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2010年11月 2日 (火)

「使い込まれてる」と「ただ汚い」は違う

ブルチェックさんの造形が完成するまでには塗装技術を磨いておきたい私です。
前回、タミヤの塗料を交えながら、油絵の具のオリーブグリーンとローアンバーでフィルタリング(透明層を1枚かさねる)を行ったわけですが、
Zm101102_00

今回はそこに、故意的にムラを発生させていく手法の練習。

ドッティングって言うそうです。表面にじかに油絵の具を置いていき・・・
Zm101102_01

溶剤をしみこませた筆でゆるくなでていきます。
Zm101102_02

画像ではシナバーグリーンとアイボリホワイトで行ってますが、適宜ウルトラマリンやローアンバーなども点々と置いていきます。
各色均一にまざらないようにするのがポイントなんですが、これは難しいです。
狙ったムラになかなか出来ない。その分予想以上の『美しいムラ(変な日本語)』が出来たりもするのですが・・・

やりすぎるとローアンバーとブラウンのピンウォッシュ(スミ入れ)が目立たなくなりますので、もう一度「ビッシャビシャ」のブラウンでスミ入れ。もうボタボタたれるくらいの希釈具合で(多分プラスチックでやったら砕けるだろうなあ・・・(´-`))。
Zm101102_03

そしてまたドッティング。
楽しくて終わらないのですが、適当なとこでやめます。
この状態だと、海底から引き上げられたようにも見えますね。
Zm101102_04
ドライブラシじゃ出ないなあ、この味。

ここからチッピングという作業に。

たとえばこんなのや、
Zm101102_04a

こんなのや、
Zm101102_04b

こんな感じの塗装の剥がれを
Zm101102_04c

塗装で表現しようというわけです。

塗装の剥がれなのに塗装で再現。面白い矛盾です。

色はタミヤエナメルのつや消し黒とつや消し茶色を微妙に混ぜながら。
なるべく色んなサンプルを見ながら、均一にならないように施していきます・・・というのは簡単なんですが、フト気が付くと均一になっちゃってるんですよねえ・・・
Zm101102_05 つや消し黒とつや消し茶色の量次第で単純な剥がれからサビ付きかけまで。

書いたり消したりしながらとりあえず完成。

ついでにレインストリーク(雨だれ表現)のため、つや消し茶色を溶剤で薄めて本当に流していきます。
Zm101102_06

この状態で一旦乾燥を待って、溶剤を含ませた筆で、気持ち残し気味にふき取っていきます。

Zm101102_07

だいたい、ウェザリング工程としては、こんなもんでしょうか。
Zm101102_08

ホントはここから泥汚れ作業に入るわけですが、それはジオラマとセットでないと意味ないように思いますので、ジオラマ組む気がないかぎりはやりません。

フラットな汚れひとつない背景に立ってるブルチェックが泥だらけっていうのは、1枚の画像として変だと思うのです。

が、しかし作業自体は楽しいので、このテストモデルに対しては泥汚し作業してしまうかもしれません♪

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