インターンシップの学生 海外編
今日は、入国管理局に行って来ました。
「ジツハ ワタシ ガイコクカラ ハタラキニキタ デスヨ」
ウソです。私はメイドインジャパンです。
ウチの会社はインターンシップに力を入れておりまして、県下の大学、専学、高校、中学等、要請があれば、学生さんを引き受けます。
学校によってまちまちですが、だいたい2~3人の学生さんが、3日から1週間くらい、ウチの会社まで来て、お仕事体験をして帰ります。
これがたまに、海外の大学から申し出があり、こちらの場合は本格的です。
まず、1年ほど日本に留まって仕事をすることになります。国内学校のインターンシップと違い、期間が長いので、それなりの仕事をしてもらいます。
3年ほど前にも、2人、海外のインターンシップ学生を受け入れましたが、彼らの仕事がある程度の利益をウチの会社にもたらしたのはナカナカ想定外でした。
ポテンヒットて感じです。
今回も2人、海の向こうの大学院生が、単位取得をかけ、やって来ます。
エライなぁー。私が学生のころは、そんな向学心は無かった。遊びたいだけのバカ者だった気がする。
・・・私のことはともかく、まず彼ら学生さんたちは向こうの大使館でビザを取得しなければならず、そのためには、在留資格認定証明書が必要になります。
在留資格認定証明書の交付申請は、受け入れ期間が行わなければならない。
よって私が本日「在留資格認定証明書交付申請」を行うため、入国管理局へ行ってきたわけです。
3年前にも経験済みですが、「在留資格認定証明書交付申請書」を提出する以外に、登記簿謄本はいるし、直近の決算書もいるし、雇用契約書の写しは2ヶ国語分必要だし、
「受け入れ理由書」なんて書かなきゃならないしと、用意する書類は多岐にわたります。
で、取り合えず、質疑応答も難なくこなし、提出した書類はすべて無事受理されたわけですが、ここから審査になんと1ヶ月近くかかります。
受け入れるにあたり、先月くらいに一度入国管理局インフォメーションセンターに相談に行った時にも言われたのですが、
今、現在在留資格認定証明書を交付するための審査には、かなり時間がかかるそうである。
なぜ、そんなに、異国の人の入国に厳しくなったのか?
広島はつい最近、外国人労働者による、残酷で痛ましい事件があったばかりなので、
「適当に外人さんを入国させてはいかんよ」
とばかりに外人さんの入国、滞在には厳しいらしいんです。
一人の人間の身勝手な行動が、まじめな勤労学生さんたちにもマイナスな影響を与えている。悲しい話ですねぇ。
2重にやりきれないです。
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コメント
そういえばいたなあ…
中国から来て会社来ないでパチンコ屋でバイトしてて
ばれて強制送還されたやつw
すげー懐かしいっすわwww
飲み屋関係のダンサーも今は厳しいみたいで、飲み屋が
寂しいですw
投稿: KKMD | 2006年9月 3日 (日) 01時29分
KKMDさん。続けて今晩は。
あの時はねえ、一般の労働者だったでしょ。
最近は真面目な学生さんしか引き受けないようにしてます。
国が変わると常識も変わるんで、いろいろ考えさせられます。
投稿: 早瀬五郎 | 2006年9月 3日 (日) 01時46分