別名、一升瓶に入れたお米を突く作戦
さて、いつ終わるともしれないスパイメガトロン造形です。
やっと型の反面ができました。
新品のシリコンを贅沢にザーっと注ぎ込めば硬化を含めても1日で終わる作業なんですが、なにせ貧乏性なもので、注いではクズシリコンを敷き詰め、また注いではクズシリコンを敷き詰めってやってますので非効率的です。
そればかりやってるのもナニですので、以前から気になっていたヌケの悪い機銃の型修正を考えることにしました。
図のごとく、上からキャストを注いでいったとき先のほうにうまく充填できなくて左下の複製品のように先が無いものが出来てしまうわけです。
張力って言うんですか?専門知識は無いのですが、圧がかかって先端には流れていかないわけですね。
空気ヌキも作るんですが、その空気ヌキまでも届かない感じ・・・
あきらめて手修正しようかとも思ったのですが、もう少し簡便に解決したい。
で先週ひらめいたのが、
「流れていかないんなら上から押し込んでやればいいんじゃね?」
というトコロテン作戦です。
このようにキャストを注いだあと、細いプラ棒で上から突きます。
しかもこの作戦のすごいところは、突いたプラ棒をそのまま残してキャストを硬化させてしまうというところです。
プラ棒がそのまま芯になります。
ガレージキットなんかを組んだ経験がおありの方は理解して頂けると思うのですが、キャストは粘りがありません。
細いパーツはわりと簡単に折れる感じ。
なので粘り、柔軟性のあるプラ棒が芯に入ってくれるのは願ったり叶ったりというところなわけです。
(真ちゅう線とか針金とかも可)
で、完成品。
オオ!先までキャストがいきわたってる!
ちょっとバリを取るだけでこの通り。
何事も悩んでみるもんです。
引き続き頑張ります!
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