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2009年9月16日 (水)

ムササビードル

嫁さんがハマってる月曜の夜9時からのドラマを

五郎「ほら、あれナンだっけ、あのドラマ、ああそうそうムササビードル」

とボケたら、嫁さんに注意を受けました。
金曜ドラマの方も「ポチの犬」とか「傷刻牢犬操」などと呼んでいたら、嫁さんから注意を受けました。
ファンの皆さんゴメンナサイ。今シーズンのTVドラマはまったく見てないんですよねえ。

見たら見たで面白いのでしょうけど、イマイチTVドラマ見ようという気が起きないです。
小説読んでるほうが面白い。

そんなわけで(どんなわけ?)「八幡太郎義家」という、いかにもPHP文庫から出そうな、実際PHP文庫出版の歴史小説を読みました。
Zm090916
趣味が城めぐりという歴史マニア・夏侯さんから借りました。前に平将門を借りて、今度は源義家。次は源平合戦でしょうか?
また何か歴史小説読んだら貸してください。m(_ _)m

源氏の家系が意外と複雑でどこまで直系なのかどうなのか、いささか微妙ですが、

義家

義忠

為義

義朝

頼朝・義経

とまあ、源氏のメジャー選手、クロウ義経までは少し間がありますね。

八幡太郎って言葉、平成の世の中に、どれくらい生き残っているんでしょうか?死語っポイ?
実際問題、私も八幡太郎の文字ヅラくらいは知ってますが、義家と言われて義経の前なのか後なのか、本書を読むまで微妙でした。
義経のひいじいさんくらいかな?くらいの認識でした。大河ドラマでも主役やってないですし、ちょっと歴史に埋もれちゃったかな?というイメージです。

☆正式な名前は源義家、馬上における弓の名手
☆白河上皇に地味ないやがらせされる
☆前九年の役、後三年の役

くらいしか一般の人が認識できるキーワードって無いですね。

この小説、壮大な義家の歴史をかなり駆け足で描いた感があってもったいないです。全3巻くらいがよかったかも。
歴史が長いので、色んな人が入れかわり立ちかわり、出てきては消え、現れては去り・・・そんな感じの小説でした。
弓合戦をもう少ししつこく描いてほしかったです。

と色々書きましたが、歴史小説はイイ。後三年の役の部分はやはり読んでいて盛り上がります。PHP文庫はクロウ義経出さないのかなあ。

読書に良い季節になってきましたので、引き続きクリスティーさんのマープル物2連チャンで読みたいと思います。

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