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2010年1月 2日 (土)

あなたはその島へクリスマスツリーのような格好で行きますか?それともコサックダンスの格好で・・・

記事タイトルには何の意味もありません。
昨年末にクリスティーさんの「ベツレヘムの星」を読み終わり、昨日「象は忘れない」を読み終わりました。
どちらも押し出しの強い作品でした。

あらすじ【ベツレヘムの星】
クリスマスに向けてクリスティーさんが書いた数編の詩と数編の童話、また短編をまとめたミニブック。
クリスマス・・・というか、キリストの生没にまつわるお話。
ベツレヘムの星とは、
クリスマスツリーのてっぺんの星かざりのこと。

Zm100102_01

クリスティーさんの新作は当時クリスマスに発刊されてました。
「クリスマスにクリスティーを」というコピーもあったようです。
その中でもこのベツレヘムの星は異色作だと思います。
詩に関しては、私は詩的センスは皆無ですので、「読んだ」というだけです。
短編は流して読むには内容がつかみにくく、童話(てか寓話?)も聖書をある程度知っていないと苦戦する模様。

聖書の内容、ホントに詳しくないんですよねえーー。キリスト教に造詣の深い人には楽しめる本かもしれません。
スティールボールランの大統領なら深い感銘を受けるかも…

評価外と言う感じです。いや、私に評価する資格は無いわけです。

問題は次のポアロさんの作品です。
あらすじ【象は忘れない】
今よりはるか前、崖の上で夫婦の死体が発見された。死因は銃殺。ピストルは夫の持ち物。
不審者の目撃情報も無し。当時の関係者は100%の納得は出来ないものの、夫婦の自殺と断定した。
忘れなければならない事実だった。殺された夫婦が隠し通したかった真実の愛の物語がそこにはあった。
Zm100102_02

これは問題作じゃないだろうか!!
面白かったです。

犯人が誰?ということではなく、なぜ崖の上で夫婦がピストル自殺しているような見え方になっているのか?
そこに至る過程を推理してください!という小説です。
ちなみに物語の中に象は登場しません。
象は忘れない生き物。人間は忘れることが出来る生き物なのだが、まれに象のように出来事を忘れない人間もいる。そういう人間を探し出して、当時の真実を捜査するという意味のタイトルです。

今度ばかりは私も、何も書けない!そんな状況。
何を書いても、すごいネタバレになりそうなんですよねえ・・・
(フィクションであるということを念頭において)美しい夫婦愛でした。

それだけに、最後の数ページ、被害にあった夫婦の成長した娘の独白は不要!
最後の数ページが無ければ私の中でベスト10に入る傑作です。
このへんは個人個人の感じ方の違いですのであまり気にしないでください。
とにかくみなさん、機会があれば読みましょう。

クリスティー作品の中にはまだ埋もれた名作が多数あるようです。

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コメント

またまた本をいろいろ貸してもらいました。ありがとうございまーす!某の星を途中まで読みました。薄いからすぐだなぁと思ってたら、この内容。年中神楽と平家物語で、神や仏でパンパンの脳にこの内容・・。パンクしそうです。先に象さん読みます。

投稿: 夏侯 | 2010年1月 5日 (火) 12時35分

夏侯さんこんばんは。
休み中に読んでいたものを一気にドウゾ!
ベツレヘムの方はペラッペラの文庫でサッと読めるかと思ったら、歯ごたえあるでしょう??
象さんのほうがサクサク読めるはずです。
こちらもお借りしてる宮部さんの上巻いよいよ読み始めました。
これは多分サクっと読んでしまいます!

投稿: 早瀬五郎 | 2010年1月 5日 (火) 19時37分

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