帰省ラッシュ、ギリギリかわして
広島に帰ってまいりました。
新幹線の中、家族連れが多かった・・・
さて移動車中で金田一モノ短編集「悪魔の降誕祭」の残り2本「女怪人」、「霧の山荘」を読みました。
短編ですねえ。
霧の山荘は、とくに感想も無いですよ。登場人物の中のひとり「アロハの男」がいまひとつ輪郭がはっきりしない感じ。
同じ短編でも「貸しボート十三号」や「百日紅の下にて」、「車井戸はなぜ軋る」などといった作品が持つ、「読後の充実感」というやつは、まあ、得られないですよ。
女怪は論外。少しだけ、金田一を軽蔑する。
ミステリ小説でも現職刑事や検事なんかが主人公の物語ではゼッタイできない解決方法。
とまあ、いいところ無い感じではありますが、帰りの新幹線で読んだ「仮面舞踏会」はなかなかイイカンジ。
まだ半分くらいしか読んでませんが、少し期待できそう・・・
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