if you give me your heart
昨日は坊っちゃんが毎週楽しみにしている鉄腕ダッシュが野球中継につき、ありませんでした。
確かテレ朝系でクイズ番組だか情報番組だかをやっているはずなので、ガマンしてそれを見ようかと思ったら、サッカー中継でした。
しょうがないなあ。あまり気のりしないけど、TBSのからくりTV見ようかぁと思ったら、バレーボール中継でした。
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そうですか。
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頭の中に、コブクロの「蕾」が鳴り響きました。
打ちひしがれているわけにもいかないので、困った時のNHKです。
この時間帯に初めてNHKにチャンネル合わせてみましたよ。
なんか、「ダーウィンがナントカ(番組名うろ覚え)」という番組をやってます。
ようするに「動物奇想天外」みたいな番組なんですね。
オオ!エウレーカ!
坊っちゃん、お嬢ちゃんと見るのにちょうどいい番組じゃないですか!
というわけで、見てみることにしました。
番組は「ツカツクリ」という鳥のオスが巣作りするところからスタートです。
キジをあっさりさせたような、取り得の無い鳥ですね、ツカツクリ。
大きさは、付近に比較用のセブンスターが置いてないのでわかりませんが、多分ニワトリ以上キジ未満てところでしょう。バタバタ飛ぶわけではなく、メインは歩きのようです。
のどのあたりの皮がかなりタルんでいて、後々、何かに使うであろうことを予想させます。
ナレーション「森の中、ツカツクリのオスが巣作りする場所を決めたようです。我々は彼のことをツカオ君と呼ぶことにしましょう」
ずいぶん雑に名前をつけられたツカオ君は、巣を作りたい場所に背を向け、後ろ足で土、落ち葉、枯れ枝などを蹴り飛ばして、一箇所に集めていきます。
五郎「ツカオ君、適当にやるなよ」
など、坊っちゃんと一緒にヤジを飛ばしながら見ます。
しかしこのあと我々のヤジを吹き飛ばすかのように、ツカオ君は物凄い早送り映像で土と落ち葉をかき集めていきます。
いつの間にか集められた落ち葉が丘のようになっています。
画面上にスケールが出て、高さ1m、幅6mと示されます。そう!彼の名は塚作り。
五郎「ちょw6mてwwプロレスのリング並み、ツカオやり杉」
土中の微生物が落ち葉を分解しはじめ、軽く湯気が立ちのぼるほど熱を発してますね。
ようするにそれでタマゴを暖めようという魂胆らしいです。
で、ツカオ君は準備が整った丘の上で一声鳴きます。
のど袋に空気をためて鳴くそうです。
ツカオ「グムー」
これがものすごいマヌケな声なんです。
あまり真剣に悩んでないひとのため息のような感じ。
ツカオ「グ・・グムー」
隣で見ていた嫁さん、涙を流して笑ってます。
ツカオ君何してるのかなと思ったら、ああ、そうですか、求愛活動なんですね。
メスがのそのそやってきましたよ。メスにのど袋が無いんで、グムーと言うのはオスだけのようです。
ナレーション「ツカツクリのメスが来ました。メスはツカオ君の作った巣の中央に穴を空け、中に顔をうずめています。巣の中の温度を計っているようです」
メスにはツカヨちゃんとか、名前付けないんですね、ナレーションさん。
メスが巣を点検している間、ツカオ君はわかりやすくソワソワしています。
で、自然の摂理としてメスに乗っかろうとするのですが、このときのメスがヒデェ。
ツカオが巣を作っていたのと同じ方法、後ろ足でツカオに土を蹴飛ばします。
失恋の描写で、こんなえげつない描写がかつてあったか?いや無い!
メスがスタスタ去っていったあと、ツカオ君は呆然と立ち尽くしてます。
顔は泥まみれです。
私の頭の中にも、ツカオ君の頭の中にも、コブクロの「蕾」が鳴り響きました(本日2度目)。
ナレーション「ツカツクリのタマゴが孵化するには、30度を越えるの温度が必要です。このときツカオ君の巣は26度しかなかったのです」
消ぃえーそーうにぃー・・咲ぁきそーうなああーーつーぼーみが(略
ナレーション「しかし、そんなツカオ君に恵みの雨が。微生物が水分を得る事により落ち葉の発酵が進みます。温度も30度を超えたようです」
ツカオ「グ・・グムー」
しばらくすると、メスが来ました♪
今度は巣を気に入ってくれたようです。一仕事(?)終えるとメスはまたスタスタ去って行きます。タマゴが出来たら産みに来てくれるそうです。
よかったなあ!ツカオ君。
来週から鉄腕ダッシュじゃなくて、ダーウィンがナントカっていう番組見ようかなあ(←の、わりには番組名覚えてない)。
毎日、CGコツコツ。
グムー進んでない。
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