ねずみの騎士カッコよすぎ
今更感漂いますが、ナルニア国ものがたり2作目「カスピアン王子のつのぶえ」をレンタルDVDで見ました。
カスピアン王子はたまげるイケメン。
超簡単に説明するナルニア国ものがたり
1作目:ライオンと魔女
ナルニア国の支配をたくらむ白の魔女と、異世界(本来の我々の世界)から紛れ込んだペベンシー家の4人の幼い子供達の戦い。
勝利した4人の子供は創造主から王に任命されるが、数十年後、かつて迷い込んだ同じ場所からもとの世界にもとの子供の姿で戻る。
ナルニアには4人の英雄の伝説だけが残った。
2作目:カスピアン王子のつのぶえ
前作から長い年月が流れ、ナルニア国はいつのまにかテルマール人の治世となっていた。テルマールの王弟ミラースは自らがナルニアを支配するため、兄王の息子カスピアン王子の暗殺を企てる。あやうくミラースの追っ手から逃れたカスピアン王子は「吹けば伝説の英雄を呼ぶことが出来るつのぶえ」を吹く。
一方学校生活が退屈なペベンシー家の4人の子供達は、駅のホームで電車を待っていたはずなのに、気がつけば朽ち果てた城が佇む島に立っていた。
「ここは・・・ナルニアだ」
1作目は白の魔女に操られる甘ったれ次男エドマンド(後の正義王)が主役のようなもんでしたが、今作はいよいよ凡庸な優顔長男ピーター(1の王にして英雄王)が前面に打ち出されてます。
もちろん本当の意味での主役は第9代カスピアン王子なんですが、物語冒頭から独断と失策を繰り返すピーターの苦悩がやはりこの映画の一番の見所だと思います。
守りを固めたい派のカスピアン王子と、攻め勝ちたいピーター王の微妙な確執
↓
復讐に囚われ自分の仕事をまっとうできないカスピアン王子
↓
ナルニア軍の敗走
そういう失敗を踏まえて、
クライマックスのピーターとミラース王の一騎打ち
↓
勝利
↓
1の王にして英雄王ピーターの復活
↓
力を欲していたカスピアン王子の心の成長
と、まあ、おなかいっぱいの内容でした。
あと、この映画のお楽しみポイントは味方側にいるリーピチープというねずみの騎士です。
実際のねずみくらいの大きさしかなく、腰の剣もまち針くらいしかないに、屈強な武装敵兵士をひとりひとり屠っていく様がかっこよすぎ。有る意味カスピアン王子以上のイケメンです。
森の中、追っ手の敵兵士が足元の剣豪によって「ウワ!」「ギャッ」「ェアッ」と悲鳴あげて倒されていくのを嫁さんとふたりワクワクしながら見ました。
これもいつかDVD買いたい。
しかし3作目以降の映画製作予定は今のところ無いそうで、それが残念ですねえ。
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