じゃないとダメですよ。

各キャラの出自を変えちゃダメですよ。

キント雲があれは無いですよ。

天界からの助っ人が常に大倉さんひとりなんて、無いですよ。

色々と無いですよ。

劇場版見たことないんですが、高杉さと美さんの歌う「旅人」は心を打つものがありまして、幽遊白書の仙水のように、最後の音楽を聞くために、クソツ○ラナイ映画を我慢して見てみようかなと思うほど。

 

・・・と思って今調べてみましたら、イメージソングであって映画本編では使われていないとのこと。
あぶなかった、知らずに観てたら、レンタルDVDといえど叩き割って煮込んでしまうところだった。

※あくまで個人の感想です。

さーてグダグダ言ってないで、西遊記読もうっと。

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2011年10月 3日 (月)

ゴールド・ファーネス・キーパー、シルバー・ファーネス・キーパー

↑ネタバレ

金角、銀角編はイッキに行きたかったんですが、34回が盛りだくさんすぎたので、2回に分けました。
ちなみに、如意棒って約8トンあるそうです。現代の物理学を当てはめて話をしても悟空さんに笑われるだけかもしれませんが、大きくしようが小さくしようが重さが変わらないのなら、普段小さくしてしまってる悟空さんの耳の穴の頑丈さたるや素晴らしいものがあります。片耳8トンでまっすぐ走れるのもすごいなあ。

あの8トンの棒をいつも、『お椀くらいの太さにして(原文)』振り回してるんですが、それで殴られれば、そりゃオダブツでしょうな。

第三十四回
魔王 巧算にて心猿を困しめること
大聖 交換えて宝貝を騙しとること

精細鬼、伶俐虫、ふたりのボンクラ妖怪は、前回大事なお宝を猿の毛と交換してしまったことに気づいておりません。

↓※明確に表記はありませんが、触覚のあるヤツが伶俐虫、あたまに角があるのが精細鬼でしょうね。多分。
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精細鬼「ウヒャヒャwwwさっそくためそうぜwww」

天に投げ上げたひょうたんは、くるくるまわってふたりの足元へポトリ・・・

伶俐虫「わかったぞ、呪文だ!あの道士がとなえてた呪文を唱えなければだめなんだ!いいか、こうだったぞダメとでも言おうものなら今すぐに天界に乗り込む・・・えい!」

悟空の呪文(いや、それ呪文じゃないんだけどね)を正確にトレースした後、天に投げ上げたひょうたんは、くるくるまわってふたりの足元へ
ポトリ・・・

ようやく騙されたとわかったふたりのダメ妖怪は急ぎ金角銀角のもとへ帰還。空中でこれをみていた悟空もハエに化けて尾行。
金角「やられた!盗人悟空め!」
銀角「こうなったらこっちもアイテムを揃えよう。七星剣芭蕉扇は今俺が持ってるが、最後の一個幌金縄は圧龍洞のオフクロ(九尾の狐)が持ってる。唐僧肉をご馳走すると行って呼び寄せよう」
精細鬼、伶俐虫はもう信用できないので、少しは出来のいい巴山虎(はざんこ)と倚海龍(いかいりゅう)に迎えに行かせますが、ハエ悟空も逃しません。

山中を行く巴山虎と倚海龍を見慣れぬ妖怪が追いかけてきます。

見慣れぬ妖怪「おーいそこのお二人」
巴山虎「ダレダお前」
見慣れぬ妖怪「やだなあ、おいら外まわりの新人だから覚えてもらえてないんですね?」
見慣れぬ妖怪は言葉たくみにふたりに取り入り、圧龍洞の位置などを聞くや、耳からお椀ほどの太さの鉄棒を出して軽くなでると巴山虎、倚海龍そろって『ふたりは肉片スプラッシュスター』
見慣れぬ妖怪は悟空に戻ると毛を一本抜いて巴山虎に変え、自分は倚海龍に化け、二人仲良く圧龍洞へ。
招待の話しを聞いた老婆妖怪は大喜びでカゴに乗り、カゴかきの女怪2人を従えて巴山虎(毛)倚海龍(悟空)に案内させて出発。倚海龍(悟空)は途中休憩と称してむな毛をむしると焼餅に変え
Zm110929_02

倚海龍(悟空)「姉さん方も食べますか?」
カゴかき女怪ズ「あんた気がきくわねイタダキマース」

と、むな毛餅を食べようとしている女怪に0.05秒で棒を食らわせ木っ端微塵。
「何?」とカゴから顔を出した老婆妖怪に8トンの鉄棒が倒れてきて爆裂四散。

今度は毛を4本抜いて2本は巴山虎と倚海龍、もう2本は女怪に変え、自分は老婆妖怪に化け幌金縄も入手。3宝目ゲットだぜ!あらためて、毛女怪にカゴを担がせて毛山虎毛海龍に先導させつつ金角、銀角のもとへ。

・・・悟空のバイタリティすごいなあ・・・

老婆悟空は金角、銀角に「私ゃ唐僧の肉よりあの豚を喰いたい」と冗談をかましていると、外回りの妖怪がなだれ込んできて
「大変です、悟空がおばあさまを殺し、そのおばあさまに化けて潜入した模様」

の最後の言葉も聞かずに金角は宝のひとつ七星剣で切りかかってきますが、悟空はすかさず姿を消す。
金角「おとうとよ、もう怖くなってきた。唐僧の肉はあきらめよう」
銀角「兄ちゃん、俺にまかせとけって」

銀角、言うだけのことはあり、悟空を見つけて勝負を挑むやたちまち彼を捕らえて「ひょうたん」「瓶」「縄」の3宝も取り返す。

悟空を宝のひとつ幌金縄で縛り上げて三蔵たちの横にぶら下げると、金角銀角大喜びで酒盛り。しかし悟空は、はや自分の身代わりを縛り上げぶら下げて洞外へ脱出。
悟空「やい!金角に銀角!孫行者の弟の者行孫さまが来てやったぞ!」

名前が違えば、呼ばれて返事をしてもひょうたんには吸い込まれないだろうと考えたが、残念ながらひょうたんは、名前確認ではなく呼びかけた相手の返事確認で発動するので、

銀角「者行孫!」
者行孫(悟空)「はいー!」


で残念ながら悟空は、ひょうたんの中。
ひょうたんの中で「うへー足が溶けてきた・・・今度は腰まで・・・」と実況しつつ、毛を抜いて「半溶け(毛)者行孫」をひょうたん底に浮かべ、自分は確認の銀角がふたをあけた瞬間小バエとして外界へ脱出。すかさずそばにいた毛海龍を胸毛に戻すと自分が倚海龍(悟空)になり、涼しい顔。

酒盛り続行の金角はすっかり出来上がり気味で、「銀角、もっと浴びるように飲め」「いや兄ちゃんもう飲めねえよ」「いいから酒樽に浸かる勢いで飲め!」と酒シャルハラスメント上司。
銀角、片手で杯は受けられないので、かたわらに何気なくいた倚海龍(悟空)にいったんひょうたんをあずけて杯を両手でもち、グビッと飲んでひょうたんをまた受け取りますが、そりゃもう毛ひょうたんに変わってますわwww

悟空の反撃!というところで次回へ。

この回、読んでてリアルに「スゲーwww」って声がでます。 三十四回だけでもかなりオナカイッパイですwww

次回、金角銀角解決編!

第三十五回
外道 威もて正義を欺むくこと
心猿 宝にて邪魔を伏すること

悟空は、倚海龍からさりげなく元の悟空に戻ると洞外へ。
悟空「やい!金角、銀角!孫行者の弟の者行孫のさらに弟の行者孫さまの相手をしろ!」
金角「弟よ、孫行者は縛ってぶら下げ、者行孫はヒョウタンの中、そのうえまだ行者孫がきやがった」
銀角「兄ちゃん心配すんなって者孫行だろうが行孫者だろうが孫孫孫だろうが者者者だろうが何人来てもヒョウタンに吸い込んで終わりさ」

銀角、自信満々で出てきます。

銀角「こっちへ来いよ行者孫。俺からのお願いはひとつだけだ。ヒョウタン掲げて名前を呼んだら返事してくれるかね?こいつをとくと見ろ(ニセモノ)
悟空「いいぜ。そのかわり、俺もヒョウタン掲げて名前を呼ぶから返事してくれるかね?こいつをとくと見ろ(ホンモノ)
銀角「(やけにそっくりなヒョウタン持ってやがる)どこで手にいれた?」
悟空「おまえこそ!どっから盗ってきた?」
銀角「これはな、~長いんでカット~と言う場所になっていたヒョウタンというわけよ」
悟空「そこにはヒョウタンが二つなってたんだ。俺のほうがオスでてめえのはメスだ」

銀角「ええい、めんどくせえ!行者孫!」
悟空「おう!」

銀角「・・・・・・」
悟空「・・・・・・」
 

銀角「ぎょ・・行者孫!」
悟空「うっすwチワッスwホイッスwティッスwww」

銀角「・・・・・・」
悟空「・・・・・・」

銀角「えっ?」
悟空「えっ?」
 

銀角、自慢のヒョウタンのはずが、とんと封じ込められない。
銀角「チクショー!どこの世も変わりばえがせんなあ・・・宝のヒョウタンでさえ、メスがオスにあったらもう仕事をサボりやがる」
悟空「ハハハハ!まあそいつはしまっておけ。今度はこちらのばんだ。銀角大王!」
銀角「・・・おう」

銀角大王、吸い込み完了!

子分「金角大王様、行者孫の奴が銀角大王様をヒョウタンの中に!」

金角聞くなり体中の筋肉は萎え、地面に倒れて泣き喚く。

金角「こっそり天界を抜け出してこの世に降生してからは、妖怪兄弟として栄華を楽しもうと約束したのに、たかだか唐僧のせいで命を落としてしまうなんて!」
子分「行者孫がまた怒鳴り込んできました」

 
金角「七星剣と芭蕉扇をもってこい!」

金角VS行者孫(孫行者@孫悟空)の打ち合い約二十合、勝負つかず。
悟空、分身して無数悟空で打ちかかると金角は芭蕉扇であおいで一面業火。面倒になった悟空は毛で作ったニセ悟空に金角の相手をさせ、自身は洞窟の方に残る子分を殲滅すると宝のひとつ琥珀の浄瓶発見。宝を懐に入れ、いずこともなく逃走。

蓮花洞に戻ってきた金角、「子分殲滅、宝も無い」というあまりの惨状に悔し泣きに泣いて、昭和の歌謡曲のように、やがて泣き疲れてしずかに眠った。
そこへ忍び込んできた悟空に芭蕉扇も奪われ、追走するも勝負つかず、金角はとぼとぼと圧龍洞の方へ。
悟空は空き家になった蓮花洞で三蔵その他を救助。

悟空お宝:ひょうたん、浄瓶、縄、扇
金角お宝:七星剣だけ



金角は圧龍洞に残った女怪を集めみんなで泣いてると裏山のオジキ、狐阿七(こあしち)大王登場。
狐阿七大王はいきさつを聞くやカンカンに怒って出撃。方天戟を振り回し襲い掛かってくるが八戒にすら負けるテイタラク。オッサン、何のために出てきたんだよ。
これを見ていよいよ覚悟を決めた金角が八戒に打ちかかってきたが、悟浄がすばやく割って入りそこから2対1。
気持ちで負ける金角は敗走の構えを見せているが後方から子分らしき者に呼ばれた。

「大変です!金角大王!」

「おお!なんだ!まだ味方がいたのk・・・」

と振り返るとそこには浄瓶をかまえた悟空!

金角大王、吸い込み完了!

金角銀角を倒し、5つの宝も手に入れ、一件落着で旅を再開する一行の前に老人。

老人「猿の和尚!わしの宝を返されよ」

悟空「さあ、なんのことですかなご老人ww」

老人「とぼけるなよ、このバカザル!」

怒った老人が本性をあらわすと、なんと太上老君。

老君「5つの宝はの、ヒョウタンは薬入れ、浄瓶は薬を飲む際の水入れ、剣は妖魔をしたがえるもの、扇は炉の火をあおぐもの、縄はわしの上着の帯!全部返せ、泥棒猿」
しぶしぶ悟空が5つの宝を返すと、老君はひょうたんと浄瓶のフタを明けた。中から2筋の仙気が流れ出て、童子2人になり老君の左右にはべる。

老君「そして金角と銀角はそれぞれわしの丹を煉る、金の炉番の童子と銀の炉番の童子じゃ。すべて返してもらったぞ」
悟空「なんだ、今回の苦労は全部老君の監督不行き届きが原因じゃないですか!」
老君「アホ言え!わしゃ観音ちゃんに三回も頼まれてしぶしぶ宝とこの二人を貸し出したのじゃ。観音ちゃんはお前達の志の固さを試されたのじゃ」
悟空「チクショーあいつ一生いかず後家でいりゃいいんだ


老君と童子ふたりは兜率宮へ。

今度こそ、総て解決で一件落着。

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五郎推測

三蔵が旅に出る少し前、観音は平頂山に金炉の童子、銀炉の童子を連れて来て5つの宝を渡すと、

観「ここら一帯の大小妖怪を掌握してツートップになりなさい。老いたキツネの姉弟妖怪がいるので、そいつらは縁者として使役しなさい。三蔵一行を簡単に通すでないぞ」
金童子「はい、わかりました観音様」
銀童子「大聖さんたちが高徳が積めるよう、頑張ります」


・・・そんな感じだったかなあと。元からいた老婆妖怪と狐阿七大王では(上記のごとく)苦行として心もとないと思った観音が苦行増量した感があります。
セイサイキもレイリチュウもハザンコもイカイリュウもなんかピリッとしてないですし。
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金角、銀角のお次は井戸の底の幽霊話ですが、これは児童書系ではバッサリカットの筆頭と思われますので、なるべくサクッといきます。直後に紅孩児3力大仙が控えてますからね!

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2011年10月 2日 (日)

ウンドー会中

ウンドー会中
炎天下でもなく、雨でもなく、イイカンジ。

子供たちガンバレ!

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