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2008年8月29日 (金)

インド人を右へ 完結編

昨日の米国特許のお話ですが、全然別件で国際特許事務所の弁理士さんとお話する機会がありましたので、素直に聞いてみました。

米国特許の権利保持期限は付与後17年。1995年に改正があり、権利保持期限は若干のびて出願後20年になってますが以前の案件へ遡及はしないそうです。
※付与後→出願後の変更は結構重要

米国特許庁検索データベースで調べると、その問題の特許は1987年出願(しかも枝出願)。1988年成立。

1984年の親出願から数えるまでもなく、一番足の長い1988年から17年数えても2005年に権利は切れてます。

道理でネットニュースは2004年の記事なんですね。
それ以降、訴えられたとか、賠償金を払ったとかその手のニュースが無いわけです。

このブログをゲームメーカーさんが見ているとは到底思えないですが、今から開発する分に関してはアメリカで販売しても大丈夫そうです。

※絶対大丈夫という保証をするものではありませんよ。ホントに「アメリカンドリームを・・・」みたいな事を考えている人はしかるべき人に相談してください。訴訟とか裁判などという物は、時節や事の大小で変わりますから。

なお、特許には「モノの発明」「方法の発明」の2種類があり、くだんの特許は方法の発明。
なので、ゲーム開発用の開発エンジン(これはモノの発明)が2005年以前に作られていたとしても、無問題。

非常にストライクゾーンの狭い、誰も興味の無い話題ですが、理不尽な権利主張に泣く事もないようで、よかったですね。

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