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2015年9月29日 (火)

ガンプラ改造の本ではなかった(棒読み)

↑それはスクラッチ・アンド・ビルド
 
去年の秋くらいから、趣味の読書をいっさい辞めてたんですが、受験も終わったってことで、了ク夕ガワ賞受賞作を読んでみました。
 
スクラップ・アンド・ビルドです。
Zm150929  
火バナとこれと、どちらにしようか悩んだんですが、1ページ目を立ち読みした時の火バナの読みやすさ面白さと、この作品との比較。メディアでの両者の取り上げられ方の差などを考えて、こっちにしてみました。
了ク夕ガワ賞受賞作を選んでるあたり、「雑兵とマジョリティ」て感じですが、その2作で選ぶなら少しは「皇帝のマイノリティ」でありたい。双吉さんよりも、あの作家さんの「誰と戦ってるんだかわからない孤高な感じ」が好き(若干あの作家さんに失礼じゃね?)。
 
まあ、それはともかくスクラップ・アンド・ビルドですよ。
私が1年間、読書しなかった渇望からなのか、読みやすい良書だったからなのか、長文を読む能力がこの1年で成長したからなのか、よくわかりませんが、一晩で読み切ってしまいました。いやーサクサク読めた。
 
内容は、
無職28歳、就活も、試験勉強(行政書士)も、恋人とも微妙な男が祖父(認知症)の介護を引き受けて以後、自らの主義に基づき、あるいは迷走しながら黙々と任務を遂行していく
というお話。
 
私は面白く読みましたが、どうなんですかねこれ。読む人によって感じ方が凄い変わると思います。
老人介護が主題のようにも見えますが、いろんなものを取り払ってみると、これはイデオロギー闘争かと思います。ゆるやかなネガティブと、攻撃的ポジティブの戦いのように見せ、時にネガとポジを逆転して見せたりという過程が、こっけいに描かれ飽きさせない。
 
勢いはあります。
 
冒頭数ページしか立ち読みしてない火バナを引き合いに出すのは間違ってますが、私の主観では、あっちがエンタメ、こっちが純文て感じがします。
 
本職のケアマネであるうちの妻が読むとどういう感想になるのかも、気になるところ。
 
とりあえず、火バナの方も近日読みたいと思います。
火バナも、1ページ目のあの感じだと一晩で読めそう。

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コメント

>「誰と戦ってるんだかわからない孤高な感じ」
これ、すごく分かるなあと思いました^^
この人、最近バラエティー番組によく出てるので、何故なんだろうと考えてます。
それも同時受賞者の話題がいったん落ち着くのを待って出てきた感じが・・・。
同時受賞者へのライバル心なんでしょうか。
やっぱり戦ってるんでしょうか^^;

投稿: かもねぎ | 2015年10月 1日 (木) 11時32分

かもねぎさんこんばんは!
火バナの人のフィーバーが少し落ち着いたあたりで急に出始めましたよね、あのひと。
出版社的には、
「まず火バナは買ってよね。そのあとこの人の本も買ってよね」
っていう【順番露出戦略】なのかもしれません。同時に出ると、埋もれる可能性もありますし^^
大変失礼ながらあの人の、誰と戦ってるか、ヘタすると本人にもわかってない感は非常に好きです。
おそらく・・・ライバルすらも通りこして、見えない巨大な何かと戦っているんじゃないかと思います。
毒キャラっぽい発言、迷走感、疾走感のすきまからにじみ出てくる善人ぽい空気が、私の中でジワジワ来てます^^

投稿: 早瀬五郎 | 2015年10月 2日 (金) 00時44分

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