オイラー
生まれて初めて油絵の具を買いました。
オリーブグリーンとローアンバー、そして描画油であるパンドル。
けして今から油絵趣味になろうというわけではありません。
海外のモデラーさんの作例を見ると、塗装に油絵の具をフツウに使っていて驚きます。
タミヤのエナメル系塗料と油絵の具を混色など『えぇッ!』ていう技法がゾクゾク出てきます。
確かに広い広い広~い意味では共にエナメル系塗料なんですよね。
「油絵の具を使う」というのは、単純に外人モデラーさんの環境でタミヤのエナメル塗料が手に入らないというのがあるかもしれませんが、多分一番デカイのは色数の豊富さだと思います(だいたい海外には海外で模型用のエナメル塗料メーカーがあるでしょうし)。
あらためて画材店で、油絵の具の色数の多さに驚きました。
明るいグリーンでズラ~・・・
暗いグリーンでズラ~・・・
茶系のグリーンでズラ~・・・
グリーンに限らず、各原色でそんな感じでした。
あと、プラモに関するマテリアルの発達の方が後追いなのかな?とも思ったり。
車のへこみ補修用パテをプラモ改造に使う人が現れた
↓↓↓↓↓↓
プラモ専用のポリパテが各社から出る
アクリルガッシュや油絵の具をプラモの塗装に使う人が現れた
↓↓↓↓↓↓
プラモ用のアクリル系エナメル系塗料が各社から出る
上記は何の根拠もない私の想像です。
そんな歴史だったのかなあと。
さて油絵の具ですので、水溶きではなく描画用溶き油というのが必要になってきます。
溶き油というのがまた色々種類ありまして・・・
外人モデラーさんはフィルタリングという技法を行うにあたり、テレピン油で希釈して使ってますが、画材店で
「テレピン油で希釈して下地の色合いを透明水彩のように残しつつ上に別な色の層を乗せていきたい」
と相談すると(プラモに塗るなんて言えない^^;)
「それだとパンドルの方が良いかも」
とのこと。希釈ではなく、描画油で伸ばしていくのが良いんでしょうか?
そもそもこの手の技法に暗いし、油絵自体なじみがないので、画材店の人の見解に素直にしたがってみます。混ぜすぎるともしかしたらプラが溶けるのかもしれませんが、この辺もジャンクで試しながらつかんでいくしかないですね。
油絵の具自体が単品で結構な値段しますし、それに加えて描画油、揮発性溶き油、液状乾燥促進剤と購入していくと、私の小遣いをどんどん食いつぶしていきます。
その時は「まあ、希釈だけならタミヤのうすめ液でも出来るかな?」と軽く考え描画油だけ購入して帰ったのですが、予想通りタミヤのエナメル系うすめ液で希釈出来ました!
本番塗装はまだ当分先ですので、色々前もって試してみたいと思います。
まあとにかく長々と書きましたが一番言いたいのは
「会社の目の前に画材店があってよかった!」
ということです。
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