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2006年10月 2日 (月)

言い切ってしまう事が重要

左サイドバーにあるボトルキャップ改造ギャラリーがいつまでたっても2つなのはさびしいと思い、新たにひとつ追加しました
「あれ?あのライダーのシリーズは?」と思われてるみなさん。あれは13人揃ってから、13人プラス吾郎ちゃんの14人で作ります。
残り2人ですが完成予定は未定です。私の中に「よぉ~し乗ってきたー」という波が来るまでお待ちください。
なお重ね重ねお伝え致しますが、フォトアルバム機能の正しい使い方では無いような気がします。
でも私の性格上、旅行日記のような物は書かないと思いますので、「これでいいのだ」と考えてます。
Zm1002_01
ミクロマン改造のレンゲル君、少しずつではありますが、完成に近づいてまいりました。
物凄く手抜きで作ったわりには、暴走してしまったカリスと比べると、まとまり感があって良い。変に手を加えなくて良かった。
Zm1002_02
【暴走例】

ここ数日、意識的に短い文章を書こうと努力してみたのですが、読み返してみると長文ばかりのような気が。
思い切ってテンションの高い夜中に勢いだけで短く書き殴ってみた文章は、後で読み直して凹むほど、伝わりにくい文章になっている。
そもそも、もらったまま保留にしているバトンの回答も、ものすごい長文になってしまうため、削って削って削ってとやっていくうちに元の伝えたい意味から大きく離れ、また、少しずつ足して足してしているうちに長文。
そんなことをしているという時点で、文章として死んでいる。生きてない。自分で読む段階でも面白さなどカケラも無い。
極力贅肉を落として、予断を入れず、言い切り型で書く練習が必要な気がする。
これは何もブログ制作に限った事では無く、仕事においても、議事録作成などで要求される能力であるように思うわけです。

長文矯正シリーズ第2弾をやってみようかしら。前回の桃太郎から、少しは進歩したろうか?
題材は「ブレーメンの音楽隊」個人的に好きな、グリム童話の中の1編。

ブレーメンの音楽隊
老いた動物4匹が、盗賊屋敷を強奪。
深夜、様子を見に来た賊の子分を痛めつけ、追い返す。
子分から親分への報告
「屋敷は魔物にのっとられた。
暖炉から這い出してきた魔女はツメをふりかざし、
玄関に待ち伏せる"せ○し"の魔人がナイフで足を狙う。
庭の大男が丸太で殴りかかり、
屋根の上のいかれた裁判官が
『ココヘ、コイ、ココヘ、ツレテコイ』
と絶叫をくりかえす。
もうあの屋敷には近寄れない!」
邪魔者を排除した老動物達は、屋敷で暮らした。

おわり

ウワ・・・予想以上に長くなった。
ブレーメンの音楽隊の肝はラストの「暗闇で酷い目にあう子分の報告」と思っているので、ここはギリギリ削ってこんな感じ。
むしろ動物4匹の正体は明かされないほうが、想像が広がって面白い気がする。
子供の頃に読んだブレーメンの音楽隊は、4匹がタテ乗りで窓から脅しておわり。
だったんだけど、大人になってからグリム童話を読むと、この偵察に来た子分の勘違いの部分がゴッソリ抜けていることに気づかされました。
で、この抜けてる部分の方がはるかに面白い。
ニワトリの絶叫の誤解釈にたいする翻訳は苦労したのではないだろうか?
原書でどういう勘違いだったのかが気になるところ・・・。

にしても、面白さギリギリで省いていくのは難しいなあ。

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雑記2006」カテゴリの記事

コメント

なにが楽しいかって、文章いじりに持ってくるモチーフの意外さと、センスの良さですねー。
あまり知られていなかったストーリーの展開を盛り込みながら、きちんと物語の要旨がまとめられているのはすばらしいです。

これとは逆の話。
winの一般テキストファイルで、フロッピーディスク一枚分の容量の文章を書くと、おおむね文庫本一冊分の物語が作れます。

投稿: 嵐田雷蔵 | 2006年10月 2日 (月) 21時12分

嵐田さん今晩は。
うはー、お恥ずかしいですー。
なるべく箇条書きで書いて、つながりの部分だけ、かすかに詩的表現を加えてみる。
今回はソコにだけこだわってみました。
4段オチのようなお話ですので、まとめやすかったかもしれません。

>フロッピーディスク一枚分

なるほど、判りやすい目安ですねえ。
目安という事で言えば、実は私も記事を書く時、
「○行以内に納めるようにしよう」
という縛りを設けてますが、いつも余裕でオーバーしています(滝汗)。

投稿: 早瀬五郎 | 2006年10月 2日 (月) 23時47分

ブレーメンの音楽隊…
小学校低学年の時に読んだような記憶があるけど…
よく覚えていない。
当時は朝昼晩全てにおいて読書三昧だったんで、
読んだ内容が混ざり合ってて訳分からん。

>フロッピーディスク一枚分

シナリオテキストの修正、加筆、追加といった、
当時の記憶が呼び覚まされます。
辛い記憶だ…

ココログメンテで一度アポーンされたのを、
再度書き込むのは泣けるw

投稿: KKMD | 2006年10月 3日 (火) 02時37分

KKMDさん今晩は。
結構、自分の記憶の中で適当にフィルターかけられてる物事ってあるよね。
似たようなストーリーの小説は微妙に混ざるかもしれない。

>ココログメンテで一度アポーン

おや、そんな出来事が。
同じこともう一度書くのはシンドイですね。
消えたのかと思ったら2重投稿もツライです。
ココログは投稿した後投稿者から修正できないのが一番、不満だーー!(ZOXYDOLL風)
私、疲れてます。

投稿: 早瀬五郎 | 2006年10月 3日 (火) 20時27分

短くまとまった話と言うと・・・

有名な、ビンに入っている「ふりかけ」
一休さんのイラストと作品のあらすじとして

「一休さんはトラを屏風から出してくださいと言って殿様にほめられました」

とだけ書かれてます。(細かいところは覚えてないですがこんな感じ。)

いつみてもこれは笑えます。

投稿: Moonface | 2006年10月 3日 (火) 21時24分

Moonfaceさん今晩は。

一休さんのふりかけ好きですよ。
あのイラストの将軍さまのチョンマゲが「まつたけ」に見えてしかたありません。

あのイラストに
一休「将軍さまの頭にまつたけが~」
将軍「え~~~~」
と、勝手に台詞をつけて楽しんでます。

投稿: 早瀬五郎 | 2006年10月 4日 (水) 22時15分

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