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2008年1月24日 (木)

ダイナミックチョップ・池

※以下「犬神家の一族」に関して、ネタバレがあるかもしれませんので、そういうの、らめなのという人は読まないでください。

さあ、「犬神家の一族」読み終わりましたよ。

・・・ウソです。いやホントですが、今読み終わったわけではないです。
読み終わったの随分前。
竹尾ワッ太は若社長。

かなり有名な作品ですからね。今更これに関連して記事書いてもなあ・・・と思って読んでから2週間ほど放置しておりました。

あらすじ3行株式会社
犬神家財産は、遺書により血筋無関係の珠代さんが相続。
犬神の3男子は珠代さんの婿になれば、一部財産取得。
が、3男子達は家宝「斧(よき)」「琴」「菊」の見立てで、死。

これすなわち「良き、事、聞く」。痛烈な皮肉ですよ。
琴と菊の見立てはそれほど凝ってませんが、斧の見立て殺人は見事。
だからスケキヨなんですね。
だから池から逆さまに足だけ出して死んでるんですね。

珠代さんの美人描写がすさまじい。
今まで読んできた、他の金田一物のヒロインでもここまであからさまに「絶世の」「絶世の」「絶世の」としつこく言われる美人は出てきたことが無い。

他作品のヒロインと比べて気が強そうな所も印象的。
見てないですが、最近市川・石坂コンビで再映画化された際の松島さんは、ハマリ役だと思います。

あと、この作品には青沼静馬という人物が登場します。私は昔の映画やTVシリーズの印象で静馬は極悪人だと思っていたのですが、読み返してみると意外とそうでもなかった。

意外とトンマな所も有り、チャッカリしている所もあり、で、可哀相な人とも言える。
ただの悪人では無いです。

こう書くと、「静馬=犯人」みたいですが、ウ~ン。犯人では無いですよ。可哀相な人。(ヒデエネタバレ)

犯人はもっとドス黒い。ドス黒いなりに、腹をくくった人です。
自分が逮捕されることなんて、露ほども気にしてない。

ただ、犯人以外にふたりほど、ウッカリさんがいるので、事件はどんどん複雑になっていきます。ウッカリさん自重してほしいなあ。
この辺の錬られかたは尋常じゃない。

さて、金田一モノの買い置きでまだ読んでないのはあと2冊。
「女王蜂」と「死神の矢」

なぜその2作品wwと思ったひとは金田一マニア!
この二つは兄弟みたいな作品です。

続きを読むは、相変わらず備忘録。
主観に満ちた好き嫌いをつけてみましたが、わざわざ見るほどではないです。

続き

【現在までの読了数】
そろそろまた何冊か仕入れたい。
★★★→ダメ、ゼッタイ
☆★★→ウ~ン
☆☆★→マアマア
☆☆☆→キシリア様に伝えてくれ、あの(ry

01:☆☆☆獄門島
02:☆☆★夜歩く
03:☆☆☆百日紅の下にて
04:☆☆☆八つ墓村
05:★★★睡れる花嫁
06:☆☆★湖泥
07:☆☆★蜃気楼島の情熱
08:☆☆☆蝙蝠と蛞蝓
09:☆☆★人面蒼
10:★★★悪霊島 上・下巻
11:☆☆☆悪魔の手毬唄
12:☆☆☆本陣殺人事件
13:☆☆★車井戸はなぜ軋る
14:☆☆★黒猫亭事件
15:★★★悪魔の寵児
16:★★★生ける死仮面
17:★★★花園の悪魔
18:☆★★蝋美人
19:☆★★首
20:☆☆☆貸しボート十三号
21:☆★★堕ちたる天女
22:☆☆★迷路荘の惨劇
23:☆☆★悪魔の降誕祭
24:☆★★女怪
25:☆☆★霧の山荘
26:☆☆☆仮面舞踏会
27:☆★★支那扇の女
28:☆☆★女の決闘
29:☆☆★犬神家の一族

※読んだ順です。

読破準備中
・女王蜂
・死神の矢

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