ある日突然、叔父さんになった若者
事故による断水だとか事件だとか、我ながらカタイ話題が続くなあ。
これ以上連続してカタイ話題は危険だ!誰も見にこなくなる。簿記でひとつ記事を書こうと思ったのですが、後回しにして、読む人の肩の凝らないやわらか話題で行こう。となったら、やはり子供ネタですな。
あざといですね!
嫁さんには弟がいる。嫁さんは私より4つ年下だが、嫁さんと弟君も一回り近く年齢が離れている。
ウチの坊ちゃんが生まれた時、弟君はまだ20歳越えてなかった。
今時のティーンエイジャー(死後?)だった。
なのに、オジサンである。当人がどう否定しようが、オジチャンなのだ。
世の中には、にわかに受け入れがたい事実というものがあるよね。
でも弟君ゴメンね。面倒なんで以降我がブログに登場するときは、「叔父さん」名義で行かせてもらうよ。
その叔父さんは、基本的に無口である。ノリが悪いわけではなく、話しかければよく話すし、根幹は明るい若者である。
ただ誰とでも如才なく付き合うというほどでもないと思う。
ま、でもだいたい若者とはそんなものじゃなかろうか?あまりやり手営業マンみたいな老練な若者はかわいらしさが無いと思う。
しかし、叔父さんは、我が坊ちゃんのことは大好きなのである。
私もびっくりしたが、姉である嫁さんが一番びっくりしていた。
「子供好き?ヤツが?」
嫁さんの一言である。私も内心思った。
「キャラじゃない・・・。その人相風体なら『ウゼェな、あっち行けよ』くらい言っても不思議ではない」
だがしかし、叔父さんと、うちの坊ちゃんは、ほっておくとずーっと遊んでる。
坊ちゃんはともかく、叔父さんは本心から楽しそうである。遊んでる内容はミニカーを並べたり、レゴをつんだりしているだけなのに。
ある時、叔父さんがふと漏らしたことがある。
「この子がハタチ越えたときって、俺30過ぎてるよ・・・」
心の中で、何を突然そんな当たり前の足し算を・・・と思いかけて、やっとわかった。
叔父さんは、一緒に連れまわせる遊び友達が欲しかったんだ。ヤンチャな遊びが出来る近い年代の同性の親戚が欲しかったんだ。
そういえば彼には、従兄弟にあたる存在がいないんだよなぁ・・・。
そう考えると、ウチの坊ちゃん嬢ちゃん両方と、よく遊ぶが、やはり坊ちゃん寄りのような気がする。
叔父さんかわいらしいところあるじゃん。ウチの坊ちゃんが19、20歳くらいになったら、色々ヤンチャな遊びを教えてやってください。
それは、私も止めないよ。
男の子にはねぇ、そんなヤンチャなアニキが必要なんですよ。
でもそのころは名実ともにオジチャンになってるとは思うけど・・・
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コメント
弟さんの気持ち分かるなー。私も、姪っ子が生まれるまでは子供が苦手でした。
でも身内の赤ん坊ってのが可愛くて可愛くて、それ以来よその子とも仲良く接することが出来るようになりました。
「人生において必要なときに師は現れる」
という信念を持ってるんですが、私にとって姪っ子も「師」の一人ですね。
投稿: あっかー | 2006年8月30日 (水) 18時58分
あっかーさん今晩は。
やはり、そういうものなんですねえ。
近しい存在、自分より弱い存在を得て、皆優しくなっていくんですよね。
叔父さんは多分、自分の子が出来たら、またもう一段階変貌すると思います。
>「人生において必要なときに師は現れる」
きれいな言葉ですね。
じわじわ沁みてきますよ。ちょっと泣きそうなくらい。
良い言葉教えていただきました。ありがとうございます。
投稿: 早瀬五郎 | 2006年8月30日 (水) 19時37分