この世の中に無い物を作る。
当ブログは、「私の玩具改造日記+ちょっと日々思うこと」のつもりで始めたわけですが、
(多分リンクさせて頂いた方々も、そう思われていたんじゃないかと)
玩具改造のこと、ほとんど書いておりません。
意外と、玩具改造以外で書きたいことが大量にあったわけです。玩具改造はいつでも記事を書けるので、後回し気味にしている部分もあります。
とはいえ、そろそろ、造形日記的な部分も展開していきたいと思います。
少しオタクくさい記事にはなりますが、ノーマルな人も、グイグイついて来てください。
むしろ、こういう事にまったく興味の無い人こそ、グイグイ来てください!
私のネット上造形友達の皆さんの間では、「早瀬五郎といえばボトルキャップ」が定説になっていると思います。
キャラの立ち方としては、理想的です。競合がなかなかいないというのも良いような、悪いような。
しかし、私だって、大きな物も作れますよ!という事をアピールしたかったのです。
作るなら、仮面ライダーなんですが、リンクさせて頂いているE.M.TさんのようにS.I.C改造でライダーを作る人は、意外に大勢います。
しかも猛者揃いです。勝てません。
-少し毛色の違うことをやらないと目立たないぞ-
-今現在、世の中にない立体物を作ろう-
完全オリジナルで仮面ライダー作れば、目立つかしら?しかし私には、オリジナルを構築する脳みそが無い。
そうモヤモヤと考えていた時、スーパー戦隊ロボカタログに掲載されていた、嵐田雷蔵さんの、オリジナルライダー「GENESIS」のプロットに目がいったわけです。
「これは良い。この重厚感がたまらない。平成の世の仮面ライダーたちに無い、昭和の骨太感がある。」
そう思うやいなや、
「作っていいですか」
「いいですよ」
と嵐田さんから許可をもらい、早々に作り始めたわけです。
まず、フリマにて投売りしている、ソフビ仮面ライダークウガをゲット。
可動モデルにもしたかったので、間接で切り離し、市販のボールジョイントを埋め込みました。
何も考えずボディを作っていて、気づくと「ビール腹イダー」になっていたので、盛りなおし、削りなおし(^^;。
どんな人形であれ、やはり目が命なので、大きさ、位置決め等、嵐田さんとキャッチボールで詰めていきます。
白い色は田宮・高密度エポキシパテ、黄色の部分は田宮・即乾エポキシパテ。
それぞれ、強度、エッジにあわせて使い分けます。
この「GENESIS」は実はメットバイザー付きライダーです。
透明フード・・・透明プラ板からヒートプレスするしかないですね。
プレス型を強度を考えミリプット・エポキシパテ(うす緑色の部分)で作成。
プラ板を直火であぶって(良い子はマネしちゃダメ)やわらかくなった所で、プレス型に押し付けます。
製作中のアクシデントを考え、バイザーは5個くらい同様の物を作っておきます。
しかし、その透明バイザーを「良い形」に整形しようとして、次々破損。
カッターで切り出しては割れ、ヤスリで削ってはヒビ割れ、
最後に残った1個も顔に固定している最中に、ヒビが・・・
気を取り直して再度作ろうと、型に押し当てたら、型まで割れてしまいました。
旅に出ます。
日を改めて、型を補修して、再度プレスしなおしてバイザーはなんとか出来ました。
調子に乗って、複眼プレス型も作り、複眼の透明カバーも作りました。
しかし、複眼はともかくバイザーはどうも顔面との沿いが悪いので、他の部位の進捗を見ながらまた作り直そうか思案中。
そんなわけで、現状。
ここでちょっと別な物を色々作っておりましたので停滞しております。地味ーに進んではいますが、作り始めたのが今年の2月頃ですからねえ。
嵐田さんもさぞかし呆れておられる事でしょう。
ここで記事にしたのは、自分にプレッシャーをかけるためです。よーし、今から久しぶりにモールド彫刻とかしてみよう!
今回記事を書くにあたり、プロットの詳細とか、頂いたデザイン画等は掲載しませんでした。嵐田さんに許可もらってないですしね。
なんらかの嵐田さんのフォローを期待しつつ・・・
この記事の第2弾、第3弾をご期待ください!(←という自分へのプレッシャーです)
・・・ブログってやはり、色んな物事を整理するのに、便利ですねぇ。
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