個人情報保護と子犬の保護
朝、フトンの中で2度寝しようかどうしようか悩んでおりますと、町内放送がかかってきました。
「○○さんの所の犬が迷子になっています。お見かけの人は○○様まで。電話番号は△×○・・・
その放送を聞きながら寝ぼけた頭で、
「ん?町内放送とはいえ、個人情報を流しても良いのだろうか?いや、本人の了承が取れているなら良いのかもしれない。しかしそもそも個人情報保護法の条文に、そのへんの範囲の中か外かは記述してあるのだろうか?○○さんの家にイタズラ電話がかかってきたらどうするんだろうか?・・・
と物凄くクダラナイ思考の迷宮をさまいながら、やはり2度寝しようと思い始めた矢先、突然耳元に響く坊っちゃんの声。
「しっこに行ってきます」
現実世界に帰ってまいりました。
坊っちゃんそんな事わざわざ寝てる私に報告しなくてもいいよ。
ま、おかげで目が覚めたからよかったよかった。
いや、よくないぞ。
○○さんのところのワンコたんはやく見つかってください。
飼い主を心配させちゃイカン。
描きかけの絵は、まだ坊っちゃんには内緒。牛歩戦術気味。
情報漏洩といえば、春になると、会社によく勧誘の電話がかかってきます。
「このたび○○について特別なサービスが始まりますので、ぜひ参加をご検討ください。内容は~中略~ぜひ調査を行いたいので御社の電話回線番号をすべてお教え頂けますか。このサービスにより~後略」
と長々、話しを始められるのですが、とりあえず聞く気が無いので、途中でさえぎって、
「電話で答えられる内容ではないので、紙を入れてください」
と答えて電話を切ります。
ちゃんとサービス内容とか契約内容とかを送ってくる会社もありますが、たいていは以後音沙汰無しなのです。
それでも食い下がってくる電話の人達に私はいつも言っております。
「なぜ、今電話でOKを出さなきゃならないのですか?」
「なぜ、直接あったこともない御社にうちの電話回線をすべて教えなきゃならないんですか?」
「なぜ、ほんの数分話しただけの御社に□□社(競合会社)の情報を漏らさなきゃならないのですか?」
流暢に話していた相手はたいてい動揺し、良くわからない理由を話し始め、やがて向こうから電話を切りたがるようになります。「もうちょっとお話しましょうよ」という私の話もそこそこに電話切ってしまわれます。
忙しい仕事中にこんなくだらない勧誘電話をかけてくるくらいなら、アンタも○○さん所のワンコたんを探せ!
無事、探し出したらアンタの会社を少しだけ信用する。
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