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2011年1月25日 (火)

ジャップ警部カメオ出演

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アガサクリスティーさんの「秘密機関」を読みました。夫婦探偵トミー&タペンスのデビュー作です。
トミーが20代前半、タペンスも確か文中で19歳て書いてあったような。
若いですねえー。すでに先に読んだ「親指のうずき」あたりではトミーもタペンスも老境にさしかかる年齢でしたので、なおさら感慨深いものがあります。従僕のアルバートに到っては「少年アルバート」ですよ。年月を感じます。

あらすじ【秘密機関】
お金を手っ取り早く稼ぎたい若い娘タペンスと復員兵トミーは「冒険家商会」を立ち上げる。最初の依頼から紆余曲折してふたりは、国家を転覆させるに足る機密情報が書かれた書類を持って失踪した『ジェーン・フィン』なる女性を探さねばならなくなった。トミーとタペンスは政府の要人カーター氏や王室顧問弁護士ジェームズ卿、若き大富豪ジュリアスや偶然出会ったエレベーターボーイ、アルバートらと協力して、国家転覆を企む謎の傑物ブラウン氏を追う。

見てください、

この支離滅裂なあらすじ。

そして言わせてください。

「トミー&タペンス物は最高」

あらすじを見ておわかりの如く(わからない可能性の方が高いですが)チームプレーによるスパイ大作戦風のジェットコースター小説です。

登場人物にグラディスがいたということすら霞む本編の面白さ。
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個人的には、若き大富豪ジュリアスが好きです。

付近に聞き込みにまわる足として自動車が必要という話になるとロールスロイスを買ってくる若き大富豪ジュリアス。
客船の沈没事故に遭って記憶喪失の女性に同様のショックを与えれば記憶が蘇るかもという話になると、客船と潜水艦とエキストラを用意してもう一回沈没事故をやってみましょうと提案する若き大富豪ジュリアス。

とにかく若き大富豪ジュリアスが大好きです。あいつ面白すぎる。金持ちすぎる。
そしてどの小説でもトミーかタペンスがピンチに陥ると、口笛を吹きながら現れるアルバートも大好き。
※トミーかタペンスかどちらかが何者かに背後から殴られて昏倒、監禁はこのシリーズのお約束です。
秘密機関:トミーが殴られ昏倒、監禁
NかMか:トミーが殴られ昏倒、監禁
親指のうずき:タペンスが殴られ昏倒、監禁
運命の裏木戸:未読、楽しみで仕方ない早瀬五郎

ついにトミーとタペンスの冒険は最終作運命の裏木戸を残すのみとなってしまいました。読みたいんですけど、読んでしまうと次がなく、寂しい。

引き続き、「マン島の黄金」、「ブラック・コーヒー(戯曲版)」とサクサク読んでいきたいです。

 

続きを読む以降は備忘録。

残り40本ーー♪

06:邪悪の家
09:三幕の殺人
12:メソポタミヤの殺人
14:もの言えぬ証人
15:ナイルに死す
22:ホロー荘の殺人
28:鳩のなかの猫
29:複数の時計
30:第三の女
31:ハロウィーン・パーティ
33:カーテン
34:ブラック・コーヒー
46:スリーピング・マーダー
50:運命の裏木戸
53:謎のクィン氏
55:死の猟犬
56:リスタデール卿の謎
58:死人の鏡
59:黄色いアイリス
60:ヘラクレスの冒険
61:愛の探偵たち
62:教会で死んだ男
63:クリスマス・プディングの冒険
64:マン島の黄金
65:ブラック・コーヒー(戯曲版)
68:蜘蛛の巣
70:海浜の午後
73:チムニーズ館の秘密
74:七つの時計
75:愛の旋律
77:未完の肖像
78:なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
83:死が最後にやってくる
84:忘られぬ死
85:さあ、あなたの暮らしぶりを話して
88:バグダッドの秘密
89:娘は娘
90:死への旅
91:愛の重さ
96:フランクフルトへの乗客

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