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2010年8月 6日 (金)

13人の優しさが光る

ブログネタ: 「これだけは読んでおけ!」と思う本は?参加数拍手

おお!これは!良いブログネタ見つけました。

「オリエント急行の殺人」がオススメです。

ガチで書いていくと壮絶なネタバレになりますのでクドクド書けないのですが、オリエント急行の殺人は「子供を思う家族の物語」です。

ハヤカワ文庫以外でも、青い鳥文庫やポプラポケット文庫からも子供向けに翻訳されたものが出ています。
私は良く本屋に入り浸る際、これらの子供向け翻訳版を立ち読みします。

(個人的には挿し絵がドラマチックな青い鳥文庫がオススメ)

ウチの坊っちゃんが何歳になったら読めるかな?この描写は理解できるかな?物語の深遠を読み取れるかな?というのを考えながら立ち読みしております。

殺人事件が起きるまでのところは飛ばしてもいいんです。殺人事件が起きてから、ポアロが13人の乗客と車掌に最初に事情聴取する場面も飛ばしていいです。問題はポアロが犯人にだいたいの見当をつけてそのアリバイを崩しにかかる2度目の事情聴取からです。

何度読んでも泣ける。

何回でも言いますよ。

何度読み直しても泣ける。

13人の登場人物全員が好きなんですが、なかでもイタリア人トニオやアメリカの私立探偵ハードマンが好きです。

児童書コーナーで子供にまじって泣きそうになってる大人を見たら、多分それは私です。そっとしておいてください。

さて、続きはいつか書こうと思っていたどうでもいいこと。

クリスティーさんの読書録を書いてていつも思うのは『タイトルが長い』ということ。小説タイトルを列記しているだけで、けっこうな文章ボリュームになります。
いつも手短に記事を書こうと思っている私への向かい風になるんです。で、略称で書いていこうかと思うんですが、ファンの人から怒られそうだし、正しい日本語を使いなさい派の人達から『なんでも省略するな!』て怒られそうだし。

しかし略称考えるのは楽しいので、いつか使いたい、クリスティータイトルショートバージョン。正解無しでいっきに行きます。

・オリQ(名作)
・そし誰(もちろん名作)
・スタ怪(ポアロデビュー)
・エビ殺(Cがはずれた;)
・ポアクリ(次に読みます)
・5コブタ(様式美の名作)
・ナシナシ(リーマン用語「あ、私ミルク無し砂糖無しのナシナシで」)
・ミチノリ(本当は”乗って”)
・死者マチ(”あやまち”だけでもいいんですが)
・マギシン(マギンティ夫人がそもそも長い)
・あお馬(青いではなく蒼いの方。)
・終生(しゅうせいじゃなくてオワウマ)
・フラジョー(フランクフルト)
・パカパイ(なんとなく下品なひびき)
・バトホテ(バトスピみたいですが、意外な名作)
・ボクサツ(マープルデビューww)
・鳩猫(もう何がなにやら)
・愛人(元が漢字四文字なんで略さなくても・・・)
・ヘラ険
・クリ険(冒険てついてるタイトル意外とあります)
・カーテン(そのままwww)
・クモノス(そのままwww)

これは定着しないな!

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