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2008年8月19日 (火)

近づく読書の秋

長い連休明けともなると、仕事アドレスにたまってた迷惑メールの数がハンパ無いですね。
「3千5百通のメール中、2千5百が迷惑メールです」
て、メールソフトから通知受けて、ちょっとゲンナリしました。
(念のためザラーっと見ておかないと、必要なメールが迷惑判定されていることもありますからねえ)

  

夜から明け方にかけて、少し涼しくなって来たですか?
活字が恋しくなって来ますね。
横溝さん読破シリーズをそろそろ再開しようと考えてますが、もう残りは
「病院坂の首縊りの家」「三つ首塔」「悪魔が来りて笛を吹く」
くらいしか無いわけです。ほかにもあるのですが、あとはどれも、ムニャムニャな内容なので読もうとまで思わない。

にしてもここで何故私が病・三・笛の3つを残してモタモタしているかというと、土着ミステリがもう無くなってしまったというひとことにつきます。
金田一モノなら都会で起きた事件より、因習にまみれた田舎で起きる不可解事件(要するに土着ミステリ)のほうがいいですよね!

病院坂が、土着ミステリかな?
ただ病院坂は、「金田一耕助最後の事件」にして最高の凡作(ファンのみなさんごめんなさい)なので、読みたいような読みたくないような・・・
悪魔が来りて~は最後に読もうと思ってますので、まだまだガマン。

やはりここは三つ首塔かな。・・・三つ首塔ねえ・・・

と書店で悩んだあげく、少し毛色の変わった本を手に取ってみました。

「ポールスローンの札束を焼く強盗」

簡単に言うと、「頭の体操」ライクな水平思考推理ゲームの問題集です。
実際、「頭の体操」とカブっている問題もいくつかありますし。

「ある事象の装飾をそぎ落としていくと、奇妙な結果だけが残る」

そういう面白さを狙っている読み物ですよ。
本のタイトルにもなってますが

「銀行の車が強盗に襲われ、現金入りのカバンが盗まれた。しかし強盗は盗んだ現金をすぐ燃やしてしまった。なぜ?」

みたいな問題が100問弱ほど。

秋に向けてガッチガチのミステリを読む前の肩ならし(脳ならし?)に読んでみました。
感想としては微妙・・・。
いくつか答えが強引過ぎるというか、ヒントが足りなさ過ぎる問題があり、なかなかハマれない。でも結構いい問題もありましたよ。

Q10「旅の終着点」
数週間の旅から帰ってきた男は、海に浮かんでいるところを発見された。
海から出発したわけではないが、旅の終わりが海上になることは想像できた。
男の無事な帰還をみんなが喜んだ。彼の旅とは?

答えを聞くと物凄く納得できます。

Q40「疾走」
男は自宅ガレージで時速4800キロ以上で走るものを作り出した。
何を作り出したか?
高エネルギーは使ってない。特別な技術も道具も必要ない。

これは答えを聞くとへえ~っとなる問題。
是非、考えてみてください。

これだけではナニなので、リンク先に答えを書いておきます。
クリックは自己責任で♪

Q10の答え

Q40の答え


見ると、モヤモヤが晴れて納得すると同時に、若干のガッカリ感も味わいますのでご用心。

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