圧力との戦い
少し後追いになりますが、スパイメガトロン足部分の複製フォロー記事です。
(特に誰も気にしてないと思いますが、後々の自分へのフォローとして)
スパイメガトロン造形も大詰め、型の作り方も手馴れてきた(と思っていた)私は、残りの複製をはやく上げたかったので、ひとつの型で詰め込める限界に挑戦しようと思っていたわけです。
当時。
で、こういう「足の付け根からつま先まで全フォロー型」というのを作って注型をはじめたわけですよ。
これがまあ、「大気圧」っていうんですか?「重力」って言うんですか?
液体(てか物体全般)というものは下がるよりあがるほうが力要りますよね?
なんか、トコロテン作戦の棒で突いても突いても湯口(ゴール部分)からキャストが上がってこないんですよ。
型をあけてみると、こんな感じ。
全然充填できていない。
ひとつのことにあまりこだわらない私は、マリーアントワネットの教え
「型が大きくて届かないなら小さくすればいいじゃない」
に従い、型を図中波線のところで切断したわけです。
ホントにこんなにギザギザに切断したわけではないですよ。
で、上部分のほうはひっくり返して型-Aとし、下半分のほうはそのまま注ぎ口だけ広くして型-Bとしたわけです。
つま先の形状がちょうど互いの型の湯口になってくれました。
これでようやく型-Bにてスネ、股関節が無事複製でき、
型-Aにてフトモモが複製成功。
みごと切断されてしまった「つま先」部分は型から作り直しになりました。
(その場所でしか、うまく型を分けられませんでした)
手を抜こうとして余計手間がかかるという好例です。
なにごとも丁寧にやっていかねばなりません^^;。
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