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2009年10月27日 (火)

そろそろ董卓を善人主役に仕立てた小説を読みたい

↑領民のことを第一に考える義の人董卓が・・・ムリだな。

Zm091027_01
切り絵師にして歴女の夏侯さんからお借りしていた忍者本2冊読みました。
「忍者のすべてがわかる本」の方はいかにもPHP文庫から出そうなタイトルですが、実際PHP文庫出版です。
もう一冊の「歴史グラフィティ・忍者」の方はなんか、ついウッカリ3年くらい借りていたような気がしますが、上記PHP版を読んでいて、電撃的に思い出してあわせて読み倒しました。夏侯さん、長々お借りしててすみません。銀英伝も借りっパでごめんなさい。

さてその2冊の忍者本ですが、内容的にはどちらも「忍者の解説」もさることながら、サラリーマン処世術みたいな趣きもあり、見た目ほどは肩の凝らない面白い読み物でした。

続いてやはり夏候さんからお借りしていた「呂布」という本を読み終わりました。
Zm091027_02
やはりPHP文庫から(以下略)

いまさら呂布に関して言うことは無いですが、読む前の感覚として
「あの悪役呂布主役で1冊本が書けるものかどうか」
というところが、非常に興味深かったです。いざ読んでみると実際、ヒドイ人生ですね、呂布。
もちろん、玉璽ーニスト・袁術地味地味皇甫嵩なんかで1冊小説を書くよりははるかに起伏に富んだ内容には違いないのですが・・・
※袁術、皇甫嵩ファンの皆様ごめんなさい

呂さんはとにかく裏切って裏切って、むしり取って、ちぎり取って生きてきた人ですからねえ。主人公に向いてないですよ。

基本的に物語の主人公は読み手から共感を得られなければ意味がありません。
・丁原、董卓という2度にわたる養父殺し(1回目は馬欲しさ、2回目は美女欲しさという理由もヒドイ)
・曹操が劉備と闘っている隙に手薄な曹操の領地を強奪。
・劉備に客人として迎えられ、留守を守るかと思いきや留守中に劉備の国強奪

どう美化してもツライ。
が、しかし1面でしか捉えられなかった三国志演義の世界が、色んな書き手によって色んな角度から取り上げられるのは面白いことです。
Zm091027_03

呂布はどうしても主人公として美化しきれなかったところがありますが、高順と陣宮が(呂布に対して)何の邪心も無い「イイ人」だったので救われます。陣宮がいい人の小説なんてはじめて見ました。

こういうスピンオフ物の小説を読んでいるとやはり、劉備がえげつない悪役の小説を見てみたいですねえ。曹操や孫権(&兄&父)を主役にしても、劉備は完全な悪には仕立てにくいですか?
あ、献帝を主役にして、全武将を悪役にすればいけるかも?
献帝が主役という時点で読んで面白いかどうかは別ですが、これなら桃園3兄弟も、さぞや悪人として描きやすいことでしょう。
のらりくらりと「わざと負け」「泣き強奪」の劉備、追撃を許さない関さん、汚れ仕事担当張さん、無言の殺し屋趙雲、すべての詐術を正攻法に見せかける孔明。

ゆがんでますな、私もw

まじめな話、徐庶主役の小説は読みたい!!

ちょっと間が空きましたが、秋の夜長につき、クリスティーシリーズに戻ります。
まずは「魔術の殺人」から。マープル物はそろそろコンプリートが見えてきました。


流れ的に関係無いですが、小学館の「小学五年生」「六年生」休刊になるそうです。うへぇ

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