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2010年7月13日 (火)

SUMI-TSUBO

Zm100713
セカンドショット。重さ600グラム超。

形状をとうとう白日のもとにさらしてしまいましたので白状しますが、私の父がムク木から掘った墨壷をレジンで複製してみました。

車輪受けは深すぎて抜けなかった。

墨をためる穴も、深すぎて、浅めにしか作れなかった。

ともに型であるシリコンゴムを原型から引き抜こうとしたときにちぎれて破壊されてしまいました。

なので、そこだけ切り取って、再度中子状態でシリコンを流して別パーツ化。実際、そうしておかないと、レジンを脱型するたびに、シリコン型を破壊しかねない。

にしてもガーゼは型の強度アップに最適でした。

ガーゼ入れてなかったら、多分今回の型は四方八方に裂けていたと思います。

最小限度の型破壊で複製作業に移れたのはひとえにガーゼのおかげ。

で、父に『今こんな感じ。車輪受けは抜けんかった』とファーストショットを持って行きますと、「車輪受けは切ってやるよ」とのこと。

私からすると、彫刻刀の何倍もの大きさのノミであんな器用に彫りこめるのが信じられない。

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コメント

世代を超えて、どっちもすごい!
、これを型どりしようとするところこそがこの親のせがれ!
でも、お父上の仕事は職人の時代のそれですね。そして技術が現役であることがすばらしい。

あ・・・パーツを削りだしてもらって、木製のグランカーを・・・

投稿: 雷蔵 | 2010年7月13日 (火) 23時18分

雷蔵さんこんばんは。
いやいや、そんな大したことはしておりません。
私の記憶の中にしかもうその物体はありませんが、初代(私の祖父)が作った大小さまざまな墨壷がやはり一番カッコよかったです。その技をすべて伝授してもらうまえに祖父は亡くなってしまったので、私の父の墨壷は正直、少し見劣りする印象。それを私が発砲樹脂で複製してる事ここに至っては、祖父も空の上で苦笑いだろうなあと思います。

でもこういう親子2代でのクエストは非常に楽しいのでした。ただ墨壷以外の彫刻はたとえば屋根瓦の先っちょの飾り部分とか、なにせデカすぎて、私には複製できません(苦笑)。シリコン50キロくらい使いそう・・・

木製グランカー・・・いいですねえ・・・いや、なんてコワイささやき^^;

投稿: 早瀬五郎 | 2010年7月14日 (水) 01時14分

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