FF日記・23の巻「時の輪」
久しぶりですか?そして新年1発目のFF日記です。
意外な方から、「あれ、面白いよ」と言われると、涙が出るほどウレシイFF日記です。
あと、3回くらいで完結しそうな気が。
卵が先なのか、鶏が先なのか。 |
私はいつも攻略記事自体に特に脚色や状況説明をクドクド付けず、淡々と結果だけを書く事を心がけておりますが、ラスボス「カオス」に関してこのまま記事を書くと、その人物の存在についてかなり混乱を招くおそれはあります。
それほどカオスというラスボスは深い業を背負った混沌とした存在なわけです。
どのように書こうか、数日悩んでみましたが、やはりラスボスの攻略記事を書く前にその存在に対する説明は付けなければならないと思い、1個記事を挟む事にしました。
しかしストーリー的な事よりもデータ的に攻略記事を読んでいる方、ミステリーとして楽しみたい方もおられるでしょう。
そんな方は今回の記事を飛ばして、次回予定のラスボス攻略記事を読んでから再びこの記事を読みに来る方が良いかもしれません。
今回の記事は若干、蛇足気味です。
次回、24の巻「過去からの挑戦」をお楽しみに。次回、本当にラスボス攻略!
ラスボスの正体に関する考察は↓のリンク「続きを読む」以降に記します。
どうやってたどり着いたかは、次回の記事に譲って、とりあえず、ラストフロアに来ました。
ラストフロア中央の玉座に座り、こちらを待ち受ける見覚えのある男に話しかけましょう。
玉座の男
「覚えているか・・・?
コーネリア国一のナイトと呼ばれたこの私を・・・
今から2千年後の未来でお前達に倒された、ガーランドだ・・・!
確かにあの時私は倒された。
だがあの時、4つの力が私を救ったのだ。タイムトリップしたのだよ!
ここに来た私は
4匹のカオスを未来へと送り込んだ。
そしてまた、4つの力を使いお前達に殺される未来の私を
ここに呼び戻すのだ・・・
2千年の後、私の記憶は失われている。
だがまた私はここに戻るのだ!
お前達はここで永久に死に、
私は永久にいき続ける。
この私の作った・・・
無限の流れの中で・・・!」
彼はそう言って、巨大な魔王へと姿を変えます。
ちょっと待っておくれ。
彼の言動からすると、4匹のカオスに操られているような物言い。
4匹のカオスはガーランドの執念を買ったのかもしれない。
それでも話は通じる気はします。
しかし、この過去にいるラスボス・カオスが2千年の後、すべての力と記憶までも失って一国の騎士風情に成り下がっている理由はゲーム中ではついに明かされない。
能力の絶頂期が2千年前の状態で、時間の経過と共に、極端に消耗していく能力なのかもしれない。
だとすればなおのこと、4匹のカオスが本気なら、現代においてまだ未熟な光の戦士達(主人公達の事)にガーランドが倒されそうになっている時、ちょっとでも妨害すれば良い話。
現代から2百年後に予定通り蘇るマリリスを待って、ガーランドを傀儡として4匹のカオスの支配は完全な物になるはず。
でも4匹のカオスはそこまでは欲して無い。手ゴマとしての任務をまっとうしている感じ。
となると、ガーランドが4匹のカオスに操られているのではなく、カオスが4匹のカオスを過去から操り、2千年後、光の戦士に倒される自分をもコントロールして、
永遠に先に進まない2千年の時の輪の中をぐるぐる廻るだけを望んでいるような気がします。
この考え方はJoJo6部のラスボスの考え方に近いかもしれない。
あらかじめ知っておかなければ次の1歩が踏み出せないという点ではJoJo5部のラスボスもそうかもしれない。
FF1のラスボスとは、
「魔王になった青年」
なのではなく、
「青年になってしまった魔王が、過去の自分に呑み込まれる」
私はそのように認識しています。
| 固定リンク | 0
「ゲーム班-(FF1日記)」カテゴリの記事
- 妖精王に、俺はなる!(2013.12.26)
- FF日記・終わりの巻 「FF1をモンク4人でプレイしたら・・・」(2007.02.19)
- FF日記・27の巻「すべてのものに、輝きを」(2007.02.15)
- FF日記・26の巻「最終魔法」(2007.02.09)
- FF日記・25の巻「クォバディス」(2007.02.04)
コメント
力と記憶を無くす…老化ですか?2千年も経ってるし。カオス達も協力する気無くなったのかも。
カオスやー飯ゃーまだかいのー?
投稿: 夏侯 | 2007年1月11日 (木) 13時01分
夏侯さん今晩は。
2千年後のガーランドは、見た目は少なくとも威丈夫といった感じで、あまり老人ぽくはないんですが、記憶なくしてますからねー。
あの時のガーランドの敗戦の弁は
「いやぁおなかがすいて力が出ませんでしたヨ」
なんて言ってるんですかね。
遠くの方で4匹のカオスがいっせいに
「食ったジャン」
て、言ってそうです。
投稿: 早瀬五郎 | 2007年1月11日 (木) 20時22分