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2009年7月14日 (火)

読書整理

気付いておきながらほったらかしにしておりましたが、クリスティーさんの作品かなり読んで参りましたので、感想記事を雑然と書いていくだけでなく少し整理しようと思います。
読んだ順ではなく、ハヤカワ・クリスティー文庫の背番号順に並んでおります。


08:オリエント急行の殺人
11:ABC殺人事件
13:ひらいたトランプ
20:白昼の悪魔
21:五匹の子豚
24:マギンティ夫人は死んだ
25:葬儀を終えて

38:予告殺人
40:ポケットにライ麦を
42:鏡は横にひび割れて
43:カリブ海の秘密

49:親指のうずき
52:おしどり探偵

76:シタフォードの秘密
79:殺人は容易だ
80:そして誰もいなくなった
86:暗い抱擁
95:終りなき夜に生れつく

1番から30番台までがポアロさん長編で、ついで40番台後半までがマープルさん長編
40番台後半をトミー&タペンスの4本が埋め、51番目から短編集
60番台後半以降は戯曲集、ノン探偵、非ミステリー、恋愛小説、自伝と続きます。


ポアロシリーズはまだ「ナイルに死す」とか「アクロイド殺し」といった大作、問題作を自分へのご褒美に残してあります(笑)。

さて、ただ並べただけでは面白くないので、私なりに評点をつけてみます。
(個人的評価ですので、あまり参考になさらないでください。そんな意見もあるよね~くらいで留め置きいただければ)
10段階評価とか、百点満点とか、こまかく分かれていても見る人が迷うだけですので、ザックリとA、B、Cの3段階くらいでいきます。

A「評価外」私なんかが評価するのもおこがましい、燦然と輝く名作。疑いの余地なし。
○オリエント急行の殺人
○ABC殺人事件
○鏡は横にひび割れて
○親指のうずき
○そして誰もいなくなった
○終りなき夜に生れつく

う~ん、さすがの作品群ですねえ。あまりほかの作家さんのミステリではお目にかかれないような、超絶トリッキー&掟破りな犯人達ですが、それでもその犯人の泣ける動機や悪魔になり切れず犯行が露呈していく様は読んでいて泣けてきます。
「終わりなき~」と「鏡は横に~」はもっと広く一般に知れ渡ってもいいはずだ。

B「面白い」⇒実質上記のAと変わらないのですが、個人的な好みの部分でわずかに劣る感じ。Aにランクされる作品が無ければ間違いなくトップ。
○ひらいたトランプ
○五匹の子豚
○マギンティ夫人は死んだ
○葬儀を終えて
○予告殺人
○ポケットにライ麦を
○殺人は容易だ

A評価外というのは今後もめったに付けません。したがって何か読むにつけ、ここにランクされる作品が増えてくるはずです。
それにしても傑作ぞろいですねえ。A評価の作品群さえなければ・・・
ケンシロウさえいなければラオウは・・・
キン肉マンさえいなければロビンマスクは・・・
アイオロスさえいなければ双子座のサガは・・・
そんな感じです。Bランクだから大したことないんだろうと思わないでください。ロビンにタワーブリッジかけられたあと、ラオウに正面から殴られて飛散しているところをサガのギャラクシアンエクスプロージョンが直撃。それくらいの衝撃作品群です。

C「普通」⇒凡百の小説と比べ文句なしに面白いのですが、クリスティー作品の中では順位が下がる作品。残念。
○白昼の悪魔
○カリブ海の秘密
○おしどり探偵
○シタフォードの秘密
○暗い抱擁

いわゆる一般的な「読んで面白い作品群」はココです。犯人を隠蔽するギミック一発勝負的なところもありますが、うまく機能しています。

評価待ち(未読)
○スタイルズ荘の怪事件
○動く指
○バートラム・ホテルにて

ちなみに「Cランクの普通」より劣るいわゆる「駄作」「なんじゃコレ」みたいな作品にはまだ出合ってないです。
横溝さんの金田一シリーズなどにごくまれにある「なんじゃコレ」というのが無いのはクリスティーさんのすごいところ。

「動く指」は、だいたい3/4を読み終えたところです。昨夜約400ページ中289ページ目にして、やっとマープルさんが出て来ました。

「よ!真打登場!」

と、夜中に叫びそうでした(あれ?早く寝るはずでは?)。
このままの面白さをキープしてしまうと、A評価外がまた出てしまう・・・困った・・・

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