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2011年7月23日 (土)

もう一回、小説の方読み直そうかなって思いました

DVDレンタルがはじまって以来、『レンタル中』が続いていたナルニア国物語「アスラン王と魔法の島」を借りてきました。

(原題「朝びらき丸東の海へ」)

エドマンド役の子とルーシィ役の子、もう「子」っていえないくらい大きくなりましたね。で、精悍な顔立ちになってきました。小説版のあらすじでも書きましたがこのふたりに、あらたにいとこのユースチスが加わり、壁にかけられた「航海する船の絵」からナルニアに引き込まれるのですが、このシーンでもう鳥肌レベルなんですよ。

こりゃやばいなって思ってたんですが、案の定、涙腺破壊の映画でした。

ユースチスは非常にすばらしい。てか、ユースチス役の少年、演技が上手すぎる。

そりゃね、あのネズミの騎士との一連のやりとりで泣きますよ。

ユースチスとアスランふたりきりのシーンも、ほんとうにヤバイ。

色々の冒険の末、最終の地(まさかあの一面の白い花が浮かぶ海をほんとに映像でやるとは思いませんでした)でエド、ルー、カスピアン王子、ユースチス、ネズミ騎士の5人が、それぞれ、一番大事と思っている何かに別れを告げなければならないんですが、エドとルーは、もうアスランから「この世界にくることはできない」宣告されますので、次回以降映画が作られたとしても、もう出演できないわけですよ。その思いが役者さん通してあふれてて、ライオン王アスランとの別れのシーンはグッと来ました。

(カスピアン王子はまだ、特殊メイクのカスピアン老王で出られる可能性ありますし、実子リリアン王子ができるかもしれませんので、まだ役者さん的にも余裕ありそう)

それよりも、次、映画(銀の椅子)が作られたら主役になるユースチスとネズミの騎士とのお別れのシーンが、もうねえ、あれはズルイよ。あんなにイヤなやつだったのに、ユースチス。ひどいよ、上手すぎるだろう、あの役者さん。安定の演技力ですよ。

感動しました。原作が冗長なのを、どうにか駆け足で2時間の映画に落とし込んだ感はありますが、それでも無理なく感動できました。

これはオススメできます。

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