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2011年7月21日 (木)

如意棒って多分、小さくすればするほど破壊力が増すはず

↑際限なく小さくしていけばブラックホール化しそう。逆にデカくすればするほどスポンジバットみたいになりそう。

西遊記をちびちび読み始めてます。ていうか、話の展開はおおかた見えてますので、ほとんど確認作業というか、訳者さんによる差を楽しむというか。

今回の岩波版は解説資料が各巻末にガッツリついてて読んでて楽しいです。

1巻を読んでて驚いたんですが、展開が物凄く早い気が。こんなに急展開でしたっけ?

第2回でもう祖師さんから破門くらって帰郷するやいなや混世魔王まっぷたつ。

第4回で天界に来るも、馬小屋の番人の地位が低いことにキレて遁走。追ってきた托塔李天王の先峰の巨霊神をポカポカ殴りつけ、今皆さんがご覧のPC環境によっては「??太子」になってるかもしれない哪吒太子(見れてますか?)と三面六臂どうし(ようするにアシュラマンVSアシュラマン)の大立ち回り。

こりゃあ、1巻のうちにシャカの手のひらの上までいっちゃいますね。

私の感覚ではシャカの手のひらの上って3巻冒頭くらいだと思ってたんですが。

とにかくこの1巻の内容が濃密で、後の取教の旅に出てからのフワフワっぷりが心配です。

とりあえず楽しんで読みます。

ちょっと笑ったんですが、1巻の時点で悟空は「フリーザ様筆頭に各RPGのラスボスが欲してやまない不老不死」を4回くらい手に入れてます。

1回目:破門された祖師から口伝→不老長生

2回目:冥府で暴れた際、冥府十王を脅しつけ閻魔帳の自分の項を墨塗り→不老長生

3回目:天界・蟠桃園の桃を尋常じゃないほど激喰い→不老長生

4回目:太上老君が練り上げた天界の至宝クラスの金丹を盗んでボリボリ喰う→不老長生

そりゃ無敵の魔王ですわ孫悟空w死ぬ可能性が無さすぎる。

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