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阿刀田高さんの「あなたの知らないガリバー旅行記」を読みました。
阿刀田さんといえば、「旧約聖書を知っていますか?」とか、「新約聖書を知っていますか?」とか、「ギリシャ神話を知っていますか?」など、古典や神話、昔に書かれた読み物について、独自の解説を加えていくシリーズでおなじみですが、このあなたの知らないガリバー(略)も同様の試みのエッセイになります。
もともと、児童文学としてのガリバー旅行記ではなく、原書のガリバー旅行記を読んだ方ならご存知だと思いますが、ガリバー旅行記は、さすがの阿刀田さんが取り上げるだけあってかなりブラックな読み物です。
今回は趣向を変えてこのエッセイのあらすじではなく、ガリバー旅行記のあらすじ。
あらすじ【ガリバー旅行記】
船乗りガリバーは出航するたびに難破し、そして毎回、奇想天外な島にたどり着く。
・小人の国
・巨人の国
・天空の島ラピュータとその下方の小島群
・馬の国
行った国の人々もおかしな人たちばかりなのだが、実はガリバー自身がかなりの変人。
個人的にはガリバー旅行記はとっくに既読なので、これを機に、スィフトさんの、他の著書も探してみたいと思います。
ところで広島県人にとってガリバーと言えばまずコレ↓なのです。
十数年ぶりに見たんですが、相変わらずピーターパンにムカツクw
あとガリバーが巨人なんじゃなくて、行った国の人達が小さかっただけだろうというのは野暮なツッコミ。
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