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2007年12月 3日 (月)

早苗さん閉じる、花子さんひらく

今晩は。ぼーっと時間を過ごすのがもったいなくてたまらない早瀬五郎です。

休みの間にレンタルDVDで「獄門島@古谷一行さんバージョン」を鑑賞しました。
(坊っちゃん達は相変わらず「Xライダー」をレンタル。神話編から悪人編に突入!)
ネタバレがダメな人は、今日の記事、読まないでくださいね。

今日の記事を読み返して、「カッコだらけのつまらない文章だな」と思ったのですが、こういう文章がいかに見苦しく、読み辛いかという戒めのため、推敲せず、そのままにしておきます。
(推敲する時間が惜しいという話もありますが・・・と、またカッコを使う)

ウィキペディアによると、古谷版獄門島は1977年7月30日~8月20日全4回だそうです。
1977年といえば、私は10歳なので、見ていたものの、おぼろげな記憶しかありません。
土曜の夜10時だというのに、随分夜更かしですね、昔の私。
遅くまで起きていたのは、夏休みだったからかな?

とにかく見てビックリです。
冒頭、ある人からある人へ、扇子が3枚渡されます。そしてなにやら耳打ち。
開始3分で犯人がわかる親切設計です。
・・・いや、原作知らないと、あのシーン見ても「?」と思うだけでしょうが、原作知ってると、

「いきなりかい!」

と思うシーンです。

さて、この物語の主役はやはり金田一ではなく、早苗さんであろうと思います。
誰がやっているのかと思えば、島村佳江さんでした。小説のイメージどおりの人ですね。
島村さんと言えば熱中時代の魚津早苗先生です。なにかと早苗さんなんです。

あと、目だったところでは、与三松役が仲谷昇さん!
「大戦隊ゴーグルVの本郷博士」とか「巨獣特捜ジャスピオンの長老エジン」といった静かな後見人というイメージしかなかったですが(なに、その「偏った主な出演作品」・・・)、与三松役ですか。
狂人を怪演しておられますね。あまり大声出したり激しく動き回ったりというイメージが無かったので、新鮮です。

最初の犠○者(←バレバレ!)花子役は萩奈穂美さん。バトルフィーバーJの2代目ミスアメリカ役が有名ですね。有名か?
というか、それ以外で見た事が無いですね。年代的にはミスアメリカの数年前ですね。
これまたかなりキてる役を900%演じきっています。これも新鮮ですねえ。

色々なTV、映画で獄門島は見たのですが、今回気付きました。色んな女優さんが花子を演じてますが、この萩奈穂美さん演じる花子がダントツです。

カカロット 萩奈穂美、お前がナンバーワンだ・・・」

べジータも間違いなくそう言うでしょう。

ネタバレになるので詳しくは言いませんが、花子さんは木にさかさまにぶら下げられます。
ハングドウーマンです。
木にさかさまにぶら下げられている女性を想像してみてください。
手は軽く握った状態がデフォのはずです。

各種獄門島の花子もそうですよ。私の記憶が正しければ。

しかし、萩奈穂美さんだけは、手の指をまっすぐに伸ばすどころか、そり気味にして、ぶら下がってます。
ジャンケンのパーを力いっぱいやってる感じです。

死後硬直?いや、死後硬直にしても、弛緩してからカタマルと思うので、手は軽く握られた状態でカチカチになると思うんですけどねえ。このへん医学的知識が無いのでなんとも言えません。

「リアルでは無いけれども、絵的に美しい」

そんな感じです。リアリティや整合性の追及のみが良い作品になるわけでは無いという見本のような、ぶら下げられ具合でした。
ぶら下げられた花子を見て頭を掻きむしる金田一の表情で次回へ続く。

続く第2話、座敷に寝かされた花子は陶器のような顔になってます。無表情に目を開いたまま。
で、早苗さんに優しく目を閉じられるわけですが、しばらくすると開きます。

コワイです。

これも死後硬直ですか?
医学的な知識が無くて、これまたなんとも言えません。

画面の向こうの方で「誰が何時にドコにいた」というアリバイ話とかしてるわけですが、この画面手前でそっと繰り広げられる

「早苗さん閉じる」⇒「花子さんひらく」

が、妙にツボにはまってお話に集中できません。

以降も金田一が閉じるも、少しして開き、やむを得ず早苗さんが顔に白布をかけたのに、インネンを付けに来た志保さんにその白布を剥ぎ取られたり(やっぱり目が開いている)。
あとからやってきた鵜飼さんに白布をのぞかれたり・・・

嫁さんとふたりで、

「もう、遺体をイジルなよ!

話に集中できないよ!」

とツッコミながら涙が出るほど笑ってしまいました。

花子の無念さを表したかったのでしょうか?
その部分だけ、よくわからない演出でしたが、全体通しては、非常に凝った作りの面白い作品でした。

映画石坂版はオススメできませんが、古谷版はオススメです。

ちなみに物語の根幹を成すあの名台詞
「キ○ガイじゃがしかたがない・・・」
は、
「きがかわっているがしかたがない・・・」
に変更されております。
テレビですからねえ・・・

残念。

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