ゴルゴは1キロ先のアリの脳天を狙撃できるか?
昼に入った食堂で読んでいた古い古い週刊現代にさいとうたかをさんのインタビューが載っていて。
「ゴルゴは道端にアリがいたら踏まないように跨いで通る。その跨いでいる姿が不恰好であっても彼はアリを跨ぐ。人の命を奪うのは依頼であり仕事だからだ。アリの命は奪わない」
というニュアンスのことが書いてありました。すみません五目焼きソバと小チャーハン食べながら読んでたんで、細かいところ違うかもしれませんが、だいたいそんな感じでした。
これ読んで、色々深いなあと感心。
読む人によって色んなとらえ方ができる面白い文章ですね。哲学的でもあります。
ただ、小難しいこと考えずに
ゴルゴ「(あ!アリだ!ヤベ!踏んじゃう!)」
と瞬時に判断して足をおろす軌道を変えているゴルゴさんを想像して楽しみましょう。
ギリギリで気付いて「ゥエアッ?(セェーフッ)」て変な声出してよけてるかもしれません。
それも彼の美学なんです、きっと。
さてブルチェック造形。
ヒザカバーがアホほどでかすぎて、足を閉じ気味にすると干渉がヒドイので、股関節を作り変えました。
腰まわりを無駄に作っては壊し、作っては壊ししてるイメージがありますが(実際そうなんですがw)、この手の作業は直感的で楽しいです。
足の付け根が広がったんで、腰カバーは可動できるように作り直しが必要です。
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コメント
ブルチェック:
ヒザから下が箱なのもあいまって、立ち姿が戦隊ロボ風というか勇者ロボ風で、どっしり感がありつつ、すっくと立った感じがかっこいいですね。
ゴルゴ:
人は殺すが蟻は踏まない。かっこいいですね。でも、彼にそんな情緒があったとは、意外です(^_^; 劇画で、そんな珍エピソードに挙げられそうなシーンがあったらと想像すると、笑えてきました。
投稿: こにしのぶお | 2010年9月30日 (木) 23時23分
こにしさんありがとうございます!
なるべくフラットなボディに作って行き、あわよくば戦車の車体表面のモールドを切り貼りできればと思っております♪
ゴルゴは哲学的ですね。アリを殺すのが可愛そうと考えているのか、アリを殺してもどこからも報酬が出ないから殺さないと考えているのか、仕事だから人間は殺しているけど対象に限らず生き物は原則殺したくないと思っているのか、色んな解釈があると思いますが、私としてもゴルゴは情緒豊かであってほしいと願ってます(^-^)
投稿: 早瀬五郎 | 2010年9月30日 (木) 23時43分