駐車場は来客用を避け、一番遠くに停めなさい
「カバンはハンカチの上に置きなさい」という本を読みました。
『ビジネス書』というやつですね。
プルデンシャル生命でトップセールスを維持し続ける川田修さんという方が書かれた本です。
ぃや、別に今から営業マンとしてバリバリやっていこうなどと思っているわけではなく、単にお友達のプルの営業さん(※もちろん上記著者とは別な人)から紹介されて読んでみたわけです。
本のタイトルになっているカバンはハンカチの~というのは、企業人にはわかりにくいかもしれませんが、保険屋さんて一般家庭を回り、室内に入る機会も多いわけです。
カバンは普段地面や会社の床の上に置いたりしますね?
だから一般家庭にお邪魔して、カバンを床に置く時は、ハンカチを下に敷きなさい。
そういう意味のタイトルです。
しかも「この人、汗をふいたりするハンカチを我が家の床の上に!」とお客さんに思わせないため、会話中にさりげなくカバンに敷いたハンカチとは別なハンカチを出して汗を拭いたりするそうです。テッテー的にやる人ですね。
ほかにも色んなノウハウが詰まっているのですが、私の個人的意見を誤解を恐れず言わせてもらえば、読んで感動する本ではありません。
書いてあることを実戦して契約が取れるわけでも無いと思います。
この本の著者が(おそらく)声を大にして言いたいのは、
「相手にプラスに思ってもらおうなどおこがましい」
「相手にマイナスの感情を与えるな」
そういうことだと思います。
営業マン諸氏が持っている商材がほぼ僅差で横並びなら、少なくともお客様に不快な思いをさせてはいけない。商品以外で余計な気がかりを与えてはいけない。
不安材料を与えない⇒安心感
そういうアピールの仕方なのだろうと思います。多分。
感動するよなタイプの本ではありませんが、参考にはなりました。
行った先の駐車場に車を停める位置とか、腕時計のバンドの色とか、色々面白かったです。
今度ニトベさんのブシドーとか読んでみようかな?
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コメント
タイトルからすでにいいですね~。こういう気配りってホント、いいですよね~。
バスで見た、雨の日にキャスター付のカバンをキャスターを下にして座席の上に置く事務所の向かいにある某大学のおっさんに叩き付けてやりたい本ですね。
投稿: 夏侯 | 2009年9月30日 (水) 12時23分
夏侯さん今晩は!
いいでしょう?営業職に限らず、仕事をしていく上で「相手に不快な思いをさせない」というのはどんな仕事でも重要なことだと思います。
「私はお客様の所へうかがっているのであり、私自身がお客様のはずがない、だから来客用の駐車場を使っていいはずがない。」
これもまた、感心したポイントです。
夏侯さんにとって全編通して面白いかどうか謎ですが、お貸ししますよ。
なんだったらそのおっさんのカバンにそっと忍び込ませてもいいです。それだったら本が帰ってこなくても、私は満足ですw
投稿: 早瀬五郎 | 2009年9月30日 (水) 19時17分