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2010年12月13日 (月)

スマートフォンよりディクタフォン

デアゴスさんの名探偵ポワロコレクション「アクロイド殺人事件」を見ました。
「ナイル」を買って、「ABC」買って、次の「青列車」を華麗に見送り、4巻でついに「アクロイド」。

・・・まあ、気になりますよね。どんな作り方するのか。というわけで見てみました。

実際、最大のポイントとなるトリックについては原作をどうしても超えることは出来ないのであきらめるとして、映像の方は、事件解決してから、犯人の手記をポワロさんが読み進めて行くという作り方になってます。この手記を書いたのは登場人物のうちの誰か??

( ´_ゝ`)ふーん

嫁さん(小説未読)はさすがにこの犯人は予想が付かなかったようです。

確かに予備知識なければ、まさかの犯人でしょうねえ。

非常に残念なのは、小説版では物語の途中でポアロさんが犯人像について語るシーンがあるのですが、映像ではこのシーンは無し。
あのシーン好きなんだけどなあ。

あと、最後でなぜか犯人とポワロ&ジャップの派手なガンアクションになります。
小説版の終わり方が地味すぎるから、そういう変更になったんでしょうけど、ポアロさんに銃弾を除けて走るアクションは似合わないなあ。それこそ、
ポアロ「そういうのは我らの愛すべき友人ジロー警部の独壇場ですよ」
なんて言ってそう。

5巻は「葬儀を終えて」だそうです。
あの、葬儀のあと、三々五々集まってくる遺族のシーンは映像向きですね。ただ、あの犯人の驚愕のトリックが、映像でやるには『一か八か』な気がして、見たいような、見たくないような・・・

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