お嬢ちゃん走る
京都旅行から帰って来た夏侯さんから「戦豆(せんず)」というものを頂きました。
※未だ開封してないので、詳細はわかりませんが、推定『炒った豆』。
「日本の名城、旧跡を見て回る趣味」て、スケールでかいですね。
次の切り絵作品に生かされるのでしょうか?
ミニ知識:金閣寺は雨どいも金色だったそうです。
ともかくこれを喰らって、私も一兵卒として、野山を駆け回る事ができます(若干ウソまじり)。
しかしこれ、非常時の1食分なんでしょうか?
昔の人は、(こんなに綺麗に包まれてはいないと思いますが)こういう豆や干した米といった小さな食事を鎧の下に忍ばせて、戦場を駆け回っていたのでしょうか?
この食事で槍や刀を振り回せるんでしょうか?
昔の人は強さとはかなさを同時に心に呑んで色んなものと(戦争に限らず飢饉とか疫病とか)戦っていたんでしょうね。
私も負けずに走っていきたい。
時々歩きになってもいいので、諦めずに前にむけて走っていきたい。
ここまでは「走る話題」のための前振りです(えぇ!)。
坊っちゃんはヒョロっとして、ニョキニョキ背が伸びている最中なのですが、お嬢ちゃんの方は、少しムッチリしています。
フトモモのやわらかさにふれると、ささくれ立った心も溶ける。
頬のツルツルプニプニ感は、さわる者を深い睡眠へと連れて行ってしまいます。
しかしこのままではイカンと、嫁さんは昼間お嬢と家の近所まわりをジョギングしているそうである。
内容を聞いてみると、大人からすると大したコースではないのですが、2歳児には結構キツイ行程のようです。
「坂の町尾道、坂の町呉」
ですからね。
行程も高低もキツイわけです。(誰がそんな・・・)
先週の土曜日、昼から仕事に行く前に、お嬢のジョギングについていくことにしました。
(坊っちゃんは保育園なので今回の話には出番無し)
なんか、マッタリした散歩を想像していたのですが、嫁さんは始まるやいなや家の裏の路地をピューと走り去って行きました。
で、お嬢に気付かれないよう、物陰から様子を伺ってます。
お嬢はお嬢で跳ねるように走りながら必死で嫁さんを追いかけております。
ボヤっとしていたら、私もお嬢から
「おいで、ハヤクおいで!」
と怒られました。
途中、花壇の花を見たり、小石を拾ったりと寄り道が多いのですが、20分くらい走り回って帰って来ました。
(大人が走れば5分とかからない距離ですが)
嫁さんとふたりでお嬢をおいてけぼりにして物陰で見てると面白いこと面白いこと。
「マテー、コラー」
と言いながら、走って追いかけてきます。
お嬢ちゃん、2歳だというのに、言葉の選び方がウマイですねえ。
坊っちゃんが2歳くらいのころは、オウム返しがやっとだったんだけどなあ・・・
必死に走るお嬢を見て、いろんな事を教わりました。
肝心なことはいつも子供から教わります。
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